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2005-06-22 00:02:12

実践にでる

テーマ:日記

書きたいこと、今日の出来事が一杯あって、何が大切で書かなくてはいけないか、そしてどこから述べればいいか、分からなくなってしまった。「始めから始めて、そして結末に至ると止めるのだ」と父親は指で線をなぞりながらよく言った。


じゃあ、始めと言えば、5時半頃起きたということかな。昨夜いつもと大体同じ時間寝たのに、今朝非常に早く目が覚めた。やることもなければ特にベッドから上がりたい気持もなかったけど、いつまでもホストファミリーが眠っている間に、静かな家を当てもなく徘徊することも嫌だった。ノートを置いて、自転車にまたがって駅までゆっくりと行った。


昨日成績表をもらった。宿題は退屈で殆どやらないけど、クイズは一つ残らず満点だし、クラス・パーティシペーションには文句を言う余分はないし、90%以上をもらった。クラス中早くできる宿題だけを出している、家で何も予習もしていないことから見れば、結構いい成績だ。これでは自分の勉強を進める時間が多くなった。でも気になったのは、成績表の面に書いた先生のコメントだった。「自分からもっとどんどん話してもいいと思います。」でもUMASSに入った時、授業で遠慮なく喋ろうとしたが、その為クラスの時間を多く費やしてクラスメートに嫌われていた。あの時から遥かに上手になってきた、今の俺がもっとどんどん話したらどうなるか分かるかい、先生?あ?今日試してみた。悪意はなかったけど、偶々今日の授業では多くの興味深いところがあったので色々質問したり、意見を述べたりした。他の生徒は俺と先生との間の対話が全然理解できなくて、その対話が終わると教室の中に沈黙が長く蒸し暑い空気を漂った。時計の針が動いている音が耳に触れて、やっぱり授業で黙らせていただきます、と俺は髪を手で整えながら思った。でも放課後先生と一緒に昨日出した作文について長く話し合った。


今日は滋賀県立大学の訪問だった。JCMUから滋賀大まではそれほど遠くはないので、自転車で行く予定だった。でもそのアクティビティーは結構人気があって、一人か二人を除いて生徒は皆行くことにした。外国人50人ばかり、強い太陽に眩しく照らされているヘルメットを被りながら、大群れで滋賀大の門まで自転車で行った。俺はなるべき一緒に思われないように―外見だけでも無理かもしれないけど、少なくとも自転車は違って、ヘルメットは被らない―その群れと俺の間に距離を置いた。


滋賀大に着いてから、そこの先生か誰かに歓迎してもらった。その人は日本語で喋って、4段の生徒、俺の同級生がJCMUの先生に通訳を頼まれた。でも見事に失敗した。多くの人の前に慌てていて、言葉が掌に落ちてくるかのように手を空中で細かく動かしていた彼は、いかにも可哀相に見えたので助けようと思ったが、やっぱり止めた。完璧な通訳が欲しかったら、JCMUの先生が俺に頼んだ筈だ。


グループに分けられて、学生にツアーしてもらった。俺のグループの担当をしたナツキさんといろいろ話をして、食堂で食べてから、友だちのグループも連れて行ってボーリングをしに行くことになった。


俺は皆の中から最低のスコア、最初のゲームで61点を取って、最後のもそのぐらいだった。


1、2時間が経って、滋賀大に戻った。新しく作った同年代の友だちと一緒に写真を撮ってもらった。解散する前にもうちょっと話して、大学の講義に参加できるか訊いてみた。先生に訊いてみるけど、多分大丈夫だと言ってもらって、明日ナツキが勧めてくれた経済の講義に出ることにした。朝に行われるのでJCMUの授業をサボらなければならないけど、明日の講義が気に入るならナツキたちと一緒に2時後の講義に行くこともできる。最近毎日話したりして、そして帰ってはテレビをよく観るので、日本に来て聞き取りが更に上がったので、大学に行ってどこまで出来るかを試すのを楽しみにしている。


JCMUに戻って、明日欠席することを先生に知らせて帰った。


この頃ホストファミリーと充分うまく行っていたと思ったが、カズミさんが今日俺と色々話をした。俺は結構我慢強くて、そして繊細なところを気にしない人だけど、いつも迷惑を掛けないようにしていた。でもそれはカズミさんを余計に気を使わせてしまったみたい。帰って、ツトムさんと少し話していた間に夕飯が運ばれてきて、それを済ませてからしばらくすると、カズミさんが俺に話しかけた。誰もあまり気を使わなくてもいいようになる為に俺に自由に好み、嫌いなこと、こどわり等を言って欲しいって。多分週末ずっと部屋に籠もって、ちょっと心配になったかもしれない。でもやっぱり色々余計に気を使ったり無理に我慢したりするので、カズミさんに賛成して、そして彼女に同じように、何でも思い切り言うように頼んだ。そして政治や文化について、結構面白い世間話をした。


ああ、疲れた。今日は素敵だった、そして雨が降るようでも明日も良い一日になるだろう。

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2005-06-19 21:58:28

邪魔

テーマ:日記

今日一日読書に耽った。というのは、特に面白いかと言うほどのものではなかったが、取り合えず目が覚めた時から今まで部屋に籠もって「海辺のカフカ」の上巻を最後まで読んでしまった。食事は採ったが、ホストファミリーと話を殆どしなかった。昨日も起きてから大体同じように過ごした。夜はカラオケに行ったが、それ以外は部屋のベッドに横たわったまま、知らない漢字を、平仮名で書いたにも拘わらず一々辞典で調べて、パソコンに記録した。その態度で本の第9章から最後の第23章まで読んだ、つまり345ページぐらいだ。それにはまあ少しは自慢というものはあると言えば確かにあるけど、村上春樹の作品だから言葉も難しくなければ、筋立ても簡単だ。だから最後まで読み終えたと言っても満足という感じはしない。


読んでいた途中カズミさんのお姉さんの娘が部屋にやってきた。お姉さんが産んだ二人の娘はなんと言っても大空(そら)よりはまだましだが、その中の若い方の女の子、亜美というのが最近気に障る。最初から俺に対してはわけの分からない好意を持っていたが、彼女はわがままでうるさくて、勉強をしに行く時は彼女を泣かさざるを得ない。この頃居て構わない子と言えば、亜美のお姉さん、5つのメイと言う大人しい子に限る。とはいえ、普通は邪魔されないし、子どもとうまくいくことが出来たのは何よりだと思った。今日までは。


控えた漢字をまともな単語一覧表に作っていた。俺の部屋に入るのは原則として禁じられている筈だが、なんと言っても子どもだし、子どもが入っても俺が彼等を叱る立場にはない。だから相変わらず亜美を相手にして、少しだけ遊んでやった。でも忙しかったので、亜美よりは単語のことに集中をした。そして亜美が振り回していた、おおよそサクランボと同じぐらい小さな犬の形にしたオモチャに充分注目を払わなかった為、彼女がそれをラップトップの上に押し付けることに含まれた危険さが頭につかなかった。気付かないうちに電源が切れて、土曜日の朝から集めた漢字が無駄になった。深い憂鬱に落ち込んで、亜美を部屋から出してから、恥ずかしながら思い切り泣き始めた。そのうち亜美ばかりか、大空もメイも部屋に来て、その様子を見てから両親に告げに言った。しばらくすると、皆を連れて行って外で食べに行こうと誘われたが、断った。腹は空いていたが、外に行く気分はなかった。むしろ、鍵を掛けて部屋で、失った分を埋め合わせる程の勉強をしたかった。生憎のところ、部屋の障子には鍵穴もなければ錠を付けることもとても出来そうもない。


勉強には熱中できなくなった。昨日も今日も何時間も勉強したが、熱中した訳ではなくて、厭世的にこなしただけだ。金曜日の夜に感じた苦痛は読んでいた間に知らず知らず消えて、その代わりにだるい厭世観を感じ始めた。何時間もベッドに横たって、頭が痛くなった。頭蓋を囲む静脈の脈拍を個別に感じて、その度身体全身が微妙に跳ね返すように感じる。昼ご飯も食べなかったので空腹だったが、気をせずに唯小説のページを繰り続けた。まだまだです。何度も繰り返したその台詞を毎日痛感する俺には、ページを捲り続けて、知らない漢字を一々調べるしかない。

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2005-06-18 22:35:10

気持

テーマ:日記

気持って、変なものだな。若い所為か、俺がよく落ち込む。すると一日も気分が沈んで、どうしても弾まない。頑張る気は全くなくなって、好きな人や友だちと話しても止むを得ない。悩み事を正直に直そうとしてもどうすればいいのか分からなくて、元気が出ない時もある。その時は、悩んだ末、疲れてしまって、心の中に何かが音を立てずに窒息するかのように消えてしまう。

先学期色々悩みを抱えて、徹夜するとつい落ち込んだ。その悩みは次々に頭に浮いて、心の底まで沈んだ。どんなに悩むところで何も変わりはしないから、落ち着かなければならないと思って、わがまま、子どもらしい感情を仕方なく喪失させた。若者なりのちょっとしたものだったが、やっぱり心に潜んでいたその何かの息の根を切り裂き続けた挙句、自分が知らないうちに変わった。大人みたいに気持を抑えられるようになったわけではない。子どものまま、その気持を一切切り捨てたわけだ。

この頃はなかなか頑張る気が出ない。昔どうやってそこまで熱心になることができたのか?何を求めていたのかも思い出せない。その記憶も喪失させたのだろうか。見た目はあの時と大体同じだけど、中身は殆どからっぽになった。今心に消え残っているものは唯勉強の邪魔だけだ。そこまで自分を失ったことなら、残っているものも見捨てればいい。それでもっと楽に勉強に励むことができる。

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2005-06-16 17:31:55

この間、こういうことがありました

テーマ:日記
昼間カンバセーションパートナーに会って、一緒に昼ご飯を近くの洋食のレストランで食べた。彼女は結構若い。自己紹介プリントを読むと、「20年間英語を勉強していました」と書いてあったので俺より随分年上だろうと思ったとこる、今日会ってびっくりした。「20年」とは誤字だった。実は12年間勉強してきたというわけだ。二十歳に見えるけど、正確な年齢は不明。訊いてみようと思ったが、やっぱり止めた。彼女の英語は上手い。ゆっくりとした口調で点々間違っている英語を話すけど、会話はきちんとできる。冗談も時々理解できるし、俺の早口に追い付ける。俺の日本語も普通に通じているし、笑いのツボが合う。いい相手になるかもしれない。話したい時はメールを送るということで、来週会って喋ってみる。
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2005-06-14 22:50:33

セービング・グレース

テーマ:日記

ホストファミリーが飼っている猫は、俺の人生で一番懐こい猫だと思う。俺を引っかかないし、いい加減に撫でさせてくれるし、人との付き合いがいい雌猫だ。ホストファミリーの家での境遇は騒がしい時に、その猫を優しく撫でるのを飽きられない。足を組んで座ると、俺の膝の上にやってきて、俺も猫も寛いで、お互いに慰め合う。


しかしこの間、猫は自分で居間の床で寛いでいたところ、撫でようとすると猫が急に飛び出して、爪で俺の腕にしっかりしがみついて、思いっきり腕を噛んだ。あの時は不機嫌だったか、或いは猫に邪魔をしたか分からないが、あの時から猫に近づきたくなかった。俺の足元にやってきて頭を足にこすりつけると、知らない振りをして歩いていく。俺を噛んだばかりなのに、馴れ馴れしくするなよ。


というのは、俺は他人をなかなか心を許しきれない人間だ。彼女のことも、会っていない間に彼女のイメージをどんどん理想的に考え始めて、電話で話すとその理想は崩れる。彼女は確かに素晴らしい人だし、今考えると死ぬまでも一緒にいたい気持はたっぷりだものの、完璧というわけではない。更に、俺たちの付き合いを阻むことも多い為、時々は余計に悩まされる。


でも俺の理想に応えられない時もあれば、前に気づかなかった素敵なところにびっくりする時もよくある。

今日猫と仲直りした。晩ご飯の前にのんびりと膝に寝転んだ猫を撫でていた。ゴロゴロのどを鳴らした猫の微かな振動を感じて、夕飯まで居心地よく時間をゆっくりと過ごした。


愛情とは、多分、人生には必要なものだろう。一人で居る時は寂しくて非常に悲しむけど、二人で居ると、相手を近く感じると幸せだ。俺は愛を知らなかった若いうちには、悲しかろうが嬉しかろうが、気持がそんなに強くなかったと思う。でもどっちがいいかというと、その気持を知らずに生きていくよりも、悲しい時はあっても愛を味わってよかったと思う。


俺と彼女が全く偶然で出会ったことを思い出すと、不思議な感じになる。最近読んだ村上春樹の「蜂蜜パイ」を思い出す。その話に出てくる主人公が優柔不断で初めて愛した、そして20年間後も愛し続けた、女に告白せずに逃した。彼の愛情はお互いだったと気付いたのは、その女が一人子どもを産んで離婚してからだった。その話を読んだ時、涙が出てきそうな気分になった。もし俺は彼女に告白しなかったら―事情があって告白しないほうがいいと思ったあの時も、俺ながら情けないと思ったが―俺の人生は今、どんなに空しいのだろう。心から言うと、彼女に会って本当によかった。


今日一日最悪の厄日だったが、この結論に至ったとはたった一つの取り柄だ。

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