国際ボランティアセンター山形(IVY) カンボジア便り

特定非営利活動法人 国際ボランティアセンター山形(IVY)、カンボジア駐在員のブログです。


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二度の延期後、14日、とうとう市場での販売が開始されました! これまでイベントや配達、販売店への卸しなどを通して首都での販売を行ってきましたが、市場に1年間分のスペース使用料を払い、これから毎日組合の野菜を販売します。これまでは野菜を渡して終わり、でしたが自分たちの店舗を持つとなると野菜の陳列棚の設計からプロモーションまで全て私たちがやらないといけません。ところで陳列棚ってどうなってるんだっけ?っという感じでまったくの素人の私たちがやるので正直危なっかしい。。この時代なんでもネットで調べられるので非常に助かりましたが。。
前日に早速プロモーションのポスターをはりつけたトラックがスバイリエンから野菜と組合員3名をのせて到着。持ってきた野菜は約270キロでなんと40種類!みなさん、ずいぶんはりきりましたね~。

国際ボランティアセンター山形(IVY) カンボジア便り


初日の朝。にぎわう市場ではものめずらしさもあって朝の買い物客が「スバイリエンの野菜だって~」と立ち止まっていきます。テレビ撮影、写真撮影、そして市場ではかなり斬新的斜めの陳列棚に値段プレート。しかしそういことより台所に立つ女性たちの目はやはり商品に。真剣な目で見定めます。なんだなんだと野菜の前には人だかりができることも。いくら店舗がかっこよくても客がつかずにつぶれていくのがビジネスの世界。それはカンボジアでも同じです。これからは野菜にがんばってもらなければなりません。


(M)



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組合としての正式登録も無事完了したスバイリエンの出荷組合。

9月から細々とプノンペンの市場へ卸しを始めていましたが、とうとう現事業期間中(3月まで)にプノンペンの市場に自分たちの店舗を持とう!ということになりました。

IVYとしてもプノンペン事務所を設置し、マーケティングマネジャーを一人配置。しかし事業終了がせまるなか、なかなか順調にはことは進みません。

まずはせっかく雇ったマーケティングマネジャーが2月にやめることに。

そして今週オープンを目指していたものの、店舗の工事にもっと時間が必要なので今週は無理、ということに。

(もともと無理なスケジュールと思っていましたが。。)

さらに市場内に店舗を建ててはいけない、ということが今日になって判明。

このいろいろ押さえておかないといけないところを押さえていないところがカンボジア風というかなんというか。

ここ一ヶ月、私のカミナリが落ちる頻度も一機に増えました。

一方マーケティングやプロモーションについての考え方の違いというものに愕然とすることも。

広報物のための写真撮影を初回は私の付き添いのみで済ませたものの、マーケティングマネジャーは写真を見て「下から撮る(つまりローアングル)のはおかしい」と一言。

その昔、映像ではありましたが東京で広報物製作に関わっていた私は言いたいこともたくさんありましたが、ここはカンボジア。「日本では・・」という話を持ち出しても説得力がありません。それにどういう広報物がカンボジア人に受けるのかどうか、日本の感覚を持っている私が分かっているはずもなく、撮影はやり直しという妥協案に落ち着きました。

いいものを作りたい、という私の気持ちが、「日本人の感覚でのいいもの」の押し付けにならないよう、日々気を配りながら進めていかなければなりません。

ターゲットであるクメール人からも見ても、日本人から見ても、いいものができるよう日々奮闘中です。

さてオープニングは来週月曜日に延期になりましたが、本当に間に合うんでしょうか。。

(写真:組合が店舗が構える予定のボントラバイ市場)


(M)


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洪水の話題のために報告が遅くなってしまいましたが、先日組合の結成総会がとうとう開催されました。これまで女性組合生産者協会、野菜出荷組合、などいろいろ名前や形が変わってきましたが、出荷組合メンバーはそのままに、野菜に限定せず農産物を扱おうということで、「農産物組合」(Svay Rieng Agro-Products Cooperative 通称SAC)という名前になりました。この設立総会を得て、組合としての正式登録がスタートします。

正式な組合になる、ということはメンバーが自ら出資金を出し、配当を得、自立、独立した団体になる、ということでもあり、IVYの手を一歩離れることにもなります。現在組合員は約500名。そのうちグループリーダーたち200名ほどが集まった総会では、長らくIVYと付き合いのある農民、最近関わるようになった農民たちの顔が合い入り混じり、4年をこの地で過ごした私にとっても感慨深いものがありました。4年前は村のおばちゃんたちが自転車で地元の市場に持っていって売れる売れないとやっていたものが、時間をかけてここまで来たんだなぁと思いました。もちろん4年前には想像もつきませんでしたが。


総会の一番も目的は役員の選挙です。この日、新たに7名(監査員を入れると11名)が選出され、これまでの役員が半分ほど入れ替わりました。新しい役員の顔には誇りと緊張感が走ります。この人たちが今後3年間、組合を引っ張っていきます。がんばって!

(M)



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