1 | 2 次ページ >> ▼ /
2005-10-27 22:36:59

自惚れ

テーマ:日記

うちの大学では来週、学園祭が催される。僕が属している文学会は堀江敏幸という有名な作家を招待するから、色んな準備でこの頃は結構忙しい。その上、ホストファミリーに勧められてスピーチコンテストに出場することになって、せっかく皆歓迎してくれたから主催している部にも入った。面倒くさい時もあるけど、サークルに入って沢山の新しい友達に出会えて嬉しい。でもサークルとは週に一回ぐらいしか部員が集まらなくて、親しくなる機会がなかなかない。今度編入したら、練習の多い体育系の部に入ろう。


じゃあ、本題の「自惚れ」に入るが、前述のスピーチコンテストの為に、出身地の写真を持って来るように頼まれた。写真を撮るのが好きでニューヨークを溺愛(?)しているものの、古いパソコンを取り出してマイ・ピクチャを開いてみると、保存しているのはマサチューセッツと日本の写真ばっかり。ニューヨークの写真もあるけど、その殆どは昔の携帯で撮ったもので、どっちもぼやけていて使えそうな映像は一つもない。 寧ろ圧倒的に多いのは、自分の顔の写真だ。普通撮るのは好きで撮られるのは嫌な僕だが、鏡代わりに携帯で撮った映像を使って見た目をチェックしたのはしばしばだ。その他、退屈を潰す為に撮った写真と、飲み会とかで友達が撮ってくれた写真を含めて、なかなか豊富なギャラリーができた。


自分の見た目は結構醜いと思うけど、昔の僕の写真を見ていたうちに魅力を感じた。特にumassでの最後の日々は凄い。不規則な生活に伴った最悪な体調と不潔な格好と、顔にぽつぽつと隆起しているニキビに、何故か感動してしまった。


彼の頑張っている様子に憧れている訳じゃない。大体あの頃、本当に頑張っていたかどうかさえも疑問だ。性格も最悪だったし、いい所は一つも思いつかない。それでも、彼は魅力的だと思う。


思いっ切り自慢しているように聞こえるかもしれないけど、実は自分がその彼と同じ人だとはとても思えない。自分がどれ程変わったかに驚愕していると言うより、真っ赤の他人を見ているという錯覚に陥っているぐらいだ。


とはいえ、殆ど変わっていないところもある。昔の問題は解決していないままだ。でも、それは以前と変わってないものとは感じないで、ただ二人が偶然共通している欠陥だとしか思えない。それでも、彼の方がずっと勇ましくて格好いい。日本に来て、自分を改善しようと思ったのに、本当は創造したイメージから遠ざかっているばかり。問題から逃げているばかりか、そもそも何が問題で何が理想だったのか分からなくなってきた。一方、彼は自分が何をしたいかきちんと分かっている。


彼は今の僕を見たら、何を言うのだろう。想像もつかない。

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2005-10-26 00:33:04

教科書を読むだと?preposterous!

テーマ:日記

今日法律学と西洋政治史の二つの講義に行った。どっちも客員教授がなさっている授業だ。法律学は全学共通科目で、アメリカで100番台のクラスを取る様な軽い気持ちで入ったのに対して、法学部に附属している西洋政治史の初講義に参加したら、「100人の君たちの中に20人程度は失格する。残る者の中に50人位はDを取って、Aを取る者は10人も過ぎないだろう。」と教授に脅かされた。


うちの大学で交換留学生が一般学生用のキャンパスで講義に参加するのは滅多にないが故に、履修登録を提出する前に、参加する授業の先生一人ひとりの承諾を得なければいけなかった。特別扱いはして欲しくないけど、一応事情を先生に説明して、参加することを認めてもらえるから喜んで挨拶し回った。メインキャンパスで勉強する外国人の中でも西洋人は僕一人位だし、おまけに余計に目立つ金髪の人間で、何の断りもなく授業に参加したら道に迷った観光者だとか勘違いされそう程だ。先生と少し話をしたら、一応日本語が通じることを証明して、お互いに少し安心する。それから経済学と文章構成法の教授方みたいに授業中で僕に質問してくださる先生も少なくないから、仮に正規学生になったとしてもまだ挨拶をした方がいいだろう。


ちなみに法律学の先生との初対面で、余り良い印象を受けなかった。僕が参加することに関してOKだったし、特にこれといったものはなかったが、何となく気まずかった。僕はそんなどうでもいいことで人を尊敬しなくなりがちな餓鬼だから、無意識のうちにあの先生の授業を舐め始めてしまった。でも、いくら全学共通科目とはいえ、日本語で行われる講義だから、油断したらすぐに分からなくなって困る。必死に聴く西洋政治史だって、このままだと絶対に失格する20人の一人になるに違いないと思う。日本の大学でも成功できる自信はあるけど、決してアメリカで通っていた大学のような簡単なものではない。


今の時期にできることは、参考文献を読んで、毎週真面目に講義に臨むぐらいだ。自分で選んだ細胞生物学の巨大な教科書や先生に推薦された立憲主義に関するハードカバーを手元に置いて一章一章自分の言葉でまとめてパソコンで保存する。西洋政治史の枠組みとして使われた英語の教科書をamazon.comから注文して、それが届いたら翻訳でもしようかと思っているのだ。


問題は、先生に薦められた書物でも、その殆どは試験範囲にならないものばかりだ。専門用語を身につけて基礎をきちんと習う為には非常に便利だが、もし学期の中間になってもまだ不安だったら先生に相談をせざるを得ないだろう。でもそれに至るまではできるだけ自分の力でやっていきたい。

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2005-10-24 04:22:41

やり直し

テーマ:日記

この間新しいパソコンを買ったが、インターネットに繋げたのはついさっきだ。不慣れなキーボードを打つ度に愉快な音がする。


2級は見事に失格。昨夜午前3時まで勉強していたが、やはり泥縄に過ぎなかった。しかもおかげで今朝寝惚けてしまって、やっと起きたのは試験時間の30分前だった。いくら受験所は家の近くにあるとはいえ、受験の20分前に来場するようにと受験票に書いてあるし、方向音痴の僕がこういう時に限って迷う嫌いがあるので流石に焦ってしまった。ゆっくりと朝御飯を食べてから出かけようと昨日思っていたのに、結局ソーセージを一本口の中に放り込んでから受験所まで走りっぱなしだった。着いたら胸が苦しくて、肺が絞られているような感じだった。しかしテストが始まったら好調だとでも思った。


試験が終わったら自分で採点してみたところ、200満点で145点しか取らなかった。80%以上は合格ということで、後15点が欲しかった。万が一、何と答えたか憶えていない問題がもし全部正解だとしたら、合格したという可能性はなくはない。でもどう見えても大失敗だった。不注意に因って間違えた場合もあれば、回答が全く思いつかなかった問題もある。


数時間後準1級を受験することになっていたが、その間家に帰ることにした。帰り道の途中で、やっぱり1級までやらなくていいじゃない、と一瞬思った。


僕は何て情けない人間だろう。致命的な自惚れに陥って、今後の2年間の計画をずらしてしまった。上京して3ヶ月も経っているくせに、結局これかよ。言い訳なら山程ある。倫理学の発表に追われて最後の一週間碌な勉強は出来なかったとか。試験前日午後6時まで部活で忙しかったとか。後一週間、一日、嫌、半日さえあったら…


思いっきり潜っていたトンネルの壁を素手で殴る。そして思い直す。


失格したのは、かえって僕の為になったかもしれない。今までの遣り方では無理だと、今度のテストに思い知らされた。気合を入れ直して益々努力するしかない。大体こんなことで終わらせてたまるものではない。

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2005-10-20 22:38:27

ススミダス→

テーマ:日記

近頃徹夜の日々が多くて碌に眠れないけど、今日はやる気満々!発表がやっと終わったので、日曜日の漢字検定に向けて精一杯頑張るつもりだ。邪魔は多かったけど、逆境に直面しても負ける気はしない。


嫌、正確に言うと、今度は負ける訳にはいかない。


弱冠を迎える前に漢検1級合格を目指すことにした。僅かな2年間しかないので、計画をよく練って速やかに目標に達成していかなければならない。今月で2級、7箇月後準1級、そしてその翌年1級。


何故日本語を勉強し始めたか段々分らなくなってきたが、切っ掛けは何であれ一応やり始めたことを最後までやり遂げたい。目的地はないのは確かだが、何処まで行けるか、気が済むまで振り向かずに行ってみたい。それ以上でも以下でもない。

いいね!した人  |  リブログ(0)
2005-10-19 00:48:00

No.1

テーマ:日記

今学期取ってる倫理学では、12週間に亘って毎週2、3人から作られたグループが発表をする。発表が30分程度で、配布するプリントも自分で作らなければならない。発表したくない学生はその代わりにレポートを書けばいい。グループと発表の内容は最初の講義で決定されるので、リサーチの負担をパートナーと分けて真面目にやれば時間的にゆとりさえあるぐらいだ。ただ、一番先に発表する人は準備するのに一週間しかないし、前例はないから結構大変。


僕はそんなことを百も承知の上に、何故かそのグループに入った。それに不思議なことに自ら手を上げてしまったんだ。


そう、僕は木曜日に発表する、あのグループ1だ。嫌、確か正確に言えばあのグループ1の一人だ。確かにパートナーはいる。僕が手を上げた直後グループ1に入るように彼は声を上げた。こいつ、頼りになるかも!と思いきやこんな事件も。


昨日、プリントを提出する為に教授の研究室に行った。その前少し話し合った方がいいと彼からのメールで、20分早く大学に着いて待ち合わせの場所に向かった。すると携帯に着信。


「ちょっと病院(?!)に寄ってから行こうと思っていたのですけど、思ったより遅くなってしまいました。そういうわけで、絶対にまにあわない状況に陥ってしまった…」と。


えっ、あれ?待ち合わせばかりか提出を一人でしろって、あの、ええと、あ、あれぇー?!それに件名に「遅刻」って書いたじゃん?これでもう遅刻じゃないよ?


というわけで、完全にすっぽかされた。初対面から変わってる奴だと思ったけど、正に想像を超えた状態になった。彼が声を掛けた時に顔はあまり見られなかったが、会ってから面喰った。こいつパブリックスピーキングには全然向いていないじゃん。最初挨拶をしたのは僕で、彼から話を引き出す為に散々苦労した。彼の出身を訊いたら余計に長くて曖昧模糊とした説明の挙句、それは西の山の奥に位置している小さな村だとしか分からなかった。どういう名前の村だと訊けば、聴き取れない程小さな声で答えた。寧ろ僕がニューヨークからだと言ったら、彼が倒れそうな程身体を後ろに捻って、「いいなあぁー」と近くにいた学生達をびっくりさせた大きな声で叫んだ。足を曲げて、背中を床と並行にした姿に笑わせてしまった。


でも本当は笑うどころか、これから30分―僕の分は15分だけの筈だけど木曜日になったらあいつ絶対に現れないと思う―の発表を自ら作ろうとしている。文献は必死に集めた。昨日プリントを提出したら先生にもう一度作りなさいって言われたので今晩はそれに一晩中取り組んで、それがOKだったら明日本格的にスピーチを書く作業に。


いきなりこんなに大変になるとは思わなかったが、この峠さえ越えれば、倫理学のグレードを獲得。逆境にめげず、ばりばりと頑張ろうや!

いいね!した人  |  リブログ(0)
1 | 2 次ページ >> ▼ /

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。