2010-03-18 18:28:13

救命医療について考える。

テーマ:政治

昼間は暖かかったのですが、夕方になって少し肌寒くなりました。ちょっと雨もちらついてるかな?



さて、ちょうど2つほど、救命医療に関する記事があったので、まとめて取り上げます:





AED 市民救命で社会復帰2倍 京大、心停止患者調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100318-00000031-kyt-l26



”駅や百貨店など公共の場に設置されたAED(自動体外式除細動器)が、心停止患者の社会復帰に役立っているとの初めての調査結果を、京都大保健管理センターの石見拓助教と大学院生の北村哲久さんらのグループがまとめ、米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に18日発表した。

■普及率で地域格差も

 AEDは、心室細動で心停止を起こした患者に電気ショックを与えて心臓を動かす機器。日本では、2004年に一般市民にもAEDの使用が認められ、現在20万台以上が設置されており、医療機関以外での設置が増えている。

 石見助教らは、消防庁がまとめた「院外心停止登録」の05~07年データから普及の効果を調べた。医療施設外で心室細動が起こってAEDが必要になった患者のうち、居合わせた市民からAEDによる除細動を受けた462人の社会復帰率は31・6%で、全体の14・4%を大きく上回り、AED設置の効果を確認できた。


 居住地のAED設置密度が高く、1キロ四方に4台以上ある東京都と大阪府は、1台未満の県に比べて社会復帰率は4倍以上も高く、AEDが近くにあることが社会復帰のチャンスを広げることも示された。

 石見助教は「心疾患で亡くなる患者の多くは病院に運ばれる前に亡くなっている。患者の生存率、社会復帰率を高めるにはAEDの普及が欠かせない」としている。”




***




素晴らしいことですね。もちろん、AEDがあるだけではダメで、イザというときに使える状態であること(以前、取り上げましたが、電池切れなどのこともあるそうなので)、や、使える人であること(この点、反省ガーン)、も必要ですが。



普及が進めばいいですね。



さて、もう1件:




救急救命士の業務拡大へ=ブドウ糖投与など3項目-厚労省検討会

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100317-00000159-jij-soci



”救命率向上に向け、救急救命士が行える医療行為の拡大を議論してきた厚生労働省の検討会は17日、発作を起こした糖尿病患者へのブドウ糖投与など3項目を新たに認める見解で一致した。

 ほかに認められたのは、重症ぜんそく患者に対する気管支拡張剤の使用と、従来は心肺停止後しか許されなかった静脈路確保と輸液の実施

 検討会はこれらの有効性について、搬送中に行うことで救命率が高まると判断。医師の指示下で実施すれば安全性も問題ないと結論付けた。

 同省は来年度から1~2年間程度、数カ所でモデル事業を実施した上で解禁時期を検討する。”




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ことの性質上、仕方がないのかもしれませんが、ずいぶん細かく制限されているようです。




腕のいい救命救急士さんがもっと活躍できるように、できる業務が拡がって行くといいですね。







コメント

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1 ■無題

問題は、何でも助かるのが当然と後で訴える人が増えないことをのぞみます。
救命はすごくお金かかります。それがただで、当然の権利だという意識になると、破綻しますし、生死にかかわる医療現場から人はいなくなります。
大学病院の救命関係にいる友人がいて、払えない患者を運ばれて、病院は赤字だそうです。

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