社内Blogを考える -1- | Lotus Notes/Domino (R) をこよなく愛して。。。。

社内Blogを考える -1-

Softbank Publishing社が毎週発行しておられるMail Magazineの IT Infra Weekly の記事(Back NumberのSiteが直ぐに更新されないので7/22のMail Magazineは、まだ参照できないようです)にも紹介されていましたが、Business Blogが注目を集めだしています。


事実、お客様に訪問しても、掲示板という言葉ではなく、Blogという言葉が当たり前のように使われるようになってきています。


IT部門としては新しい技術(というのか流行というのでしょうか?)を取り入れて社内の活性化を図りたいという意図もあるのかも知れません。



しかし、ここで一番重要なことが欠けているように思えてならないのです。



掲示板や個人のBlogライクなSiteというのは別にNotes/Dominoだってできるわけです。



IT Infra Weeklyの飯田恭子氏も述べておられますが、Notes/DominoのDBもBlogも「箱」、あるいは「器」でしかないのではないでしょうか?



「箱」だけを用意したところで全く意味はなく、「器」の中に料理を盛ってくれる料理人を育てずして、IT Technologyを変えただけでは、また失敗することでしょう。


Notes/Dominoの情報共有という思想は、Blogであろうと何であろうと今後も生き続け、それが個人の知識の情報発信であるかぎり、情報を出す/出さないという個人の考え方、そういった土壌を作り上げる企業風土、情報発信した人を評価する評価制度、といったことが、今後も課題になり続けるのだと思います。



社内のBusiness Blogを検討する前に、もう一度Notes/Dominoが社内で使いこなされているのかを考えてみる時期かも知れません。




<続く>