建設業界の現実をどのように捉えるか?

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先日、国土交通省で「専門工事業者等評価制度」に関して、

「専門工事業者等評価制度ワーキングチーム」の初会合が開催されました。

「専門工事業者等評価制度」というのは、

専門工事業者の施工力や人材育成の取り組みを評価するもので、

簡単に言えば元請が下請を選定する際に用いる評価基準を

定めようということです。

その第1回目の会合の資料が国土交通省のホームページに

アップされていました。
http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk2_000072.html

そして「第1回専門工事業者等評価制度WT資料」の中に、

「受注競争の激化」というタイトルのシートがありました。

以下の数字はそのシートからの抜粋です。


H4年度 →H23年度の数字と %は増減率です。

<建設投資> 84兆円→42兆円  ▲50% (ピーク時)

<許可業者>  約53万業者→約48万業者  ▲9%

<特定建設業者>  38315業者→43753業者  +14%
(大規模工事の元請)

就業者 619万人→497万人   ▲20%

就業者(営業職) 27万人→31万人 +15%

就業者(技能労働者) 408万人→316万人  ▲23%

入職者(新規高卒) 34万人→14万人  ▲60%

入職者(新規高卒) 3.4万人→1.4万人  ▲60%

入職者(新規大卒・院卒等) 2.9万人→1.8万人  ▲37%

(出所:国土交通省調べ、
 総務省「労働力調査」、文部科学省「学校基本調査」)

他の業界で働いている方から見ると非常に厳しく感じると思いますが、

建設業界で働いている方は実際にこの具体的な数字を知らないとしても

日々お仕事をされている中で、肌感覚として、この厳しい状況を

感じていたと思います。

これらの数字を単に
将来を悲観する材料にするのか、

それとも大きく変化していく
この時期を、
建設業界で新たな価値を生み出せる
チャンスと捉えるか、

建設業界で独立起業する前に、改めてこれらの数字を見て

じっくりと考えて頂きたいと思います。


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