栃木のいすず期間工

栃木工場のいすず期間工報告


テーマ:
2週目突入。


工場の空気にも慣れ、あとは工程をこなせるように覚えるのみ・・・


なのだが、ここからが本当の試練の始まりだった。


おおまかにエンジンの仕様を覚えてきた私はその作業量の多さに愕然。


単純作業と聞いていたのに、全然単純ではない。


たしかに誰でも出来るかもしれないが、明らかにコツが必要とされる作業がそこにはあった。


そのひとつひとつをマスターしない限り、ラインの流れに乗って作業することは不可能。


何かを完璧に覚える度に、次の作業手順へ着手。


新しい作業にうろたえていると、今まで覚えてきた作業に支障が出てミスを頻発。


その度に怒られる。


こんなに怒られることは今までなかった。


やはり私には向いてないんじゃなかろうかと自問自答。


しかし、そんなことやってる余裕さえ与えられず、ひたすら手を動かされます。


この頃から極度の疲労が手に蓄積してきました。


F1のピットサービス並みの速さを常に2時間弱続けるわけですから当然といえば当然です。


休憩とは名ばかりで実質6,7分休めれば良い方。


トイレに行った後、水分補給してちょっと座っていればすぐにチャイムが。


肉体労働なのにこの扱いは厳しい。


普通に働いていた時とどうしても比べてしまう弱い自分がそこにはいました。


そんなことを思っていてもラインは止まってはくれません。


気がつくと電動ドリル両手に持って作業を強いられています。


強いられてはいけない。


自分のものにしなくては。


何とか思いとどまり、負のオーラを出さないよう心がけることで精一杯なのでした。




3週目。


この頃には右手の痛みがはっきりと出るように。


いわゆるバネ指。


伸びきった指が曲がらないという有様。


朝は右手をマッサージしないと歯磨きさえ出来ません。


とにかく何かを持つということでさえ不便な状況。


そこで私は左手で歯磨きやお箸を持つ特技を磨くことに。


元々左利きだったので、ぎこちなくとも朝食が食べられるようになりました。


通勤時間、右手をマッサージしながら仕事に備えます。


工場に着くころには通常時の半分くらいにまで曲がるよう回復するものの、作業開始の10分ほどは痛さが走る。


それ以降は痛さが麻痺してきて気にならなくなります。


そこから作業に集中して早く一人前になるよう試行錯誤の連続。


基本的な作業手順はあるものの、人によって微妙にやり方が違ってきます。


というのは個人間によって得手不得手があるので、電動ドリルの使い方さえ一刀流にするか、二刀流にするか違ってきます。


私の先輩が二刀流で作業してたので、必然と私も二刀流で覚えることに。


二刀流のいいところは持ち替えることなく作業出来るところ。


時間の短縮が出来ます。


ただ、ボルトを高速で締めるので上手くはめるのが難しい。


慣れないと逆に遅くなってしまいます。


手がすべるとはじかれて部品に傷が入ることも。


そうして二刀流でしばらく作業してたのですが、どうも慣れなくて最終的に確実性をとって一刀流で作業することにしました。


そうやって作業の進め方を工夫したり、チャレンジしたりを繰り返すことに。


いろいろ悩みながら作業するので、ミスも多発。


今週もいろいろ怒られながら凹んでました。


でも、先輩や社員がちょっとした声をかけてくれたりして救われることもあり、何とか乗り越えることが出来ました。


正直な話、こういう職場というのは人間関係が希薄だと伺っていたので驚き。


どこへ行っても結局、自分自身の行いが人間関係を形成するということを改めて知りました。




4週目。


この頃には作業のほとんどを覚えて一人前の証である青シールを貼られました。


しかし、一人前というには程遠い作業スピード。


担当工程を一人で任されているものの、完全に守ることは出来ていません。


少し流れがきついとすぐに流されてフォローが入ります。


その度に何で仕事出来ないのだろうと意気消沈。


気持ちを切り替えていくのに苦労しています。


でも気持ちだけなら自分ですぐに解決可能だから問題ありません。


問題なのは右手。


指が上手く動かないのです。


ずっとやっていると感覚が鈍くなって上手くボルトを仮付け出来なかったり、急に激痛が走って部品を落としたりと散々。


先週よりも作業スピードを落とした上に、集中力切れてミスを連発する結果に。


最悪な週となりました。


何度か休もうとしましたがここで休んでも作業を覚えられるわけでもなければ、仮に休んでも回復も難しいので乗り切ることにしたのが仇となりました。


休めば給料貰えないわけですし、3ヶ月以内に4日以上休めば手当てが激減します。


それを考えると簡単には休もうとは考えません。


体壊しては意味無いのですが、そうは言うもののそんなこと安易には出来ない訳で。


少ない気力を振り絞って1ヶ月を乗り切ることには成功しました。




<1ヶ月を振り返って>


①肉体的問題

・2時間以上立ち仕事したことある人なら出来る内容(※最初は苦労するけど)

・とにかく作業時間内は多くの工程が良く手を動かすのでケアが必要

・ラインスピードは早めなので、動きもそれに準じて合わせる必要があって大変。

・無駄が多いと負担が大きくなり、最終的に負傷する。

・休憩時間が短いので水分補給やトイレなど必要最低限のことしか出来ず、疲労は蓄積しやすい。

・基本的に土日休みなので、その間に疲れを取れば続けられる仕事。


②精神的問題

・工場という特殊な環境なのでニオイや温度が気になる可能性有り

・学歴不問で誰でも入社出来る場所なので、入れ替わりも多くコミュニケーションは少なめ。

・同じ作業の繰り返しなので、常に時間との戦い。

・ライン作業についていけないと苦痛


③経済的問題

・食費は社員割引がきくので安価

・自宅通勤者は手当てが付く

・寮出勤者は寮費&光熱費無料

・交通費支給有り

・作業服支給有り(無料クリーニング無し)

・日給は安め

・夜勤につける作業者は少数

・残業は少なめで月20時間程度

・満了金などの手当ては多め


【総評】

・3ヶ月という短期間での勤務希望であればどこのメーカーよりもおすすめ

・「他メーカーで夜勤&月30時間分の残業代=いすゞ満了金」なので、日勤希望者であればおいしい仕事

・夜勤は運。夜勤あるラインでも簡単に入れる工程と仕事出来ないと入れない工程がある。

・残業が少ないので極力定時で帰りたい、残業を長くやりたくない人におすすめ。

・海外受注で利益を出しているので、世界恐慌、特に東南アジアが不況になると仕事無くなる可能性大。

・他メーカー勤務経験者曰く、いすゞは仕事内容が過酷なので大変らしい。




【感想】

私にとってのいすゞ自動車栃木工場での1ヶ月はこんな感じで終わりました。


正直、辛かった。


普通の仕事のありがたさが身に染みるw


本音としては二度とこの仕事したくないw


でも、短期間で確実に貯蓄をするためにはこの仕事が一番。


まだまだ働きますよ。


同期も頑張っているしね!(同期は大切にしたほうが仕事長続きするよ)




【これから入社を検討されてる方へ】

これから入社を考えている人はよく考慮してください。


期間途中で辞めるとかなり時間の無駄ですし、手当ても入らないのでバカらしいですよ。


次の就職先への説明も面倒になりますので、相当の覚悟を持って望みましょう。
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