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2008-04-30 15:39:01

4月30日(水)晴れ『花をかう日』

テーマ:アニマシオンの本

 4月30日(水)晴れ『花をかう日』

 漢字を教えるコツというものはあるのだろうと思う。2~3年生が山だと思う。基礎基本になる漢字がそろうからだ。それに、この時期の子どもの興味関心がまっすぐにそこへ向うからだ。その時に、ドリル的に反復訓練で覚えこませようとすると、それも喜んでやるのだが、漢字学習というものは記号のように覚えるものだという観念がしみついてしまう。ちょうど九九や足し算引き算を百ます計算で追い込むのと同じだ。

 4年生なると、突然に煩雑な漢字が並ぶ。系統化するのは非常に難しい。配置する人自身がそんなことは考えなかっただろう。それでも、面白くする方法はないかと考えている。そうして一日が過ぎる。

 さて、5月に入る。この季節にぴったりの読み物。あまんきみこ作『花をかう日』(味戸ケイコ絵、ポプラ社、1999.6、1,300円)。私はお姉ちゃんの誕生日のお祝いに花を買う。目の見えないお姉ちゃんにはすてきなにおいの花がいい。お店を出てくると、おねえちゃんが盲導犬のシェピィと一緒に向こう側の歩道を渡ろうとしている。途中失明のお姉ちゃんにシェピィが来た。そしてやっと外に出ることにしたのだ。大丈夫だろうか。気がつくと、おかあさんが少し後ろをついて来ている。でも、ぼうっと影のように。でも、安全に渡ったら、お母さんの影は消えていた。足をけがして寝ているお母さんの心が心配でくついてきたのだろう。私はお姉ちゃんの後を追いかけた。「あとは、わたしに、まかせてね。」と。

 突然失明した姉を抱えてとまどう家族、そして、盲導犬に励まされて外に出る勇気を得て一歩をふみだす日の喜び。すてきな絵本だ。あらためて紹介しておきたい。
4.30花をかう日

2008-04-29 21:03:56

4月29日(火)「永福小でビオトープ祭り」

テーマ:ダイアリー

4月29日(火・休日)晴れ「永福小ビオトープまつり」

 孫あり君の杉並区立永福小学校の保護者有志による「ビオトープ祭り」。若い父母が「学校支援本部」に結集して楽しい活動で子どもを応援している。昨年に続いて今年もお手伝いに参加した。安藤さんというリーダーが朝早くから綱を張り、ブランコを作り、かまどを構えて準備万端整えてくれている。笹本さんというお母さんがビオトープの方を準備してくれて、50人ぐらいはいたのだと思うボランティアの保護者を仕切って、楽しい一日を作ってくれた。私はロープの綱渡りとタイヤブランコの担当として一日を過ごした。女の子の方が活発に楽しんでいた。かなり疲れた。永福小は校舎と校庭を囲む周りの敷地が広くて、大きなけやき、畑、裏庭がある。十分な木陰がある。そこを利用してこういう活動ができる。日頃のボランティアによる手入れがしっかりしているからこそ、できる活動だと思う。感心しつつ、疲れてしまった。私のような祖父の参加がもう一人おいでになった。不思議と祖母の参加はなかった。母親の参加は多いが、「おばあちゃん」はこんなことより自分の楽しみに時間を費やしたいのだろうな。他のボランティの場面に比べて不思議な感じがした。
4.29永福

2008-04-28 14:12:31

4月28日(月)晴れ「企業の社会貢献」

テーマ:ダイアリー

 428日(月)晴れ「企業の社会貢献=ボランティア」

昨日、パイオニアが聴覚障害者のためのコンサートを聴きに行った。これを毎月続けている。もう50回を数えるようだ。すごいことだと思う。娘たちのピアノの先生であった日色敏子先生と日フィルメンバーのコントラバス・松本茂さん、トロンボーン。伊波さんが出演するコンサートが行われるというので聴きに行った。目黒の本社ビル1階ホールを会場にして、シンプルな、暖かい広場ができている。聴覚障害者のためにはスポンジクッションの中にバイブレーターを仕組んで振動によって音響を伝えるようになっている。障害者の方の参加は20名ほどで恒例の方が多かったようだ。それだけ楽しみにしているのだろう。一般参加が60名ぐらい。私も腰につけて聴いてみた。なんだかマッサージに行ったときの電気マッサージ器のようだった(失礼)。終わって、会場の傍らで伊波さんにトロンボーンの管を握らせてもらって流される音楽を聴き入る男性の姿が印象的だった。ちょうど、15年ほど前、朋子応援団で霧多布・下元牧場コンサートに行って、茶内中学校で演奏会をした時に、中学生たちがいつまでも松本先生を囲んでコントラバスの演奏について触りながら話がつきなかった姿に重なった。

リーダーは「社会貢献部」の女性事務局長Yさん。休日にボランティアで24名の若い写真の皆さんが準備~片づけに汗を流していた。終わって、打ち上げにまで参加させてもらったが、片づけて飲み会にそろったのは終了後1時間30分あまりたっていた。それを見るだけでも参加させてもらった甲斐があるというものだ。次の機会5月はシャンソン、そして6月は打楽器マリンバ。第4日曜日の午後。無料。ぜひ、このブログをご覧の方は出かけてください。ただし、会場準備の都合上、あらかじめ連絡を。Fax・03-3495-4428パイオニア本社「身体で聴こう音楽会」宛て。会場はJR目黒駅西口3分。
4.27身体で聴こう音楽会

2008-04-27 10:50:50

4月27日(日)曇り「ピアノさんの引っ越し」

テーマ:ダイアリー

 427日(日)曇り「ピアノさん、さようなら!」

 いずみ、あかね、みどりの三人娘がほぼ30年、お世話になったピアノにお別れした。ある小学校の廃棄処分となる予定であったグランドピアノをもらいうけて使ってきたのだが、調律師の方もまだ十分に使えるものだということだった。この後は水戸の若い女性がピアノを教えるのに使ってくれるというので元気に働くことになった。専門の運送屋さんが3人で来て、1時間ほどの作業で2階からクレーンを使って運び出した。手慣れたものだ。プロの仕事だと感心した。ちょっと空白が生まれた。これから1年間かけていろいろと改修して「高期医療時代」に備えていく。

 午後からは、その三姉妹のピアノの先生・日色敏子先生が日フィルのメンバーと共に参加する聴覚障害者のためのコンサートに行く。これも楽しみだ。こういうバランティア企画が広がっていることがすばらしい。ぜひ多くの人が聞きに来て、支援の輪を広げていきたいものだと思う。
4.27ピアノ引っ越し

2008-04-27 10:40:37

4月26日(土)「学びの会」2つ

テーマ:ダイアリー

426日(土)曇りのち雨「学びのWA」&「学びをつくる会」

 午後から「学びをつくる会」だった。前半に、中学年向きの読書への案内となるアニマ依存を行った。若い人たち10名対象に、10冊の本への導きと1冊の本の推理とを組み合わせたアクティビティを行った。その後で10年目をこえた石井先生が楽しい学級スタートの工夫を話してくれた。

 夜は、「学びをつくる会」だ。雑誌『教育』2月号の佐貫浩先生の「習熟について」の論文をもとに議論した。若い研究者の大日方さんがまず全体の組み立てや内容を概説し、段階論的な展開が混在した形の矛盾などを指摘した。参加者からは基礎知識~習熟~表現への段階的三角形の図式や、百ます計算の提唱者である岸本裕史氏への評価などをめぐり活発な意見が交わされた。とても刺激的な議論になった。いつもはとてもやさしい大日方さんが、研究者としてのきびしさ、強さを見せて、一同、新鮮な感動であった。

2008-04-26 10:08:25

4月25日(金)「朗読ミュージカル」

テーマ:ダイアリー

425日(金)晴れ「朗読ミュージカル」

 午前中は川越の帯津病院へ3カ月定期健診。写真は川越の大好きな酒屋。鏡山酒造のお店。若い丁寧なご主人が好きなお酒だけを並べている。店内でいい酒を30~450円で一合飲ませてくれる。昨日は高知の「無手無冠」。しっかりとした腰でしかし飲み越しがいい。場所は蔵のある通り(バス停「仲町」の角)、山崎美術館の入り口側の通りの並び)。

 夜は、日本橋三越劇場で「朗読ミュージカル」。脚本家・演出家で児童文学者である山崎陽子さんの作・演出による華やかな、しかしシンプルな舞台だ。もう大フアンになってしまって毎回観にいっている。今回の目玉は、『いのち愛づる姫』。バクテリア、ボルボックスからミドリムシ、魚(たい)まで、生命のもとはすべて一つの細胞から始まった(いのちの平等)をじつに愉快に擬人化して語るのだ。バクテリアは飛脚、ボルボックスが江戸のきっぷのいい若衆、ミドリムシが京女・・・こんな具合だ。これを二人の歌手が演じ分ける。2部は、「ある娘の話」「おぼろ月夜」「ひとりも愉し」。森田克子さん、大野恵美さんの独り舞台に酔いしれて帰った。『いのち愛づる姫』は山崎陽子・中村桂子作、堀文子絵。藤原書店、1,800円。高学年~中・高校なら自分たちでこれに習って新しい脚本もできるのではないだろうか。
kawagoe

4.25朗読

2008-04-24 16:39:25

4月24日(木)曇り&雨「4年の漢字」

テーマ:ダイアリー

 424日(木)曇り&雨 「4年生の漢字」

 友人の学校で、4年生に漢字の授業をさせてもらった。(写真は「漢字辞典」三省堂)。4年の漢字200文字をじっと見ても、いったいこの200文字がどういう系統で、あるいはどういう必然性をもってここに配列されたのかが少しも浮かんでこない。1~3年生の漢字はそれなりに(ほとんどは)理解できる。それで4年生自身の感じ方を知りたいと思ったのだ。これから習う200文字に、だいたい読めれば○、どうもわからない×をつけてもらった。ほぼ全部が○という児童も数人はいる。逆にほとんど×という子もいる。だから勉強するわけだ。その中で、バツが集中している漢字は何か、どういう共通性があるかがわかれば、教え方もわかってくるというものだ。これから、その分析をしようと思う。

 仲間分けや50音表分けを少しだけやった。漢字の仲間分けは部首だと思い込んでいるので、その裏をつくとおもしろい。そのうち、わかってくる子がいておもしろかった。復習には使えると思う。いつか、どこかのワークショップでやってみようと思う。

 雨が降ったりやんだりの不安定な一日だった。体調を崩す子も多いだろう。
4.24漢字辞典

2008-04-23 17:32:02

4月23日(水)『星を釣る人』

テーマ:アニマシオンの本

423日(水)晴れ『星を釣る人』

 明日、友人の学校で4年生に漢字の授業をさせてもらうことにした。漢字をどう興味深く教えていくことができるかを考える上で、4年生の実際の反応が知りたいからだ。3年生についてはまとめてみたので、これも何回かやらせてもらおうと思う。今は、ゲストティーチャー大歓迎の時代ではあるが、たまに担任の人はオーケーでも校長先生が「年間計画にない」「無計画だ」などということで拒否されることもある。

 さて、5年生ぐらいにお薦めの絵本。みついただし作・絵『星を釣る人』(新風舎、06.102050円)。釣りの好きな男の子・コーセイが帰り道、林の中の古い灯台を見ると、雲の間から小さな光がポツンポツンと灯台に向かって落ちていく。行ってみると、おじさんが空に向かって釣竿を投げている。「星を釣っているのさ」と言うのだ。夜、こっそり出かけて、一緒に星を釣る。町で「ほしくずや」をしているそうだ。ちょっとおしゃれないい物語だ。男の子にもこういうファンタジーがほしい。おしまいは、こうだろうなと思うような結びだが、広がりのあるストーリーだ。絵もいい。

 明日の漢字授業シート作りでばたばた。
4.23「星を釣る人」

2008-04-23 12:39:14

4月22日(火)晴れ「”おそれ”グループ会議」

テーマ:ダイアリー

422日(火)晴れ「“おそれ”deアニマシオングループ会議」

 アニマシオンクラブ5月例会は、「おそれ」をテーマにした開発的なワークショップ。夜、その準備会議をした。テーマの立て方はなかなかいいと思う。今日の社会は、恐れ、不安、恐怖に支配されている。それをうまく利用してもうけている人間もいるわけだ。テロ・戦争への不安をあおるのがそうだし、「老後」への不安から保険を宣伝するのもそうだ。

 しかし、アニマシオンではただ不安をあおればいいというわけにはいかない。怖い話を集めてもしょうがない。「恐怖の味噌汁」とか「悪魔の人形」とか・・・!? それで、次第に深刻になって、9時までコーヒー一杯でねばったが、便秘のような気持!一番怖いのどうも、例会の日が迫っていることだ。一応、私と海保先生とでなんとかやろうということになったが・・・。

 終わって、しばらくぶりに金指先生と二人、綾瀬で飲んだ。もう20年余り通った店だ。娘さんもお店に出るようになった。

2008-04-21 16:55:05

4月21日(月)アグネス・チャン『小さな命からの伝言』

テーマ:アニマシオンの本

4月21日(月)曇り&晴れ  アグネス・チャン『小さな命からの伝言』

 必要があって、いくつかの本を読み返している。10代に読んでほしい本ということで選定しようとしている。その一つ。

アグネスさんは歌手であり、タレントであり、教育学博士であり・・・、他方面に活躍しながら、子どもを育てることにもしっかりと向き合いたいと働く女性の環境のあり方にも行動を通して発言してきた。そして、ユニセフ協会大使として困難に向かっている子どもの現場を訪れてそれを日本の茶の間に伝えるように活動している。陰気で自分のことが好きになれない女の子であったが、ボランティアに誘われて障害をもつ子どもたちと交流するようになって「誰かを少しは幸せにしてあげることができる」という思いから「ちっぽけな殻から飛び出すことができた」。そして、支援募金を訴える昼休みキャンペーンの音楽活動が認められて歌手としてデビューする。その後、エチオピア、タイ、スーダン、ティモ-ル、フィリピン、カンボジア、イラク、モルドバをまわった、その生々しい状況を書いている。

いつもいつも、「何もできない自分」を痛感しながら子どもを抱きしめては泣いている。その素直な文章が共感を生む。以前に読んだものだが、あらためて感動した。やはり中学・高校生ぐらいにはぜひ読んでほしいと思う。(新日本出版社、04.121,300円)
4.21アグネス「小さな命」

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