【福井執筆の書籍】

2010年03月03日(水)

ナノックスに見る、コンパクト洗剤ならではの工夫

テーマ:マーケティング 身近な事例からの考察
昨年発売された花王「アタックNEO」に続いて、今年1月には「トップナノックス」が発売されました。
2つの商品を使ってみて感じたことです。


マーケティング談話室  マーケティング談話室  


新コンパクト洗剤のこれらのブランドですが、
消費者に訴求しているコンセプトは違います。

「アタックNEO」・・・すすぎ1回でエコ
「トップナノックス」・・・ナノ洗浄でニオイも分解


どちらも「コンパクトさ」は前面に訴求していないんですね。

コンパクトであることは見れば分かりますし、
それが前面に出すぎると「洗浄力不安」になるからでしょうか。

製品性能のみならず訴求するコンセプトの勝負という意味でも
とても興味深い商品です。


さて、

新しモノ好きとしてはさっそく両者を試したところ、
なるほどー、と感心したのは「ナノックス」です。

その理由は・・・

 体感コストパフォーマンスのよさ


汚れ落ちやすすぎの速さなどは正直分からないのですが(笑)、
そう感じるワケは・・・

一度に使う量が多くなりすぎず、早く使い切らない
ような工夫がされている

ということです。

具体的には以下の点です。

・一気に出しにくいボトルや注ぎ口の形状
・液状の粘度が高めで一気に出にくい



実際に1本アタリの洗濯回数が「アタックNEO」より多くなってました。
(アタックNEO40回に対し、ナノックスは50回)

液の色が濃いので使用量が少なくても洗浄面で大丈夫と感じ、
少ない使用量を使用者が守りやすい、ということもあるかと思います。

対して、「アタックNEO」はスリムなボトルで液状は透明サラサラ系。
これは推測ですが、「すすぎ一回」を打ち出しているためすすぎのよさに
イメージが繋がるようにしたためではないでしょうか。



買い手側がコストに厳しい消費財では
体感コストパフォーマンスのよさは非常に重要です。

特にコンパクト洗剤の場合、あまり使用量が少ないと
不安になってつい使いすぎてしまう生活者も多いと思います。

キチンとキャップで使用量を測ればよいのでしょうが、
そうではない(私のような)人もいます(笑)

人によって評価ポイントは違うかも知れませんが、
体感コストパフォーマンスという意味では
個人的に「トップナノックス」に工夫が見られたと感じた次第です。





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消費者分析・実務コンサルティング| 有限会社アイボリーマーケティング


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