June 27, 2016

膨大な容量に膨れあがるMail DBへの対処方法? -9-

テーマ:Technique
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前回は、Archive Plicyの適用/除外を行い動作の検証を行いました。

今回は、もう少し、Archive PolicyのArchive条件の動きを検証してみます。


というのは、前回の評価では、Archive条件は以下のようになっていました。

Server_Side_Archive_41

ここで気になっていたのが、期間の指定とView/Folderの指定はAnd条件なのか、期間は無視されているのか、ということです。
設定Formの条件の書き方では判断がつきません。

では、この設定を変更して、1日以上経過したものという設定に変更します。

別のUserからArchive対象となっているUserにArchive条件に一致するMailを送信し、Server ConsoleからArchiveを実施します。

> load compact -A mail\
[0AF8:0004-0F24] 2016/06/06 06:41:20 Archiving documents from mail\administ.nsf (Administrator)
[0AF8:0004-0F24] 2016/06/06 06:41:20 Archiving documents from mail\siwama.nsf (Shinya Iwama)
[0AF8:0004-0F24] 2016/06/06 06:41:20 Pushing mail\siwama.nsf to archive\a_siwama.nsf
[0AF8:0004-0F24] 2016/06/06 06:41:20 Pushing mail\siwama.nsf to archive\a_siwama.nsf
[0AF8:0004-0F24] 2016/06/06 06:41:20 Archived mail\siwama.nsf, 0 documents were archived and 0 were deleted
[0AF8:0002-1374] 2016/06/06 06:41:22 Database compactor process shutdown

上記のようにArchiveされている文書はありません。
MailのArchive対象のViewを参照すると、Mailは残ったままになっています。

Server_Side_Archive_42

これで期間設定と、View/Folder条件の設定はAnd条件で効いていることが分かりました。

何故、こんな試験をしてみたかと言うと、Server Sideで自動的にArchiveを行う設定を実装するにあたり、Userによっては、数日はMail DBに残しておいて欲しいという要望もあるのではないかと思ったからです。
特に、e-Mailなどが監査のために上司に送付されるような運用をされている会社の場合、基本は上司が部下が送付したe-Mailを確認する義務がある訳で、直ぐにArchiveしてしまっては、わざわざArchiveを開いて確認する行為はしないのではないかと思われるからです。
Archiveはあくまで後で確認する必要が出た場合のBackup的な意味合いです。
また、直ぐにArciveしてしまったのではUserが削除する時間が無くなってしまうというというのも理由の一つです。

あと、前回評価を忘れていましたが、UserがMail RuleでJunk Mailに分類した場合もArchive対象になるように設定していますので、これも試してみます。

まず、Mail Ruleを設定して、条件に当てはまるMailをJunk Folderに分類するように設定します。

Server_Side_Archive_43

この状態で、別のUserから幾つかのMail(Junk条件に合うもの、Archive条件に合うもの、それ以外のもの)を送信します。

これで以下のように、Archive対象のUserにMailが届きます。

Server_Side_Archive_44

Server_Side_Archive_45

これで、Archive条件設定を、猶予期間なしに設定してServer SideでArchiveを実行します。
結果は以下のようになります。

> load compact -A mail\
[06FC:0004-0EC0] 2016/06/06 21:48:58 Archiving documents from mail\administ.nsf (Administrator)
[06FC:0004-0EC0] 2016/06/06 21:48:58 Archiving documents from mail\siwama.nsf(Shinya Iwama)
[06FC:0004-0EC0] 2016/06/06 21:48:58 Pushing mail\siwama.nsf to archive\a_siwama.nsf
[06FC:0004-0EC0] 2016/06/06 21:48:58 レプリケータは 4 文書を archive\a_siwama.nsf へ mail\siwama.nsf から追加しました
[06FC:0004-0EC0] 2016/06/06 21:48:58 Pushing mail\siwama.nsf to archive\a_siwama.nsf
[06FC:0004-0EC0] 2016/06/06 21:48:58 Archived mail\siwama.nsf, 4 documents were archived and 4 were deleted
[06FC:0002-0F14] 2016/06/06 21:49:00 Database compactor process shutdown

これで、Junkに分類されたMailとCopy Mailと判断されたViewに分類されたMailがArchiveされたことが確認できました。

実際にiNotesから確認しても以下のように期待通りのArchiveが行われています。

Server_Side_Archive_46

Server_Side_Archive_47

これで今回の設定が意図した通りに動くことが分かりました。

Mailが膨れ上がって大変な状態になるような場合には、Server SideのArchiveを活用するのも良いのではないかと思います。

Mailというのは今では無くてはならない存在になっていて、GMailを筆頭にIBM Smart Cloud Notesなど膨大なMail容量を提供するCloud Serviceは増えています。
しかし、CloudのSecurityが心配でIn Houseの運用を続けているUserも多いと思います。

そういうUserを管理するIT部門としては、DominoのServer SideのArchiveを活用するのも一つの解決策かも知れません。

皆さんも、もう一度、自社の環境を考えてみてください。

<終わり>
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