それでも世界が続くなら | イツエ

それでも世界が続くなら

ベース馬場です。
10月24日に新代田FEVERで開催される『ヘルツはそのままで 番外編』では対バン形式での開催。その出演バンドの発表に合わせて、そのバンドとの出会いや簡単な紹介をしていこうと思う。
本日発表されたバンドはこちら。


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それでも世界が続くなら



このバンドとの出会いは3年前。友人から「シーソーと消えない歌」のMVの話を聞いてYoutubeで視聴。すぐにタワレコへ行ってCDを買ってイツエのスタジオでメンバーに教えようとしたら吉田が
「それでも世界が続くならってバンド知ってる?」と言ってきた。
同じタイミングでCDを手に入れていたらしい。その日に瑞葵にMVを見せたら映像見ながら泣いていて、こんなにメンバー全員で感動できるバンドがあることが嬉しかった。
そして秋に控えていた『ヘルツはそのままで 後編』への出演依頼をするため、渋谷のライブハウスへ行ってメンバーに会いにいった。
Vo.しのさんと会って会話をしていると共通の友人が多かったことに驚いた。しかもちょうどイツエの音楽を知ってくれたタイミングだったらしくその場で出演を快諾してくれた。それ以降お互い企画に呼んだり呼ばれたり、ライブを見てくれたり見に行ったりと交友関係が続いているバンド。

個人的な話だけど、自分はこのバンドの結成までの経緯や周りのチームとの関係性が凄く好き。ここまで優しくて温かいチームを見たことがない。バンドメンバーだけでなくチームの全員を含めて「それでも世界が続くなら」という作品。
自分は10歳の頃からバンドを好きになり、それから世界的に有名なアーティストから地方で活動しているハードコアバンドや音楽と呼んでいいのか分からないノイズバンドまで様々な音楽を聴いてきた。聴けば聴くだけ音楽の知識が増えていくので新しいバンドを見ても感動をすることが減ってきた。このまま音楽に悪い意味で慣れちゃったらどうしようという不安を感じた時、このバンドを見るとリセットされる。知識とか経験とか常識が一切通用しない。だからどんな音楽をやっているかなんてここには書かない。ジャンルや言葉で説明できるようなバンドじゃない。

イツエで最後の対バンになるかもしれないこの日にどうしても見たかった。大きな価値をくれてありがとう。




それでも世界が続くなら「響かない部屋」







それでも世界が続くなら「シーソーと消えない歌」