住宅ローン金利、最低更新…大手行「利益出ぬ」

<青山学院>教職員2割が提訴 「一方的に一時金減額」

最近のニュースである。世は、アベノミクスという名のインフレ政策によって、人間で言えば、無理やり血圧を上げられている状態である。それでも、その効果の及ばないところでは、確実に市場が縮小しデフレが進行するのだ。

毎年、百万人以上が定年を迎える。現役時代と定年後では支出に大きな違いが出る。

主人在宅ストレス症候群という病気さえあるくらい、外出をしなくなる^^;本来ならば、それを埋めて有り余るくらい新しい命が誕生しなければ、市場は拡大しないのだ。

この現実を受け止め、それに見合う手を打たなければ、今のような経済対策では、寿命を縮めることになるのである。

問題なのは、多くの人が子どもを持てないのが経済的な問題と考えているところにある。子作りはおろか結婚をしない人が経済的な理由によって増えていると考えているところだ。

元々は、経済を豊にすれば環境が良くなり結婚も、子育てもやり易くなると考えていたのではないか?だから、日本国民が一丸となって頑張ったのだろう。

それが、ここへ来て全て裏目に出たわけだ。

つまり、その選択は間違っていたということである。大事なのは、間違いを認めること。

正しいと思ってやったことでも、結果が伴わなければ、それは間違っていたのである。

だが、実際にはそう思う人はいない。少なくとも頭の良い人たちには・・・

彼らのプライドがそれを許さないのである。

間違いを改めるのに憚ることなかれ!

この勇気がなければ、デフレスパイラルはこれからが本番となる。

人口減少社会という初めての経験がこれから始まるのである。

それは、経済というもの、ひいてはお金というものが一番大事ではない!ということに気づくまで止まらないだろう。

言うなれば、これから訪れる危機は、それを我々に知らせるミッションである。その現象を真摯に受け止め素直に対応できるか?それが問われることになるのである。