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渋谷へcinema staffのツアーファイナルを見に行った。
終演後、楽屋へ挨拶に行き、少しだけお話をさせてもらった。


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自分には、自分たちには、まだ足りないものが沢山ある。
もっと遠くを見据えなければならないし、現実も見ないといけない。
歩き出すにはもう遅くなってしまった。走っていかないと。


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感情が渦を作る。その中心にいるのは必ずしも僕自身ではない。
それを振り払うため、僕はあくまで自分のために歌う。

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自分の部屋

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自分の部屋は僕にはありません。
自分で部屋を作ってそこに閉じこもります。
いつからか窓を開けることすら億劫になってしまいました。
とんとん、と誰かが扉を叩く音が聞こえます。
その音は、いつ聞いても僕を震え上がらせます。
なるべく息を殺して、身を縮めて、その音が止むのを待ちます。
やっと音が止むと、僕は部屋の中で好きなことをします。
本を読んだり、ゲームをしたり、申し訳程度のご飯を食べたり。
とても楽しいです。
とても楽しいです。
とても寂しいです。
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適当な言葉を並べて、韻を踏んでいけばそれなりに様になったりして、普段うんうん唸りながら物語や世界を生み出そうとしている身としては、ああ、そんな道もあったんだね、と薄っぺらい同意が首をもたげたりする。
自分の中のポップでハッピーな一面と、ドープでダークな部分がせめぎ合って、日常の自分を形作っている。
曲を書く上で大事なのはその両方とも本当の自分だと受け入れること。
ポップだけど退廃的な、ダークだけどピースフルな、そんな世界があってもいいじゃないと自分を説得すること。
カリスマ。カリスマ。カリスマ。カリスマ。カリスマ。カリスマ。カリスマ。
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高校の同級生から、電話が来た。
「アメリカに行ってくるね」と。
彼は、いつも唐突である。そして、その電話も、あくまでいつも通りの彼だった。
僕もできるだけいつも通りの言葉で、
「いってらっしゃい、気を付けて」
と言った。
無事で帰ってこれますよう。


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今日のお仕事は、母校の卒業イベント。
高校を卒業してから何年か経って、もうさすがに知っている顔もいなくなってしまうんじゃないか、と思っていた。
でも、こうして集いの場としてカーゴを利用してくれているおかげで、まだ沢山の後輩と楽しく話すことができています。
しっかりサポートするので、どうか最高の思い出を作って帰ってほしいな。
人生最後になるかも知れない卒業イベントだしね。
楽しんで。


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「思うに、僕はひどく深い後悔の渦に飲み込まれているみたいなんだ」
風が強く吹いていたし、彼は僕の前を歩いているのにこちらを振り向きもせずに話すのでよく聞き取れなかったけれど、多分そんな風なことを言った。
「後悔の渦に飲み込まれて、自分自身を浄化する術を探している。そんなもの、ありはしないのに」
「ないんじゃなくて、見つからないんじゃないの。僕にも、よくわからないけど」
また、風が強く吹いた。僕の言葉もかき消されてしまっただろう。伸びた髪の毛が口の中に入る。
と、彼が初めてこちらを振り向いた。風が吹き、彼の口の中にも髪の毛が入った。
「お揃いだ」と彼は笑って言った。
僕もつられて笑う。
「……ずないさ、僕ら……だもの」
ひときわ強い風が吹く。身体が押されそうになるのをこらえる。
「え?……あっ」
思わず聞き返したけれど、その瞬間に、彼が何を言っていたのか理解した。

「わからないはずないさ、僕らは一心同体だもの」

それに満足したように、彼はにっこりと笑って大きく頷くと、また僕の前を歩いて行ってしまった。
僕はというと、彼の放った言葉に捕われていた。
「一心同体」という言葉が、熱くて重たい鉛のトゲになって、お腹の奥の方にいつまでも残っているようだった。
彼はどういう意味でそう言ったのだろう。
どれだけ風が吹いても、僕はしばらくそこから動くことができずにいた。

umu:qu/ikir:ku/ncos:qu

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束になった糸がひとつずつほぐれ、切れていく感覚。
今まで僕を支えていたものが徐々に心許なくなり、身体が自由になっていく。
これほど不安なことはあるだろうか。
これほど自由なことはあるだろうか。
今は楽しみで仕方ない。
大丈夫、僕はあと5人もいる。


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昨日学芸大学MAPLEHOUSE、ありがとうございました。
主催のH.EATにはずっとお世話になっています。
今後ともよろしくお願いします。
楽しかった。

さて、今日は越谷EASYGOINGSにてソロでの弾き語りライブです。

3/5(火) 越谷EASYGOINGS
EASYGOINGS わか presents
『私を驚かせてみたまえ Vol.4』
18:30 OPEN
19:00 START
w: camelia / sheeplore / BUZZWELT
TICKET \1000

わかぷれぜんのこの企画ももう4回目なんですね。
一番目、しっかりうたいたいと思います。
よろしくお願いします。

2月に入ってからの約二週間、非常に充実した気分で過ごしています。
前半にライブが固まって、今月はもう昨日で最後でした。

このところ、精神的にも、肉体的にも安定しており、いわゆる気持ちの余裕というものが生じてきています。
この隙にできることが沢山ある。離脱すべきものがある。開放させなければいけない想いがある。
新しい自分というと大袈裟ですが、そういった時期に差し掛かっているのかな、ということを感じます。


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日々の暮らしというものは、抑圧からの開放、その繰り返しで成り立っているものだと思います。
人それぞれ、様々な抑圧、様々な開放が繰り返されていることでしょう。
抑圧というとあまり良いイメージはないですが、決してマイナス方面の抑圧だけではないはずです。
開放に向けての抑圧だってあるでしょう。
抑圧的な、鬱屈とした感情にとらわれているならば、次の開放のための準備をしましょう。


皆さまお久しぶりです。
先日行った奥多摩湖の情景が頭を離れません。
深く澄んだ青、碧、蒼。
太陽が渡す光の橋は、まるで僕らを導いているかのようでした。
幸運にも天気に恵まれ、温暖な空気に残る雪が最後の息を振り絞るように、ときどきキンと冷えた風を運んでくれました。
湖の対岸の山に目をやると、斜面に沿って生える木々の影が、怪物の背骨に見えました。
素敵な景色と空気に包まれ、そして少し長い運転のせいか、疲労と多幸感にどっぷりと浸かり夢も見ずに深い眠りに就きました。
次の朝、目が覚めても実感するその感覚に、僕らはあの雪の風を思い出すのでした。



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本日は千葉県は柏にてライブ。
僕は、人々の雪の風のような存在になりたいと思いました。


2/5(火) 柏Thumb Up
Thumb Up presents
『Thumb Up 4th Anniversary The center of the heat Vol.2』
18:00 OPEN
18:30 START
w: NON'SHEEP / 春六 / Can`t Help Breathing / Lush Age
TICKET \2300/\2800

お待ちしています。

融解/吸収/サイレント

テーマ:


裸身
鼻腔を通り抜ける空気の粘り気、その温度、透明な焦燥
丈夫であったはずの鍵、陶器のように割れた鉄、飴のように千切れた、鉄
手が触れる、そこから溶ける、皮膜、体温、曖昧な音像
音叉をひとつ、怨鎖をひとつ、残るのは、共振/共進/狂信
イメージの共有、ステージの郷愁
屍体

マキシマイズ

テーマ:


普段と何の変化もない、今日と変わらない明日が平等に訪れるとは限らない。
が、少なくとも僕はそうしてただ平凡に一日を繰り返し、惰眠を貪り、昨日とさして変わらない今日を過ごしている。
積み上がってきた毎日は決して無音ではないけれど、あくまで短調な波形が続くのみである。
そして、そこに発生したわずかなノイズや波形の変化を見つけ出し、大げさにマキシマイズし、それをドラマとして装丁し日々を飾り、思い出とか名前を付けて他人に話したり浸ったりする。
僕はそれを心底下らないと思う。下らないと思うけれど、自分もそれを繰り返して過ごしている。そんな自分を肯定している。

人として、歌い手として生きていく以上、その足跡にはいくつもの矛盾が生じる。
感情は常に不定形で、矛先はどこに向かうか自分でも判別できない。
自分からは発しているくせに、他人から自分に向けられた感情にはこと弱い。
いつからか、見えない振りをする。聞こえない振りをする。知らない振りをする。
そうすることで小さな自己をなんとか保ってきた。自己と呼ぶにはあまりに頼りなく、弱々しい自己を。
振り返ると、矛盾だらけの醜い足跡が連なっている。
それさえも見なかったことにして、またふらつきながら歩を進める。

定義、という言葉は残酷だな、と思う。
それまで曖昧でありながら続いてきた物事を強制的に、明確に判別し、より分ける。
このところ、その定義について考えていた。でも、自分の中の定義なんて、あくまで自分の中の曖昧な感情から派生したものだと気づき、口にするのをやめた。
個々のやりとりの中に、定義なんて必要ない。