林 裕幸のIT教育-プロを育てるプロ-

2000年に独立起業。IT関係を中心に「現場経験」と「講師経験」を活かしたIT教育コンサル・講演・執筆など幅広い活動を展開しています。
SEおよびIT教育の経験を、教育関係者様やマネージャ様、エンジニアご本人にお伝えし、現場変革のお手伝いをさせていただきます。

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応用情報技術者試験(AP)午後問題を対象に、出題分野ごとのテーマおよびポイントをまとめます。

試験攻略ガイダンスの「1.現状分析:午後試験の特徴」にて触れたとおり、合格のポイントとなる「テクノロジ分野の攻略」のため、以下の問題(6分野)を対象とします(問7:組込みシステム開発は、特殊知識が必要となるため対象外)。

現行の試験制度が開始された「平成21年度春期」以降のテーマ傾向およびポイントを、重点学習すると共に本試験での問題選択にお役立てください。

・問1:情報セキュリティ
・問3: プログラミング(アルゴリズム)
・問4: システムアーキテクチャ
・問5: ネットワーク
・問6: データベース
・問8: 情報システム開発
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4.計画作成:スケジュール作成

林 裕幸のIT教育-プロを育てるプロ--AP試験攻略ガイダンス12

本日、試験対策プロジェクトが発足しました。
貴方は、プレイングマネージャーとして「弱点克服」「長所強化」「進捗管理」に努めます。

2.戦略立案:試験対策(学習方針)」に基づいた学習計画を
ガントチャートとして作成」し、予定と実績の進捗管理を実行ください。

スケジュール(ガントチャート)作成時、勉強、仕事、模試などの
イベント(マイルストーン)を記入」して、これらを節目とする計画を立ててください。

学習を進めると遅延(予定と実績の乖離)が発生します。
その際は「迅速なリスケジュール(学習計画の見直し)」をお願いします。

スケジュールには「弱点の克服」と「長所を強化」する計画を織り込んでください。
弱点克服のポイントとして、弱点は「複数要因の結果」ですから、それぞれの要因を洗い出し
対処可能な要素まで要因分解(洗い出し)を繰り返してください。
この作業で「弱点要因が明確化」しますので、それぞれの要素克服を計画に反映します。

ここまで5回にわたり「試験攻略法」を解説いたしました。
試験勉強を始める前に「試験の特徴から出題意図を知り、対策を立て
解答テクニックを身に付け、自身の弱点克服と強みを更に伸ばす計画を立てる

ことこそ、試験攻略法です。

以上で試験攻略ガイダンスを終わります。お疲れ様でした。

試験攻略ガイダンス1…試験攻略法
試験攻略ガイダンス2…1.現状分析:試験の特徴
試験攻略ガイダンス3…2.戦略立案:試験対策(学習方針)
試験攻略ガイダンス4…3.戦術選択:解答テクニック(試験当日の技)
試験攻略ガイダンス5…4.計画作成:スケジュール作成
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3.戦術選択:解答テクニック(試験当日の技)

問題演習にて体得する「解答テクニック」を解説します。これらテクニックにより
「短時間で確度の高い解答」を導き出せます。試験当日に技を発揮するため
問題演習時に「どのテクニックが使えるか?」を意識して使ってください。

林 裕幸のIT教育-プロを育てるプロ--AP試験攻略ガイダンス08

■ヒント探し
試験問題には必ずヒントがありますので、それを「素早く的確に探す」ことが大切です。
ここに列挙した項目は「ヒントが隠されている場所」です、これらを中心に探してください。
また、午後試験の設問に「ただし~」「なお~」「すべて」などの接続詞が書かれた場合
重要なヒントになりますので必ず使用してください。
さらに、問題中の「例は問題読解に重要なヒント」となります。
例が無い場合は「単純な例、極端な例という観点で自作」してください。
ヒント探しの実例は、以下(ヒント探し)にて説明します。

■選択肢グルーピング&消去法
「消去法を強化する方法」です。問題を読む前に「選択肢を特性毎にグルーピング」します。
上記ヒント探しにて問題読解が進むと、解答に必要な特性が判明しますので
「無関係のグループを消去」します。実例は、以下(選択肢グルーピング&消去法)
にて説明します。

■マーキング
色ペンの持ち込みが禁止されていますので、「マーキングパターン数種類」に慣れておきましょう。
例えば、文章のヒントには下線_、数値には○など、ひと目でヒントを分別できるようにすると
問題に目を通す回数が減り、ヒントが埋没することも防げます。問題演習で体得ください。

■解答手順
午後試験では、解答する問題の選択は重要です。先ずは、「問題間の優先順位づけを行い
(例:○…解ける、△…時間を掛ければ解ける、×…解けない)⇒
上記ヒント探し&マーキング&選択肢グルーピング⇒設問から読み、マーキングを中心に読解」
の流れで解答します。なお、優先順位づけをヒント探し&マーキングで行なっても良いでしょう。

■文章作成手順
応用情報(レベル3)以上の試験では、午後試験にて記述が求められます。
文章記述による解答は難しいので、以下の「文章作成手順を参考」に進めてください。

林 裕幸のIT教育-プロを育てるプロ--AP試験攻略ガイダンス09

先ずは、下半分を隠して例題①を1分程度で解いてみましょう。
 :
いかがですか?この問題をそのまま解くと時間が掛かります。出題意図は
ヒントを探し、効率的に解答すること」です。正確に筆算することではありません。
「およそ幾らか」をヒントに、Lの0.98乗をLに置き換え筆算すれば、素早く的確に解答できます。

林 裕幸のIT教育-プロを育てるプロ--AP試験攻略ガイダンス10

例題②を以下の流れで解答します。
1.選択肢グルーピング
問題を読む前に「選択肢のグルーピングが行えないか?」を考えます。
この問題では「ア・イ」「ウ・エ」、「ア・ウ」「イ・エ」と2種類のグルーピングが行えます。

2.ヒント探し
「ハッシュ関数は剰余計算(x mod n)」「キーaとbが衝突する条件」および
例の自作(a=14,b=4,n=10)によって、解答に必要な特性は「aとbの差が衝突に関連する」
と分かります。

3.消去法
「a-bを含むグループが正解」なので、「ア・ウ」のグループを消去します。

林 裕幸のIT教育-プロを育てるプロ--AP試験攻略ガイダンス11

以下の流れで文章を作成します。
1.キーワード(単語)のピックアップ
「5W2H」の観点でピックアップすると、分かりやすく漏れもありません。

2.文章化
先ずは「箇条書き」を行い、それらを徐々に繋ぎ文章にして行きます。

3.文字数の調整
ここにあるポイントで文字数を調整します。

4.清書
採点者に読みやすい丁寧な文字で書きましょう。読めない解答は採点されません。

試験攻略ガイダンス5」に続く…
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