林修オフィシャルブログ「いつやるか?今でしょ日記」Powered by Ameba

こんにちは。東進ハイスクールの現代文講師、林 修です。日々に思い、少し考えたことをぼちぼち発信していきます。


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 評論家諸氏がおっしゃっているように、まずは勝ったことそのものに意義のあった試合だったと言えるでしょう。しかし、格下のブラジルにこんな試合をしているようでは、第1次ラウンドはともかくも、それ以降は大変だなという実感を深めた試合であったことも間違いありません。


 先日、「ザテレビジョン」でWBCについて個人的な意見を述べた記事が掲載されましたが、実は別の雑誌ではもう少し詳しい話を致しました。ですから、ここで書くのがためらわれるのですが、それでも少し個人的(=恣意的 笑)な「素人」の感想を述べておきたいと思います。あくまでも「素人」の感想であって、要は、新橋の酔った巨人ファンの類だとお考えくだされば幸いです。


 まず、今回の「エース」田中投手ですが、前々から不調を伝えられていましたが、改めて厳しいなと感じさせる内容でした。ここからは、完全な僕の想像ですが、今回の不調の原因は公式球への適応に苦しんでいるというよりも、ツーシームの習得(あるいは精度アップ)が原因ではないかと言うのが、僕の感想です。


 田中投手は、確かに日本では速球派ですが、メジャーの基準から見れば、普通か、むしろ遅い方に属します。ただ、同じ球速でも微妙に動くツーシームであれば(黒田投手がいつも投げるやつです。日本では「シュート」といわれるようなボールです。もっと激しく曲がる、Dバックスのケーヒル投手のツーシームを一度ご確認ください。)いいのですが、田中投手のような素直なまっすぐ、いわゆるフォーシームということになれば、後5キロくらい必要な感じです。


 しかし、そんなに簡単に球速は上がるものではありません。そこでツーシームの習得しようと(あるいは精度を上げようと)して、コントロールに苦しみ、ピッチング全体を崩しているというのは、昨年前半のダルビッシュ投手と同じ現象のように僕には思えるのです。ツーシームが甘く入ると痛打されるだけに、コントロールが重要ですが、自在に操れるようになるには時間がかかりますよねえ。


 これが日本なら、「フォーシームは見せ球にして、ボールになるスライダー、スプリットで勝負」という手もあるのですが、球数制限の厳しいWBCでは、その手も使えません。


 ということで、今大会の田中投手は厳しいのではないかなあ、というのが僕の私見です。


 じゃあ、誰なのか?



攝津でしょ!



 ということで、僕の一押しは攝津投手です。今日は失点しましたが、使い続けてほしいですね。上原投手同様、小さなテークバックからキレのいいボールを投げ込み、外角でボール一つの出し入れができる感じは、いかにもメジャーの打者に通用しそうです。今日は1失点したことを責めるのではなく、4奪三振を前向きに評価したいと思います。ただ、使ってほしいのはやまやまなんですが、今日一人だけ3イニング投げちゃいましたよね。登板過多にならねばいいんですが……。


 クローザーの牧田投手も、1安打は打たれたものの、無失点で抑えました。(ちなみに、僕はアンダースローの投手を、勝手に「山田派」と「足立派」に二分して分類する癖があります。牧田投手は、「山田派」の系譜を引いていると、これまた勝手に考えています。ちなみにロッテの渡辺投手は「足立派」です。)


 先にも書いた事情もあって、このあたりにとどめます。なにはともあれ、これで事実上第2ラウンド進出が決まったといってよいでしょうから、阿部選手もスタメンに戻ってきそうな、キューバ戦の戦い方に注目です。

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