「割引」と「無料サービス」、どちらが得? 「粗利」に着目し、自社と顧客の双方の視点で考えよう! | 名古屋の若手税理士★伊藤誠悟税理士事務所のブログ

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今日は、「割引」と「無料サービス」、どちらが得?

についてお話ししたいと思いますメガネ







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現在のご時勢、新規顧客を開拓することも大切ですが、

既存顧客とより密接な付き合いを展開することも重要です。

それにはリピーターを増やすことが不可欠。


例えば飲食店では、リピーターを増やすため

「割引」「無料サービス」といった特典を実施しています。

果たして「割引」と「無料サービス」のどちらが得なのでしょう?




粗利が同じなら顧客が喜びそうなサービスを


居酒屋の例を挙げてみましょう。

この居酒屋は「飲み放題付5000円コース」を予約してくれたお客様に

「10%割引」か「刺身盛り合わせ(定価1200円)無料」

のどちらかをサービスをしようと考えています。

お客様と当社の双方が喜ぶには、どちらがいいのでしょう?

(飲み放題付5000円コースの売上原価は2000円、

刺身盛り合わせの売上原価は500円とします)



この場合、結論からいうと「無料サービス」のほうが得になります。

これらのサービスについて
1.何もしない場合
2.10%割引をした場合
3.刺身盛り合わせ(原価500円)無料の場合
を比較してみましょう。



1.何もしない場合
売上=5000円、売上原価=2000円、売上総利益(粗利益)=3000円


2.10%割引をした場合
売上=5000×(1-0.1)=4500円、売上原価=2000円、売上総利益(粗利益)=2500円


3.刺身盛り合わせ無料の場合
売上=5000円、売上原価=2000+500=2500円、売上総利益(粗利益)=2500円


「2」と「3」は粗利益が同額の2500円になります。

店舗の儲けとしては同じになります。

しかし、これをお客様の視点で見ると違います。

「2」の10%割引では500円の得。

「3」の刺身盛り合わせ無料は1200円得した気分になります。

粗利益が同じならば、無料サービスのほうが効果的といえるでしょう。


売上-売上原価=売上総利益(粗利益)

この計算式が利益を生み出す出発点なのです。







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