こんにちは。めずらしく1日２回の更新です。
タロット講師、心理セラピストのかげした真由子です。
さて、おもむろに・・・
なぜか書きたくなった「棒の９」
好きなんですよね、きっとこのカードが。。。
このカードを見ると、「運」についていろいろな本を書かれている桜井章一氏のセオリーを思い出すのですよね。
こちら、おそらく最新の著書↓
（この方は２０年間無敗の雀鬼さんです。わたし麻雀はよくわかりませんが…）
彼のいうセオリーの中に、確かこんなものがあるんです
「負けの９９％は自滅である」
という。
それを思い出すんですよね。この棒の９。
たとえば、誰かが成功しているのをみて「自分も！」と焦って行動したりすると自滅するよ！
って感じのことだったり、浮き足立った行動は自滅するよ！みたいなセオリーです。
「待つ」べきところで待て、ってことなのでしょうね。
勝負の世界で生きてこられた方ならではのセオリーです。
「勝負事」はわたし、あまり縁がありませんが「運を体感し、つかむ」ということにおいては占い師としてとても参考になります。
では、待つべきところ、動くところを見極めるにはどうすればいいか？というと、彼曰く、
相手を観察すること、運を体で感じることが大事だといってます。
ね、まるでセラピスト的発想だと思いません？
しかしですね、世の中の本当に運がいい方って、意識しなくても星の動きが良い時に行動していたり、待っていたりするもんなんですよえ。。。
これ、本当に不思議です。
運の良い人は、運の流れを日々感じているし、自分の中の微細な変化に気づける人ってことなのだと、わたしは思っています。
という感じで、今日は硬派な感じのノリで、「待て！」の体制をとっている、棒の９について書いてみました。
このカードは、先ほどの桜井氏のセオリーのように、「動くのは今ではない」と考え、「積極的に待っている」というカードです。
《硬派なタロット＝棒の９》
写真の「棒の９」
見た目はあんまりよくないカードですが、このカードも様々な要素を含んでます。
一見すると尻尾をまいて帰ってきたようなこの人物。
小アルカナに関しては、適当な感が拭えない…ウエイト氏の解説では、
The card signifies strength in opposition.
なのだそうですが・・・
反骨精神や抵抗力はある。
まだまだ本領は発揮しとらんちゅうことです。
ただ傷ついているだけじゃないんですよね。
そういった意味を含めて解釈すると「人事を尽くして天命を待つ」っていつも解釈してもいいし、「攻撃は最大の守り」の反対で、「守りは最大の攻撃」ってのもありですね。
孫子曰く、「守らば即ち余り有りて、攻めれば即ち足らず。」とも。
守りも攻めもどっちも大事ですよねってオチ・・・。
（あ、そういえばもうすぐ甲子園で高校野球始まりますね）
意外にタロットって、男前で硬派でしょ？
このカードを現代風に解釈するなら、
攻撃＝発信（アウトプット）
守り＝学び（インプット）
と、読み替えてみても良いですね。
アウトプットもインプットもどちらも大事だし、運をあげていくには、それぞれ今、どちらが大事か？ってのを体感せよ！ってことなのかもしれません。
よく「ピンときたら行動！」がいいよ！というやつですが、頭ではなく、体で運の流れを感じているとできるんでしょうね。
そのような訳でわたしはこの「棒の９」とてもとても、自分の直感（棒）を信じて、何かを待っている人にも見えたりもするのです。
あ！
同じ「棒の９」の記事はこちらにもありました↓
【「待つ」の重要性】 タロットに聴く人生のヌケミチ「棒の9」29/78
お読みいただきありがとうございました！
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