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August 29, 2006

Blog/SNSもNotes/Dominoも。。。。

テーマ:Blog vs Notes/Domino

以前にも書いている話題かも知れませんが、また書いておくことにします。


というのも、最近、Notes/Domino関係のBlogも増えてきて、IBMerの開催する物(ある人に言わせると、「御用Blogger」)、それ以外の在野?Bloggerも増えてきています。


ただ、これがNotes/Dominoの辿ってきた道を再度辿らないとも限らないと思うのは私だけでしょうか?


私もBlogを始めて1年数ヶ月、毎日のように記事を書いてきた訳ですが、時には話題が尽きてかけなくなる場合もあります。


他のBlogでも、公開当初は勢いで書かれていても、そのうち更新がなくなってしまうことだってあります。


これは、Notes/DominoがCollaborationを定着させようとして歩んできた道と同じと思えるのですが、Blogの場合はもっと状況が違うのかも知れません。


Notes/DominoはCommunityを作って、作った人が苦労してそこを運営していくわけですし、昔のBBSも優秀な運営者がいないと長続きしないというのは皆さんもご存知というか、経験されてきたことではないでしょうか?


所が、Blogというのは非常に簡単に「個人」が作成でき、個人が自分の意思で記事を書くわけです。


つまり、「個人」にかなりのモチベーションがなければその場を維持することは困難になるというのがBlogの特徴かも知れません。


BlogにもComment機能があり、Collaborationの一部を担う訳ですが、あくまで、主/従がはっきりした世界というのがBlogであり、対等なDiscussionを行うというのがNotes/Dominoなどの掲示板の世界かも知れません。


つまり、Blogというのはあくまで個人の持ち物であり、その人が去ればその世界はなくなってしまうわけで、Notes/Dominoを代表とする掲示板は人に依存しないCommunityを構築しているのかも知れません。


どちらも、Communityとしての存在を維持していくことは大変なことな訳ですが、掲示板の世界の方が、主役が居なくなれば、次の主役が現れ、Communityを維持していくという力が働くかも知れませんが、Blogにはその可能性は全く(というといいすぎでしょうか?)なく、主役が去れば、Communityとしての存在もなくなるのかも知れません。


Blogも個人の知識を発信し、それをWebという公開の場に残すという役割で、知識を残すことに貢献はするでしょうし、個人の情報発信を加速する手段としては非常に優れているのでしょうが、Community育成という観点ではもうひとつ足りないのではないかと思います。


この状況を考えていると、ふとあることに気がつきました。


Blogというのは、そのSpaceやContentsが個人の所有物になっている訳ですが、掲示板(Community)は参加者共同の所有物であり、ある個人が所有している訳ではないということです。


ここにGive & Takeの世界がある訳で、BlogはどちらかというとGiveの世界がほとんどだということです。



Community機能として知識を集めるということを中心に考えるなら、掲示板ということになるのではないでしょうか?



こういうことを書くと、最近はWeb検索Engineが優れていることから、Blogのように個人の所有物であっても検索は可能で、バラバラなBlogであっても知識をうまく集めることは可能だろうという意見もあることでしょう。


BlogであればTrackbackを用いて他人の意見を参照しながら話題を展開して書くこともできるから、立派なCommunity機能になりうるという考え方もありますし、その意見にも一理あることも確かだと思います。



しかしながら、Blogは個人のSpaceを脱しきれないのも事実であり、今後どのように活用していくか?というのも重要かも知れません。


SNSもBlogとは少しは異なりますが、本質的には同じではないでしょうか?



もしかすると、真のCollaboration、真のCommunityを実現するのはNotes/Dominoを代表する掲示板の世界なのかも知れません。


そこを運営するために、幾多の困難があったとしても、真のCollaborationを実現するために、我々はもう一度その世界を見直さなければならないのかも知れません。



自分が書かなくても維持されていく世界、それが本当のCollabrationの世界なのかも知れません。

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March 24, 2006

社内Blogを考える -5-

テーマ:Blog vs Notes/Domino

<話題の履歴>


社内Blogを考える -4-

社内Blogを考える -3-

社内Blogを考える -2-

社内Blogを考える -1-



前回は、社内でBlogを採用する場合について考えて見ました。


今回は、実際に社内でBlogを運用する場合について考えてみたいと思います。



その前に、なぜ、Blog/SNSの世界はこのように広まっているのか?ということを考えることも重要ですが、それについては、「社内Blogを考える -3-」 でも紹介した通りです。


つまり、Blogというのは、「匿名だから広がっている」、SNSというのは「友人にしか見えないから広がっている」ということも出来る訳です。


しかし、そのBlog/SNSの広がりというのは非常に恐ろしいくらいの速度になっているというのは、「爆発的に広がるBlog/SNSの世界をどのように活用する ? -1-」 で紹介した通りです。



「社内Blogを考える -3-」 でも紹介しましたが、Notes/Dominoでも同じことを経験してきた訳です。



以前ここで紹介 しましたが、実際にIBM社内でNotes Clientを使ったBlogを展開しているという経験談が書かれているBlog があります。


その中で、暫く運用をしてみた結果として、「[社内ブログ] ブログ・ポータルの功罪」 という記事が掲載されています。


ここでは、結局「普通のDiscussion DBに成り果ててしまった」と言われていますが、これはまさに「社内Blogを考える -3-」 で紹介した内容そのものだと思います。


原点は、「どうすれば、情報発信しない人の知識を集められるか?」ということになるのではないでしょうか?


以前の私の記事では、「会社の中で有益な情報は誰が持っているか?、その人たちの有益な情報をどうやったら引き出せるか?」をもう一度考え直そうと書きましたが、それを考えないで目新しさだけで社内Blogを運営したとしても、失敗に終わってしまうかも知れないのです。



「[社内ブログ] ブログ・ポータルの功罪」 で紹介されている事例は、色々な社内のNotes/Domino DBの制約条件から、一つのDBで運用しようとしたところからBlog/SNSの特徴を奪ってしまったのかも知れません。


それについては、「[社内ブログ] ブログポータルを改善する」 で紹介されています。



「Collaborationを活性化するために」という命題を考える場合、「個人とその思考、行動パターン」を重視することが重要かも知れないのです。



世の中の「個人とその思考、行動パターン」にフィットして広がっているのが、Blog/SNSの世界なのかも知れないわけです。



Blogというのは、匿名で書けることが重要で、自分が誰だか世の中にわからないから、家庭の事情などを書き綴るわけですが、これによって、一般人の興味を引く(悪い言い方をすると、読者の野次馬的な部分を刺激する)のだと思います。


つまり、「Netの中で、本当の自分ではない虚像としての人物として語れる」というのが重要で、それがその人を開放された状態にしてくれるということなのでしょう。


これと同じことを実現するのは、実名を使う限り無理だということを理解しなくてはなりません。


しかし、社内で運用するBlogに匿名を採用することはあまりないのでしょう。


IBMにもテスト的に運用されている社内Blogが存在しますが、そのBlogも匿名ではなく、実名となっています。



では、SNSとしての役割を考えた場合はどうでしょうか?


SNSの特徴として、自分を招待してくれた人には日記が公開されますが、それ以外の人には公開しないこともできますし、SNSのMember全員に公開するということもできます。


SNSは匿名で登録することも可能ですし、実名で登録したとしても、自分の知人以外には公開しないということができることにより、自分のSpaceを独立した物として保つことができるというのが重要なのでしょう。


これは、人間の行動とか思考と同じで、人間は自分の範囲というのを定義していて、自分の範囲に入らせる人間とそうでない人間を分けていると思います。


つまり、日記の公開範囲によって、人は日記に書く内容を知らず知らずのうちに制限しているハズです。


それが、自分の独自の領域に他人を踏み込ませないための防御策ですから、行動として仕方のないことでしょう。


では、先ほどのBlogで紹介されていた例を考えてみると、Memberになったとたんに全てのCommunityのMemberに自分の存在も記事も全てがOpenな状況になるわけです。


これは、人間の持っている自分の領域を守るということから反してしまいます。


多分こういうことが、「普通のDiscussion DBに成り果ててしまった」という言葉に凝縮されているのでしょう。


本来、BlogやSNSというのは、個人ごとに独立したSpaceを用意することが重要で、BlogやSNSを支えている根本的なものはその考え方だと思います。


独立したSpaceに、RSSという技術を使って、Space間をつなげていくというのが、Blog/SNSの発想ではないでしょうか?



Notes/Dominoであっても、DBを分けてやれば独立したSpaceを作ることは可能です。


単一DBであっても、Readers制御であたかも個人のSpaceのように見せることも可能ですが、Readers制御するとDBのPerformanceが悪くなりますので、多くのMemberを同一DB内に収容することはできないでしょう。


Performanceを考えて、DBに複数のBlogを収容し、全員に見えるようにしてしまった時点で、従来のDiscussion DBと何ら変わりがない物になってしまうということも事実です。


これが、このBlog で紹介されている社内Blog失敗の原因だと思われてなりません。



社内Blogを運営するということは、単にBlogを作るということだけでなく、目的を考えて、敢えて匿名を採用することも重要なのかも知れません。



<続く>




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March 23, 2006

爆発的に広がるBlog/SNSの世界をどのように活用する ? -1-

テーマ:Blog vs Notes/Domino

以前、「BlogとNotes/Dominoの共通点?」 で紹介させていただいた時点では、このAmeba Blogも25万人程度という状態でした。


あれから1年も経たない現時点で、ここAmeba Blogだけでも100万人に達しようとしています。


以前紹介した「総務省の調査」 では、2005年3月末で335万人、2007年3月末に782万人(2倍強)に達すると予想されていましたが、Ameba Blogだけを見ると、1年弱で4倍に膨れ上がったことになります。


他のBlogサービスまでは調べ切れていませんが、現時点で既に総務省が予想した2007年3月の数を確実に上回っているのではないかと思えます。


また、最近では、各社がPHS事業から撤退する中、PHS事業で奮闘しているWillcomが公式SiteとしてPHS向けのBlogサービスを開始 したようです。


将来的には、W-ZERO3やPCへ対応していくようです。


更にSoftbankによるVodafone日本法人の買収とYahoo Japanとの提携 により、携帯向けコンテンツサービスは更に変貌していくのではなかいと思えます。


それ以外にも、UsenとLivedoorとの提携のNews は最近の話題ですが、この中でも携帯まで視野に入れたServiceの提供が強調されています。


このような流れの中、Blog/SNSというのは、従来のPC中心の世界から、携帯やPDAといった世界を取り入れ、更に爆発的に広がっていくのではないでしょうか?


皆さんもご存知のように、現在提供されているBlog/SNSサービスでも、携帯からMailを使って記事や写真を投稿することはできますが、今後は携帯やPDAのBrowserを使って行うことが主流になるように思えてなりません。


その尖兵のようにWillcomがW-ZERO3というPDA機能とPHS機能を持ち、Windows Mobileが使え、PCのWeb Browserにより近いBrowserを搭載した端末を発売し、PDAマニアからは爆発的な人気を得ているようです。


私の友人などでこの端末を使っている人もいて、電車の中や宴会の席でもBlog/SNSで楽しんでいる人もいます。



話は変わりますが、皆さんもご存知のように、こういう世界は、Notes/Dominoも経験してきたことです。



社内でPCでの利用に留まっていたNotes/Dominoは、Replicationという機能を生かし、携帯やPHSが一般的でなかった1990年代後半頃からISDN回線などを使ってMobileしている人もいました。


特に当時のLotus社員やNotes/DominoのPower Userの皆さんが、Lotusのセミナー会場などでISDNが使える公衆電話を順番待ちしていた光景が思い出されます。


更に携帯やPHSが一般的になると、どこからでも携帯やPHSで接続してReplicaしたり直接DBを覗いたりすようになりました。


今では、携帯やPHS、更には無線LANのHotspotでNote PCを広げて仕事をされている光景はちっとも珍しくはなくなりました。


その後、携帯やPHSに簡易Browserが搭載され、携帯やPHSからも直接Notes/DominoのMailやDBを使いたいという要求が強くなってきました。


IBMはWebSphere Everyplace Access(WEA)という製品などを提供していますし、他社からも様々なSolutionが提供されています。


かつて、DominoでもDomino Everyplace Access(DEA)という製品もありましたが、今ではWEAに一本化されています。


また、企業が提供するSiteの中にも、AccessしてきたBrowserを判断して、それに適したPageを提供するような所もあります。



このような中、今後はどのようになっていくのでしょうか?


仕事上の情報は益々広がりを見せているBlogやSNSの世界から得ることもあるでしょうし、企業が提供しているSiteから得ることもあるでしょう。


最近では、様々なSiteがRSS対応を行ってきており、RSSに対応したBrowserを利用していると、自分の興味のある内容をいとも簡単に情報収集することができます。


MicrosoftのInternet Exploreは、まだRSSに標準では対応していませんが、Firefox BrowserやYahooなどのPortal SiteではRSS対応を行っていますので、RSS登録するだけで簡単に購読が可能なのです。


Dominoで構築するWeb Siteも今後RSSに対応することも非常に重要になってくるのではないでしょうか?



実際、以前紹介したDominoで構築されているBlog TemplateもRSSの機能を取り入れています。



これまで、Notes/Dominoを語る際に、情報はPushかPullかという観点で語られることが多かったと思います。


私はどちらかというと、Notes/DominoはPull中心でPushはよほど重要でない限り抑えるべきだと思っています。


Notes/DominoもPull文化を定着させるために、購読の機能を搭載していたり、昔はNotes Tickerというのもありました。


それにもかかわらず、これまで、Push文化が全盛で、Pull文化というのは定着させるのが大変だからとという理由で放っておかれていたのではないでしょうか?


皆さんの会社でも、毎日のように会社の様々な部門からのお知らせMailが届いていることでしょう。



しかし、これだけ情報が様々なところから発信されるようになると、PushによるMailでの情報配信はUserをMailの洪水の中に招き入れるだけとなってしまい、そのお陰で生産性が低下してしまうことも考えられる訳です。


また、昔からあった新着情報のMail配信によるお知らせも、RSSの出現により、少なくなってくることでしょう。


事実、Notesの次期VersionのHannoverでは、Mailや関連する情報も含めActivity Centricな環境を提供すると言っていますし、MicrosoftもSNARFという技術 でMailの中の人間関係を把握して効率よい処理ができる環境を目指しているようです。



今後は、Mailで送られてくるPushの情報やWebなどで収集するPullの情報を含め、如何に効率的に自分が必要な情報をその中から探り出していくか?、有用な情報を探し出すための方法を如何に提供するか?ということが重要になってくるように思います。



今回はとりとめのない話になってしまいましたが、Blog/SNSの世界を見ているだけで、様々なことが考えられる訳です。


Blog/SNSというのは、これだけ広がっている以上、今後無視できないMediaとなることでしょうし、企業の情報発信やUserとの対話にもBlog/SNSの世界が活用されていくかも知れません。



Notes/Dominoを利用し、運用している我々も、こういった状況を知り、それを如何に活用していくかを考える時期なのかも知れません。



<続く>


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