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2013-05-14 posted by itokan

おしゃんこ と げんちゃん

テーマ:art
いつもアート作品の展示を見に行く時に、作品そのものの面白さとかインパクトとかもあるのですが、常々その作品と空間との関係性を意識してしまうのです(職業病か?だろうねw)。

展示している作家さんが、この空間をどういう風にとらえて、どのように自分の作品を見せたいのか、とか。来場者の目線や視線、その空間を移動していく時のシークエンス、照明の当たり方と見え方などをどれだけ意識していたりするのかな、とか…。

だって、一つの絵にしたって、飾られる空間によって全然イメージ変わってきますからね~

そんなわけで(どんなわけだw)、先週末に体験した「おしゃんこ」たちは、その辺のインテリアデザイナーも空間プロデューサーもビックリするような空間を丸ごと作品にしていたのでした。うっひょー!楽しい~!

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展示という仮設性とか、疑似自然で遊ぶというイマジネーションとか、こちらの想像力をぐいぐいと刺激してくれるこの空間を体験出来るのは、5/15(水)まで。

そして展示の最終日に滑り込んで体験した、げんちゃん(本濃研太さん)の展示空間『先進国無能会議』。去年の夏に東北で開催されていた展示の東京展だったのですが、言葉に敏感な人ならば、すでにタイトルでやられているはず。

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足を運んでみれば、いつぞや行ったことのあるサラヴァ東京と同じビルの上。話をしてみれば、かのピエール・バルー氏の奥さんであるアツコ・バルーさんのオープンしたてのギャラリー。

結局、時間的にピエール・バルー氏のライブは聴けなかったのですが、なんだか、自分の中でのぐわんぐわんとした、いろんな繋がり方が恐ろしくも思える今日この頃。。。(そういう年まわりなんだろうね、たぶん。。。)
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2013-05-13 posted by itokan

東京デザイン塾・第9講座『架構とデザイン』レビュー

テーマ:architectual design
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今年の4月から3年目を迎えた東京デザイン塾は、第9講座『架構とデザイン』が始まっています。

1回目(4/5)は3年目の最初に相応しい、いわば「デザイン原論3」とも言える内容で、竪穴式から高床式、そして現代に至る架構と素材の流れを追いました。「火の見櫓をデザインする」というプチ・ワークショップもあり、機能と構造をとらえてカタチにするという、シンプルだけど基本的かつ本質的なスタディ・スケッチを参加者も行いました。

2回目(4/19)は「架構と間取り」。神代雄一郎氏のテキスト「日本建築の空間」をベースに進められ、日本の伝統的建築空間における「仮設性」や、内でも外でもない「中間域」などのキーワードと共に、「間取り」から日本人の精神性にまで遡行する、とても深い内容でした。

先週の3回目(5/9)は「架構と風土」。その土地の気候風土から建築が構成されてきた流れと、世界各国の土を使った建築の概要を追いました。

そして、ローム粘土の素性を様々な観点から分析している、ドイツにおける研究の翻訳資料を参照しましたが、かなり深く実験データが押さえられていてインパクトがありました。「土」という素材の可能性を、あらためて見直す契機になるのではと思っています。

また、初めて見るブータンの伝統建築が、千葉工業大・古市研のブータンにおけるサーヴェイの資料を元に紐解かれました。GNH(国民総幸福量)を国政としている国の伝統的空間は、日本の蔵の置き屋根のような図面や写真がちょっと懐かしくさえ思え、幸せのお裾分けを頂いた感じです(笑)。願わくば、温熱環境的なデータまであればさらに良かったかなと。いつにも増して充実した資料を、これから読み込んでいきたいと思います。

4回目(5/24予定)は、ゲスト講師:瀬野和広氏をお迎えして、実作におけるダイナミックな架構のお話が聞けるとのこと。楽しみ。

丸谷さんの東京デザイン塾の講義を2年を越えて聴講してきてあらためて、かなり「建築」の本質的な所まで来ている気がしています。今この時代において、何を、設計・ものづくり・地域づくりの指標とするべきか、という所まで視野に入れた東京デザイン塾なのかなと思いながら、毎回楽しみに受講しています。

そして、第10講座『照明のデザイン』の日程が決まりました。
1回目:6/26(水)、2回目:7/9(火)、3回目:7/24(水)、4回目:8/7(水)
場所:渋谷区文化総合センター大和田・学習室1
時間:19:00~21:30

山本塾長のお言葉の通り「受講しないなんて、もったいない!」ですよ~(モロ宣伝w)
2013-05-07 posted by itokan

田植え、本開帳、麦、の春

テーマ:agriculture
今年も千葉県鴨川市川代地区の棚田で、田植えをしてきました。(はや7年目)

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パノラマ・アプリで撮影(ものすごく強調されてますw)

例年の1.5倍の広さの田んぼだったにも関わらず、常連メンバーの手際の良さで午前中に早々と終了。心地良い疲れと共に、一仕事終えた爽快感、そして地元のお母さん方手製の昼食を畦で味わいました。
チビっ子達が田んぼの畦を駆け巡って虫を追っている風景に、いろいろとじんわりきたり…。

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いつものように、鯉のぼりも気持ちよさそう

気がつけば、いきなりNHKが取材しに来ていたり、「なんやこのオッサン」と思ってたら隣で鴨川市長が一緒に植えていたりwと、なんやかんやでしたが、5/24(金)23:15~放送されるらしいです。気が向いたら見てみようっと。(テレビ無いけど・爆)

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そして今年は、5/4、5の2日間、鴨川港で「厳島弁財天巳年大祭本開帳」という60年に一度の大祭があると聞いていたので、ふらりと見に行ってきました。(だって次は絶対に見られないからね~!)

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御神楽のような舞台での舞があったり、担いでいる所は見られなかったけれど蒼々たる御輿が並んでいたり、圧巻だったのは大漁旗を掲げた漁船の列。これが見られただけで、もう大満足。素晴らしく、格好良く、ホントに美しい!

そして写真の漁船の列の奥に見えるのが弁財天様(らしいですw)で、そこへ到達するにはさらに2~3時間並ばなければならなかったので、ここであえなくUターン。今度、空いている時にあらためて来ます。2礼、2拍手(パン!パン!)、1礼。

で、さらに感動した出来事が…。
去年の秋に頼み込んで使わせてもらった休耕田に、福岡さんの自然農法よろしく、適当にw麦籾を播かせて頂いたのですが、僅かながらも、ちゃんと麦が実っていたのでした。

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実は、秋に了承を取ったと思っていたその休耕田に麦籾を播いた後に事後報告をしたところ、「そこは使って良いと言ってない」とか、いろいろとやや面倒なコトがあって意気消沈していたり、田舎ならではの目に見えない関係性があるのだろうなとか想像したり、それでもやはり2月に見た時には芽さえ出ていなかったので「やっぱ無理だったんだな~」と、完全にあきらめていたのでした。

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今回見に行ったら、てんこ盛りの雑草。そしてその中に、雑草に紛れながらも麦の穂があったので、おぉ!お前ら、生きて育ってくれていたか!と、感動の再会。(大げさ)

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ぶっちゃけ、この状況をこれからどうしていいのか分からなかったけれど、とりあえず麦の周りの雑草をなぎ倒して来ましたw。果たして、ホントにこれで良かったのだろうか…。

しかし、自然ってホントにまだまだ分からん、というのが今回の正直な感想です。

でも、まだ青い麦の穂の一つを取って持ち帰り、一緒に播いた娘に実を全部出してもらった後、乾煎りして頬張ったら、ちゃんと麦の香りが口の中に広がったのでした。
2013-04-22 posted by itokan

我々はいったい何を見ているのだろうか

テーマ:cinema


先週、ウチの猫もお世話になっている(またその話かw)猫好きな佐々木誠監督の新作『INNERVISON インナーヴィジョン』の試写イベントに行ってきました。実はもう1週間経ってしまったんですが(汗)、UPLINKさんで行われたそのイベント自体が、映画と共にとても面白かったので、少し(というか、全面的に)紹介したく。

会場に着いたら視覚障害者の方々が招待されていたらしく、前2~3列に。そういえば、視覚障害者のドキュメンタリーだったからか…と思い出しながら、でも彼らは映画をどう「観る」のだろうか…などと思いを巡らしていました。

はじまりにイベントの説明がありました。最初は会場を真っ暗にして音だけ聴いて頂きます、その後で、映像付きの上映となります、と。この時点でのサプライズに、おお!とテンションが上がりました。なにか、数年前に旧赤坂小学校跡地で経験した「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」みたいな。

前半、真っ暗な中で音だけ聴きながら映画を楽しむ。でも実は、副音声で映像の場面の様子をナレーションで被せてあったので、真っ暗で音声のみの上映だったにも関わらず場面が脳内変換されて、45分観終わった時には全く「映画を観た」な気分になっていてお腹いっぱいなくらい、ホントに不思議な体験でした。

そして、休憩を挟んで後半、副音声無しで映像を「観た」のでした。
もちろん、前半でイメージとして入ってきた場面がこうだったのか~!という驚きや、そうだったのか!(by池上彰)とか、いろいろあって、2度おいしい。そのイベントの構成自体が作品の内容と相まって、いろいろと興味深くも考えさせられることになっていたのでした。

また上映後の、佐々木監督と主人公である加藤さんと、この映画のきっかけを作ったView-net神奈川の理事である新城さんとのトークが、最高でした。

新城さんが佐々木監督に依頼する時も、「よくあるような啓蒙的な映画は作りたくない、視覚障害者だからこそ出来る映画を作りたい、この監督はホントに自分の意図を理解して表現してくれるだろうか」と、箱根に1泊2日の旅行をしてまで、意図を伝えたそう。(これは、クライアントと設計者との関係でも全く同じで、良いものづくりのための、とても理想的なプロセスとも言えます)

トーク後の質疑の際に、「全盲の方は、色という概念はどのようにしてあるのか」という質問に対して、「白黒も色ですよね~?」とウィットを交えて受け答えする加藤さんが素晴らしかった。「色という概念は、理論でしかない」という話や、映画にも出て来る「3Dよりもむしろ2Dの方が分からない」という全盲の加藤さんの言葉には、普段普通に見えている人たちはむしろ「いったい何を見ているのだろうか」とさえ思えてくる、多くの貴重な視点(!)がありました。

佐々木監督の、ドキュメンタリーという形式・手法を用いながら、実はフィクションを混ぜていって、映画としての主題は宙づりにするというw、そのスタンスは健在であったわけで。

願わくば、今回観たような「前半:音+副音声だけ、後半:本編」なイベントで上映出来たら、それを体験出来たらいいなと、心底思ったのであります。またやって!>佐々木監督

映画は5/4(土)からUPLINKで公開されるので、是非!

2013-03-30 posted by itokan

震災記録漫画原画展@ギャラリーいさら

テーマ:blog
あの震災から2年が過ぎました。昨年の初めに『被災地、一つの大きな現実』(その1)(その2)で紹介させて頂いた中山さん。その後、私も被災された家に戻れるかどうかを現地に見に行き、壁を剥がしたりして再建可能であることを確認してきました。そして、春から夏までに1階のフル・リフォームを終えて、無事、元の家での生活へと戻られました。

中山さんは御自身で立ち上げた「三陸こざかなネット」で、今回の震災の体験を募集し、それらを後世代や地域を越えて伝えていきたいという活動をされています。その第一弾として昨年秋、自身の体験を分かりやすい小冊子に漫画としてまとめました。そしてその原画展を10月から仙台を皮切りに、北海道、神戸、高松と精力的に(ホントにすごい!)開催されています。

その東京展を、恵比寿のギャラリーいさらで来週末4/5(金)~7(日)開催することになりました。他の会場に比べるとかなり狭くて恐縮なのですが、出来るだけ多くの人に見て頂ければと思っています。

7(日)には、14時から中山さんのトークライブがあります。1人でも多くの方と、震災後の日常について語り合える場を作っていきたいとのこと。是非、足を伸ばして頂ければと思っています。

よろしくお願いします~!

(私もほぼ会場に貼り付いていると思います)

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2013-03-04 posted by itokan

3年目に入る東京デザイン塾

テーマ:architectual design
早いもので、もう3月。
以前紹介した一昨年の震災後から始まった東京デザイン塾も、運営サポートとして関わりながら勉強してきて、はや2年が過ぎようとしています。

今現在は第8講座「美しい屋根のためのデザイン」の3回目まで終了し、明後日の3/6(水)に4回目が行われます。寒いからか、ちょっと人数が寂しくなってきたのでw、積極告知したいと思います。

恒例のゲスト講師は法規に詳しい方で、実務的な話が多くなるでしょうとのこと、興味ある設計実務者の方は是非!ホント、勉強になってます。

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そして、3年目に入る4月からの第9講座は「架構とデザイン」。とても4回では納まりきらないのではないかと思うテーマですが、楽しい講義になると思います。(講義後の打上げも楽しいw)

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新建・東京デザイン塾 第9講座 「架構とデザイン」 基本講師 丸谷博男

木造建築の素晴らしさは「骨のデザイン」、「内外一体のデザイン」、そして空間的にも、素材的にも「表裏一体のデザイン」。このダイナミックで本質的なデザインの神髄に迫ります。

●第一回 4/5(金) 「架構とデザイン」
架構そのものが内部空間を支配し、その空間に人間的なスケールを表現する。そうした建築は、建築家達の作品だけではなく、伝統的な建築にも見ることができます。

●第二回 4/19(金) 「架構と間取り」
間取りと架構は一体です。そして自由な間取りに、和小屋の架構がありました。
伝統工法、現代工法、独自工法それらを改めて概観してみましょう。

●第三回 5/9(木) 「架構と風土、そして技術」
その土地で培われてきた建築構法。そこには、気候、風土、地形、生産など様々な要因によって生まれてきたものです。過去から学び、現代を考え、これからの構法への眼差しを感じましょう。

●第四回 5/24(金)  招待講師による「架構とデザイン」です。講師は瀬野和広氏です。ダイナミックな構造と室内空間が見事に表現されています。

<会場>
渋谷区文化総合センター大和田 学習室1
渋谷区桜丘町23番21号(JR渋谷駅西口より徒歩5分)

<時間>
各回 19:00~21:30

<申込方法>
新建東京支部事務局へ
(1)申込用紙記入の上ファクス送信
(2)メールで必要事項記入の上、designjuku@shinken-tokyo.org(←@は小文字に)へ送信
各講座毎の申込とします。
定員:30名(定員になり次第締め切り)

<授業料(資料代含む)>
新建会員 :1講座4回通し8,000円(申込期限3月31日まで)
会員外  :1講座4回通し10,000円(申込開始3月1日~)
協賛者(社):1講座4回通し10,000円×受講者数+10,000円(協賛活動費)

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2012-11-14 posted by itokan

散髪

テーマ:blog
手に負えなくなってからしか散髪をしないというのもどうかとは思うけれど、久しぶりに気分を変える意味で理容室へ行った。美容室ではなく理容室へという理由は、髭剃りの有無がメインだけれど(理容室での髭剃りの快感は何物にも代え難い)、今回行ったのはごくたまに足を向ける地元の理容室。

もう25~30年程前から営業していて、値段もそこそこ安く昔はごく普通の店だったけれど、今に至って改装した様子もなく、当然店内は何となく薄汚れてきている。メラミンのカウンターが剥げた所にアルミのテープが無造作に貼ってあったり、シャンプー台の出てくるハッチがひん曲がっていたりしている。四半世紀前の昭和な空気が流れていると言えば聞こえはいいが、どう見ても「寂れた」という形容の方が合っているような店だ。

そしてそこで働いているのが、ムスッとしたゴリラ似のオヤジとナヨッとした薄白いオヤジの二人。どう見てもこの二人、アレな関係だろ、とこちらの想像も膨らむけど、店自体も予約など入れなくてもたいがいすぐに席に着けるくらいな雰囲気。(良いのか悪いのか…)

席にすわり、どうせ細かいことを言っても毎回ほぼ同じ仕上げにされるのがわかっているから、「短めで、耳の上くらい」と最低限の注文しかしない。理容室にありがちなAMラジオさえ流れていないのでとても静かなのだが、その代わりに髪切り係のゴリラオヤジの鼻息がスーッフー・スーッハーとやたらに荒く、静かな分だけ耳につく。

オヤジも途中一度だけ「モミアゲは?」と聞いてきたくらいで、なんとなく世間話をするような雰囲気でもない。仕方なく「散髪とは瞑想である」などと思いながら目を瞑って座っていても、その鼻息で背後を左右へ行き来されれば、落ち着くわけがなく俗世間へと引き留められる。

極めつけは髭剃り時である。それまで遠巻きに旋回していた鼻息が、顔面の真上を徘徊する。より濃度の上がった鼻息が、微かに頬を撫でるようにさえ感じられ、なるべく空気の共有を避けるために疑似真空状態をイメージしながら、自分の鼻の穴の周囲3cm立方くらいの空間で浅めに呼吸する。(念のため断っておくが、別にこの髭剃りのプロセスが快感でそこの店へ行くわけではない)

いろんな意味で緊張感のある髭剃りを終え、ハンド・マッサージ機が肩から背中、腰へと下りてきて、座ったまま前へとつんのめるような姿勢にさせられる。適当に上下してくれればいいものの、腰ばかりを攻撃、いや、サービスしてくれる。もちろん気持ち良いのだけれど、なんかやりすぎな感じ。

最後に髪を整える時も、分け目をピッチリ7:3にしないと気が済まないらしく、これでもかというくらい執拗にドライヤーを当てて撫でつけてくる。

その仕上げの時間に、この理容室の現代における商業的及び文化的な価値について、あれやこれやと考察していた。このような御時世で果たして一年後にも、今日と同じようなサービスを受けることができるのだろうかと。いつの間にか潰れて無くなってしまったら、あの緊張感あるオヤジの鼻息を懐かしく思い出すのだろうかと。そしてそう思うと、たぶん開店しているウチにまた来てしまうんだろうなと。
2012-10-31 posted by itokan

「情報」の判断について

テーマ:blog
数日前に、ツイッターのフォロワーさんが紹介していた動画です。

女性の髪型になんとなく「昭和」臭を感じてみたり、明らかにビデオ録画したものをアップロードしたノイズが入っているのが懐かしかったりw、たぶん相当前のテレビ番組だとは思いますが、内容的に面白かったので(ちなみに、家族にも見せたらカミサンも小二のムスメも「面白い!」と言っていたので)紹介してみます。(動画16分)


オレオレ詐欺、もとい、振り込め詐欺みたいなものが未だに無くならないことや、内容的にはもうすでに終わっているマスメディアを中心に未だに多く広まる日常の情報伝達形態など、現在でも全く通じる「コントロールされている」感が如実に表れていて面白いと思ったのです、私としては。

もしかしたら、3番目のCグループの被験者である主婦みたいな人達が、まわりに「同調」して石原とか橋下とかに投票しちゃうのかな~みたいなw、今ならではの危うい感もアリ。

そして、最後に「自分だけは大丈夫と思っている人が…」という結論は、なかなか秀逸。


2012-10-15 posted by itokan

そして船は行く 〜 E la rava va

テーマ:art
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アーチスト・中津川浩章さんの個展「そして船は行く」が、今週末の20(土)まで銀座ステップギャラリーで開催中。こちらのイメージをぐわんぐわん掻き立ててくれます。130号×2枚からなる大きな作品は、いつも圧巻。こういう大きさを一度は描いてみたいけれど(無理だけどw)、相当に内的な高まりが無いとキャンバスに向かえないのではないか、などと想像したりして。

中津川さんの絵は、印刷物だとモノクロのように見えてしまうのだけれど、実際に見ると絶妙かつ微妙な紺~紫が全面にほとばしっていて、不思議。そうだ、それが自分がどうも惹かれてしまう色なんだな。

(上の写真は、超~部分です。ホンモノは是非ギャラリーで見てね☆)

2012-10-09 posted by itokan

いつもの収穫祭+次へのステップ

テーマ:agriculture
田んぼも6年目になると、様々な行事を「いつもの」という言葉で片付けてしまいがちですが、自然を相手にしているからには、気象や社会事象、参加するメンバーも増えたり減ったり成長したり(成長してないのは自分だけ?w)と変わるので、毎年ディテールは決して同じことはないし、それはそれで面白いのです。

というわけで、棚田の「いつもの」収穫祭に参加してきました。

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江戸時代から続くお神楽ありの

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イノシシの丸焼きありの

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バーベキューありの

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餅つきありの

ふぅ~お腹いっぱい。でも収穫祭はいつも運転があるので、祭りなのに全く酔えないのがタマニキズでして…。

一方で、棚田に参加してきた6年間のうち、ここ4年間同じ田んぼを割り当てられていて、人数も多いし手慣れてきたこともあり、もう少し大きい田んぼで収量も増やしたいという要望(積極的な参加者が多くて頼もしいのです)がフツフツとわき出てきていて、何か違うことをやりたいなと私も思っていたのでした。私の中でも、ある意味マンネリ化してきたのかもしれません。

そんな時、先月の記事で書いた自然農法の本を読んで、現在休耕地となっている、ある(元)田んぼを使わせてもらえないかな~などと勝手に思っていたのでした。

その本によれば、休耕田だったら絶好の条件。まずは、その休耕田の地主さんを探すところから始めないと、と思っていたら、意外と早くトントン拍子で見つかり(その経緯も無茶苦茶面白くて、まさに呼ばれているとしか思えないほど←勝手にw)、私の意図を夏頃、その地主さんに話していたのです。

あいにく、棚田に合わせて現地に行くくらいなので、ちゃんと話す機会を逸していたのですが、今回収穫祭に行った時にあらためて挨拶に行ったら、「使っていいですよ」とのお言葉を頂けました。地主さん夫妻も「もう年なので、この夏2回やった草刈りも大変だった」と言われていたので、雑草の管理含めてやりますよ、と一応話がまとまったのでした。

いや~果たしてこの先どうなるか、まったく予想できない展開になってきたことに、ちょっと(というか、かなり)ワクワクしているのでした。

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この夏、勝手に草刈りをしてみた途中の図


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