ずるい人の心理 ―「ずるい人に騙されたときどう生きるか ― 加藤諦三」


こんにちは!


タイトル見てびっくりしました?

今日は「ずるい人の心理」について書いてみたいと思いました。


参考書

著書:「ずるい人に騙されたときどう生きるか:怒りと悔しさの心理」

著者:加藤諦三


加藤諦三さんの本って面白いですね。

でも、誰もが好きになる本ではないようです。

ちなみに、加藤さんは社会学者で、

心理学者ではありません。


内容が「かなり…直球」

でも私は好きですね。

これだけはっきり書くと、読者にびびられる?事を

覚悟して?書いていると思うからです。


誰も、皆さんに読んで欲しいと思えば、思うほど、

柔らかな内容を書くものですから。


事実、ある本の中で、

出版社の方から、加藤諦三さんの名声を守るためにも

「ある事」を書かない方が良い、と

アドバイスされたそうです。


でも、読者さん達に知ってもらいたいという

思いで、書くことに決めたらしいです。


私は、決して出版社からの「回し者?」

ではありませんので(笑)悪しからず(笑)。


ひらめき電球今日の内容は、苛め、ずるい人、モラル・ハラスメント、共依存、

機能不全家族、依存症、だます人の心理、に該当するかと思います。


この本を読んでいくと

著書:「ずるい人に騙されたときどう生きるか:

     怒りと悔しさの心理」

著者:加藤諦三


今まで不思議に思っていたことが、

見る見る明らかにされていくので、

私には、とても面白い本ですニコニコ



まず一つ目、


「ずるい人に譲歩すると、トラブルは拡大する」


ずるい人というのは、相手が「譲歩」すると、

「もっと取れる」と思うらしいです。

その為に、ずるい人はもっと要求してくる。


あるブログで、モラハラにあった当人(男性)が

自分を傷つけたことに対して、

妻が反省?してくれたのなら、


離婚調停で、「財産は全てくれてやってもいい」

と思っていたらしい。


それで、少し譲歩したとき、

なんと、相手(妻側)の弁護士から

膨大な金額の「養育費」を請求されたとか?


これは、(モラルハラスメントを受けた)男性が

離婚条件に対して譲歩したときのことだ。


余談だが、この元妻は、

影で何人かの男性関係があり、

そのうちの一人とはなんと結婚前からの

関係であったのが、

男性側の調査で明らかになっていた。


この例で見られるように、

「ずるい人には、絶対に譲歩してはならない!」

と、私も声を上げて、申し上げたい!


現在離婚調停中の方、又はこれからの方々、

どうぞ感情移入させないで、

頑張って欲しい。


相手が「ずるい人」の場合、

「思いやり」は、相手の思う壷、

あなたの「思いやり」が逆に利用されかねない

事を心しておこう。


ドキュメント番組で実際にあった、

薬物中毒の夫と親権争いをしていた妻が、

裁判で負けてしまうというケースがあった。


離婚の原因は、夫の薬物使用。

夜な夜なパーティに出かける夫に嫌気がさし、

離婚を決意した妻。


しかし、弁護士には、夫の「薬物使用」の事は伏せておいた。

そこまですると、彼の人生が終末を迎えるのを

避けたいとの妻側からの「思いやり」の為だった。


この妻は、子供達を夫が素直に手放してくれると

「期待?」していたのが、後で後悔する破目になる。


何故なら、夫は既に依存症の最も危険な

精神状態「否認」に達していたからだ。

妻の告発にたいし「薬物使用」を完全否定した。


第一確定判決で、親権は夫側に渡る。


その後、夫の「薬物使用」の証拠を弁護士に見せても、

もう後の祭りだった。

第一回目がものを言う。

そこから再審を許可されるには、かなりの「新たな証拠」が必要とされる。


自業自得?と言ってしまえばそれまでだ。

でも私にも彼女の行動が分らない訳でもない。

好き合って結婚した相手なのだ。


しかし離婚となるとそうは行かない。

愛情があればあるほど、憎しみも強くなる。

それが夫側の反応だった。


しかし、なんともやるせない結果だ。

子供達が「犠牲」になってしまったからだ。


事実、子供達が家にいるとき、

父親は友人達を招き、

薬物使用していた疑いがあるからだ。


この妻だった人は、「薬物依存症」の恐ろしさを

充分、知らなかったのかもしれない。


子供が巻き込まれる場合、

時には自分の「心を鬼にして」、

相手と戦わなければならない場合がある。


それをしなくて済む場合は良いが、

誰がそれを保障してくれるだろう……


どうだろうか、これも「ずるい人に騙された」例である。

この様に、「ずるい人」を普通の人の様に扱うと、

「酷い目に会ってしまう」ことが解る。


相手が譲れば、多分ずるい人は、

「骨まで食ってやろう」という心構えなのが、

分ってくる。


情けは掛けない方が良い。


加藤諦三さんは、この被害者と加害者の関係は、

「うつ病を生み出す集団」と同じ人間関係だ、としている。


「関係者は、その人を生贄にして、

物事を解決する。」


「苛めの問題」は奥が深い。



ほおって置くと、なんでも無い事が大きくなってしまうこともある。

芽が小さい時に摘んでしまわないといけない。


苛めをする子の心理状態は、

「愛情欠如」が原因だ。

親がその時点で気づけば良い。

気づいて、その子を気にかけてやる必要がある。


例えその子がしている行動が「苛め」であっても、

それが、親に対する「心の叫び」でもある。

いじめる子も淋しいのである。

助けて欲しい、からそういう行動に出る。


心理学では、怒りを見せている人は

心の中で「叫んでいる」という。

「誰か助けて欲しい」、愛情を求める叫びなのだ。


しかし、誰も助けてくれない。

寂しさは怒りに変わり、

誰か助けて欲しい」が

誰でも遣っ付けてやる」に変わるのだ。


攻撃する人も、淋しいのである。


今日はここまでです。

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