岡田克也外相は28日から米国とカナダを歴訪し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関する米政府との調整を本格化させる。外相は、沖縄県内に2段階で移設すると同時に、負担軽減のため県外に基地機能を分散移転するとした政府案を示し、実質的な交渉に入りたい考え。米側はキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)を移設先とする現行計画が「最善」とする姿勢を崩しておらず、説得は難航しそうだ。
外相は29日にワシントンでゲーツ国防長官とジョーンズ大統領補佐官(国家安全保障担当)、さらに主要8カ国(G8)外相会合開催地のカナダ・ガティノーでクリントン国務長官と相次いで会談する。
一連の会談では、当面は米軍キャンプ・シュワブ陸上部(名護市など)に普天間飛行場の機能を移転し、最終的には米軍ホワイトビーチ(うるま市)沖合に移設するとの日本政府の案を説明。併せて、鹿児島県徳之島などへの訓練移転も組み合わせる方針を伝えるとみられる。

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