不思議なことが続きました。
本日、今週の東京遠征から帰阪しました。まあ、いろんなことがあったのですが、一番驚いたことを書いてみます。
今回の訪問先、多くは今まで一度しかお会いしていない方々。しかも、一番古手の方では10年前に一度お会いしただけの方。まあ、何の話をするのやら、という状態での訪問でした。
しかし、多くの方に歓待を受けました。しかも、皆さんしっかりと私のことを覚えていてくれるだけでなく、私が話した内容まで覚えていてくださっている。すごいなあ、と感じるとともに、もう感謝としか言いようがありません。
一番すごかったのは、偶然紹介いただいた部長さん。初対面だろうと思っていたら、
「福永さん、お会いしたの覚えていらっしゃいますか?」
やばい!!覚えてない!!いろいろと話を聞くと、別の会社当時にお会いした方。もう12年前じゃないですか!しかも、話したのって、名刺交換した2,3分だけだったはず。それなのに、
「あのとき話していらっしゃったやり方を11年間継続されていることが素晴らしいです」
とお褒めの言葉までいただき、本当に恐縮の限りでした。
しかし、なぜ寡黙で無口で目立たない私(もうええって!)のことを、そんなに覚えていていただけたのでしょうか。当時はまだ、普通の名刺でしたし。おそらく・・・
いかにして聞き手の方の脳内にエッジを立てるかを考えて、必ずキーワードを会話に入れていたからでしょうね。私個人を覚えるというよりは、そのストーリーなり、会話を覚えている方が多いことからも、そう考えるのが自然です。(私は目立ちませんから ← だから、もうええって!)
別に、爆笑させる必要もありません。きちんと計算されたキーワードを織り込んで話をするだけ。単純と言えば単純ですから、誰でもできるはずですよね。