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2006-03-29 19:15:05

社長の背中

テーマ:日記


3.31 やつ、紺のスーツを着やがった。見難い!


思い切って愚痴しよう。


5時に起きて、シャワーを浴びて、朝食を買ってきて、それを食ってからすぐに勉強し始めた。3時間後、1時間ほど散歩してきて、それからまた勉強に取り組んだ。いい調子だったので今度は4時間半、午後の2時半までやってみた。そしてまた散歩に出かけた。帰ったのは3時半だった。30分ほど朝から残っていたサンドイッチを齧っていたが、4時ごろは勉強を再開した。だが1時間も続けられなかった。何度も同じところを読んでいるのに意味が理解できない状態だった。ぼうっとすると、遂に後何ページが残っているのかをチェックして、酷く滅入ってしまった。


糞。


時間が欲しい。


勉強していると遂に色々なことを思い出してしまう。忘れたこと、忘れようとしたことが次々と掘り出されるみたいにやってくる。1時間に3回ぐらい(数えていた訳じゃないが、多分そのぐらい)、嫌な記憶が水面上に浮かぶ泡みたいにやってくる。まるで人生の反省会みたいだ。記憶が頭の中で再生し始めたら、書くのを止めて、姿勢をそのままでじっとそれについて考えて、そして数秒が経ってからいつも同じ結論に至る。俺は全くの馬鹿だ、と。あの時は黙ればよかったのに、という結論もしばしば下す。きっと俺はもっと黙るべきだろう。でも今更そんなことが分かってもどう仕様もない。頭を振って、集中し直す。俺はもう1ヶ月近く殆ど誰とも口を利いていない。ある意味では、これは世界への弁償かもしれない。


でもそれはそれで別に構わない。仕方がない、馬鹿なんだから。悔しいなら失敗から学んで、少しでも向上しろ。進化しろ。単細胞からいきなり類人猿にまでは行かないだろうけど、でもとにかく進め、馬鹿。


でもそれとは別に、本当に苛立たせるのは、勉強の調子は遅すぎることだ。身を振り絞って精一杯で毎日やり続けても、いい成績は保障できない。時間さえあれば何だってできるという自信がある。何千万年、何億年もあれば料理だってできるようになれるかもしれない。とにかく一つの可能性なんだ。でも残念ながら肝心なその時間がない。疲れるにつれて頭の回転が減速する。その怠け者の自分に対して腹が立つ。


糞。


結局6時に手を上げた。夕焼けを見にマイ跨線橋まで行って、それからまた散歩した。散歩しながら「罪と罰」のオーディオブックをiPodで聴いた。日本語のリスニングに関して些か自信はあるし、勉強として効果があるかどうかは微妙だが、とにかく頑張っている振りをしてみたかった。


他人は知らないが、自分を騙すことはできないぞ。


糞。

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2006-03-28 17:29:00

湿気

テーマ:日記

5.13.05

たまに「風の歌を聴け」を手に取ってぱらぱらめくり、適当なページを選んで読んでみる。そしていつも同じところで涙する。何故泣くのか、その理由がよく分からない。ただ泣きたいだけで、あるページを合図に反射的に涙腺が緩んでしまうかもしれない。あるいは下手な日本語で内容がちゃんと理解できていないかもしれない。分からない。俺はよく泣くのだから、その理由をいちいち気にしていられない。忙しい人生だ。


この間「街」を見つけたんだ。実際に存在する街なんだ。ジェイズ・バーだってある。海も防波堤もある。あそこがとても気持ちが良くて、気候も俺の好みだ。できればもっとあそこにいたかった。でもそれが「街」だということに気付いたのは少し遅すぎた。それに俺も俺なりにやることがあったから、あそこには長くいられなかった。そして今は東京にいる。やることもまだ残っている。冷蔵庫の電源を切らなきゃいけないし、ガス栓を閉めなきゃいけない。簡単には手が話せない。忙しい人生だ。


あそこに留学するのも悪くないかもしれない。綺麗に日焼けして四年を過ごすのだ。ハードな修行をしたり海岸沿いの道を散歩したり、そして週に一回ぐらいジェイに会って話をする。バーカウンターで美味しいお酒を飲みながら本を読む。夢のような話だ。試験が終わったらそれについてゆっくりと考えてみよう。

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2006-03-28 05:21:18

HILARIOUS

テーマ:日記

12.18 東大前、最後に


4時間も演習問題を睨んで、改めて思い知らされた。日本の大学に入るのは簡単なことじゃない。アメリカの大学なんかとは比べ物にならない。やはりアメリカの大学に行くべきだったよな。やろうと思えば簡単だったのにな。


アメリカの大学への進学は大きく分けてSATの成績と出身校の成績によって決まる。SATというのは全国で毎年何度か実行されている進学適性試験で、数学と英語の基礎学力を評価する。でも冗談抜きで、本当に簡単なんだ。数学と言っても因数分解ぐらいができたら充分だし、英語だって本を読んだことがある人なら何も難しいことはない。1600点が満点で、1400点以上が取れたらアイビー・リーグだって夢じゃない。ちなみに俺は全く勉強せずに1430点が取れた。でも高校の成績は文字通り最悪だった。


テスト上俺は植物人間じゃないってことぐらいは明らかだった。つまり、普通にできるのに何故か努力しない、しかも高校に入ってからというもの成績が下がる一方の前途多難な学生を、俺の成績表が描写していると、高校の進学指導の担当が言った。彼女は俺にUMASSを推薦し、俺はそのまま出願した。マサチューセッツ州立大学。


でも振り返ってみたら、俺って、馬鹿だったよな。最低限の努力さえすればいい大学に入れたのに、つまらない意地を張り続けて結局はこうやってもう一度入学し直さなくちゃいけなくなってしまった。大体高校の成績って、実力なんかとは無関係なんだ。今物理をこうやって勉強しているけど、あの時先生に頼んだらAが貰えてマサチューセッツ工科大学にだって入れたかも。高校の物理ときたら、気骨のない新入りの先生と、裏に解答が載っていた教科書とで、どんなカボチャ頭でも簡単にAが取れる授業だった。勿論俺の成績はFだった。俺の頭はカボチャ以下。


馬鹿みたい。

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2006-03-27 12:38:22

どーん

テーマ:日記

3.27 上空

昨日遅くまで読んでいた所為で睡眠パターンがまた狂ってしまって、それをずらし直すべく今日も寝るのを我慢している。5, 6時ごろになればぐっすり眠れる。でもその時までは起きていなければならない。下手に勉強しようとすれば頭が混乱するだけだから、それよりじっと待っていた方がいいと決めた。あるいは言い訳した、というのはもっと正確な表現かもしれない。


時間を潰す為にまた本を手に取り、電気を消し、ベッドの上に寝転んで何時間か読んでいた。ダンス・ダンス・ダンスの上巻を読み終え、下巻を半分ぐらい読んでしまった。200ページ。昔はそれを勉強だと思っていた。今はそれが暇潰しということになっている。色んな言い方がある。


それを読んでいると時々一人の先輩のことを考えた。彼が一冊の本を読むのに、丸ごと一年もかかってしまったということを。この間やっと読み終わったそうだ。


そして漫画のことを思った。


昔は一種の勉強として漫画を読んだりしていた。それは内容も結構面白かったし、また日本語の勉強としても読む価値はあった。でも読むのは楽なものではなかった。一応外国語だし、当時は自分が中途半端な知識しか身につけていなかったから、ろくに理解できなかった。今でもそうだけれども、一年間くらい前はもっと酷かった。そして読むのに相当な時間もかかった。読むとそれなりに疲れてきた。つまり、あくまでもそれが勉強だったのだ。


その日々の中、日本から来た留学生の友達もたまに漫画を読むのを見た。そして切ない気持ちになった。やはり違うな、と。この人たちは勉強のことを忘れる為に読んでいるんだ。しかも俺より何倍も早く。滅入るよな。


ところで、この間何がなんだか分からなくなって一人でぼうっとしていた頃、暫くの間俺は毎日のように漫画喫茶店に行くようになった。3時間パックの料金を払い、ONE PIECEを片っ端から読んでいった。面白かった。それに色々といい勉強にもなった。でも実は基本的に勉強の為にやっていた訳ではない。現実逃避を図るべく読んでいたのだ。それで軽い達成感を覚えることができた。俺は進歩している、と。そのようにして俺は0.33という輝かしきGPAを入手した。

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2006-03-27 03:07:12

thatcher

テーマ:日記

3.20 散歩道


今便所に行ってきたが、その途中でふとある事実に気付いた。よくある話だ。便所の中では何か頭の回転を加速させて、視界をはっきりさせるようなものがある。特殊な臭いと一緒に空気を漂っているのだ。


俺にとってthatcherのような環境が最適だったんじゃないかって、さっき思ったんだ。今更そんなことを言ったって何の意味もないし、それに気づいたことで特に何かが変わるというわけじゃないが、とにかく勉強をするんだったらそのようなところが一番だろうと思う。


第一、友達と話せる。友達がいればどこでもいいという訳じゃないが、とにかくある環境を話すんだったらそこにある人々もやはり大事な役割を果たすことになる。役割という表現が適切かどうか(いささか冷淡すぎるのでは)は措いといて、とにかく一緒に飯を食べに行ったり、話したり、遊んだりするのが大切だろうと思う。皆と一緒に暮らすことができて楽しかった。


それが一番で、それに比べて他のことが単なるプラスαでしかない。門限はないし、空気がおいしいし、散歩も最高だ。夜まで食堂では殆ど食べ放題と変わりがない。味はあまり高く評価されていないが、俺にとっては普通に食えるし、今の俺の食生活よりはずっと増しだ。食堂が閉まると販売機しかないというのは困るけど、たいした問題じゃない。屋内プールも近くにあるし、夜中になると人気のない道をジョギングするのが楽しいし、健康も保ちやすい。それに比べたら今の状況があまりにも酷すぎる。門限の所為でジョギングはろくにできないし、近所にある屋内プールと言えば徒歩30分も離れたところしかないし、どんな時間でも先客で混んでいて気楽に泳げない。


でもthatcherで勉強しようとしていた時だってそれなりに切ない思いをしたけどな。友達が映画に出かけたりしたら羨ましくなって落ち込んでしまったりして。今振り返ってみると馬鹿みたいだけど、当時は些細なことで結構落ち込んでいたんだな。でもそう言えば、ロングアイランドでのひと夏以外は俺の人生のどんな時にだって同じようなものだったよな。中学校の頃は勿論、特に高校の頃が酷かったよな。


まあ、とにかくthatcherはいいところだった。でも残念ながらもう戻れない。皆が留学から帰ってきてもさっちーは卒業しているだろうし、光一が留学に行っているかもしれない。それに俺はもうあそこにはいられないんだ。いられたとしても一年が経ったら俺の知っている人の殆どは卒業してしまう。要するに俺のthatcherはもう存在しないのだ。悲しいというか、それが現実だから仕様がないんだよね。


日本で同じようなところもないだろうし、探す気にもならない。新しい友達を作ろうとも思わない。もう一人で勉強をすることにはいい加減に慣れている。留学は見事に失敗してしまったが、それが嫌なら今度日本に来るんだったらもっと勉強に集中することだ。近くにまともなプールがあるところに住んで、授業のとき以外はなるべく一人で修行する。身体を丈夫にし、勉強を重ねる。週末はバーに出かけて会話練習をする。特定された場所での限定された人間との触れ合い。平穏無事な生活。

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