ろうがんず杯に提出する作品を3月あたりから模索していた時に仕入先の店頭で見つけた
ハセガワ製スツーカのスキッド付き限定版(2018年1月現在:再販なし)を製作。
前回の同杯で1/32のG-1を作った時に余ったカラーで「うまく全消費できるなぁ」と思ったのが事の始まりで、
この機体を作ってもまだ残ったので、続いてタミヤイタレリの1/48スツーカに手をつけるのが流れとなりました。
この時点で、同杯の選考基準である初期コンセプト「いかに楽しく模型を作っているか」を思い出し、
各社同スケールのキットを見比べられる様に製作すれば、各メーカーの違いが出て面白いだろうと考え、
3機目は最新作のエアフィクスのB1型を選択。
一次審査の応募欄には3種の機体を製作することを明記し、審査画像にはイタレリ分を製作した時点での画像を提出。
エアフィクスの箱を開けた時点で、気になる点を発見。
このキット、エンジンパーツをつけるとカウルを被せることができない....
その上、尾翼の鉤十字はイギリスのメーカーらしく付属していません。
悩んだ結果、デカールは他キットの余りから持ってくるとして、
機首周りはできるだけパーツを使いたいのでカウルレスを選択。
この時点で、このキット達の展示方法をひな壇式に決定。
<秋のロールアウト、春の出撃、冬のスキッド付き>という設定でフィギュアを選定。
ハセガワが輸入代理元のICM製にちょうど良いキットがあったので、それを利用します。
冬の〜には白のエナメルでウォッシングして外板に霜が降りてきた感を。
春の場面には100均で見つけた人工芝マットにタミヤテクスチャペイントの草2種をブレンドしたものを
秋の場面にはチェックを終えた出荷前の機体に塗装を施し終えた整備兵を配置することでビネット風に。
展示台にはホビーベース製のアクリル製円形ひな壇スタンドに
ホムセンで買ってきたポリカ皿ねじを取り付けることで
このスタンドシリーズでモデルを乗せた時に、唯一邪魔になるエンドキャップを着地側にすることとしました。
で、本戦に持ち込んだのがこちら。
2段目の機体を支えるために同じ円形ベースを
さらに1枚追加して規定サイズの縦横40x40cm内に収めることに。
各社のキットを「作り手は作り比べて、お客様は見比べて楽しめる」という
「模型の楽しみ方を互いに共有する事」になれば嬉しいです。