第179回 一水会フォーラムを開催しました | 一水会活動最新情報!

第179回 一水会フォーラムを開催しました

3月13日(月)第179回「一水会フォーラム」を、ホテルサンルート高田馬場3階会議室にて開催しました。

 

 

午後六時の受付開始よりたくさんの方々にお集まりいただき、盛況のうちに会を催せたこと、ご参加の皆様に感謝いたします。

 

講演に先立ち、午後6時半より、一水会の活動報告が行なわれました。事務局からは、現在発売中の「レコンキスタ」454号の紙面紹介をさせていただきました。

 

また、憂国我道会代表の山口祐二郎氏より、直近の活動報告が行なわれました。
3月10日、昭和20年3月10日の東京大空襲から72年を迎えたこの日、弊会・木村三浩代表も参加のもと米国大使館前において、東京大空襲、米軍による無差別殺人への謝罪を求める訴えが行なわれました。また、首相官邸前では安倍首相に対し、米国に謝罪を求めるよう訴えました。

 

続いて、弊会木村代表より、直近の活動報告が行われました。

 

 

3月10日は、前途の山口祐二郎氏報告の活動に参加したほか、東京・墨田区の東京都慰霊堂において、東京大空襲で亡くなられた方々を追悼する「春季慰霊大法要」に参列しました。法要には秋篠宮様ご夫妻のほか、遺族ら約600人が参列しました。

 

米国による東京大空襲は、当時のカーチス・ルメイ空軍少将の指揮によるものだったことが分かっていますが、日本政府は昭和39年、「航空自衛隊の育成に尽力した」として、カーチス・ルメイに勲一等旭日大綬章を授与しています。叙勲、勲位授与とは大宝律令とともに始まり、天皇陛下の名によって行なわれる国事行為です。この授与に昭和天皇は難色を示したと言われていますが、栄えある行事を政治利用してきたその時どきの日本政府や為政者、そして現在の安倍政権は、米国に媚する君側の奸と呼ぶべき存在ではないでしょうか。

 

そして午後7時より、「天皇陛下の高齢譲位は皇位を不安定にする─与野党は政争の具にするなかれ─」と題し、法学者で麗澤大学経済学部教授の八木秀次先生による講演が行なわれました。


八木先生には、現在与野党で議論が進められている天皇陛下の皇位継承の問題ついて、専門家の立場から詳細に解説して頂き、参加者一同、貴重な学びの機会となりました。

引き続き行われた質疑応答では、参加者から活発な質問や意見が多く出され、八木先生はその一つ一つに丁寧に答えて下さいました。

 

 講師の八木秀次先生

 

本講演の詳細は「レコンキスタ」455号に掲載いたします。どうぞご期待ください。


講演終了後、恒例の二次会にも多くの方々にご参加いただき、来場者相互の親睦、交流もおこなわれ、大いに盛り上がりました。まことにありがとうございました。

 

次回、第180回一水会フォーラムは4月13日(木)に開催いたします。

 

講師は、ジャーナリストの石高健次先生です。テーマは「拉致事件が明白となって20年(仮)」です。今から20年前、北朝鮮による横田めぐみさん拉致を突き止め、ニュースとして伝えたのが、当時、朝日放送の記者であった、石高健次先生です。それ以降、拉致問題は日本と北朝鮮両国間における最重要課題となりましたが、現在も全真相の究明には至っていません。石高先生より、20年にわたって取材を行なっている立場から、ご発言をいただきます。会場は同じくホテルサンルート高田馬場3階会議室です。

 

午後六時受付、六時半より事務局活動報告、七時より講演開始となります。弊会では与野党議員、官僚、ジャーナリスト、大学教員など、それぞれの現場で活躍されている方々にお越しいただき、生の声の問題提起をさせて頂いています。また、唯我独尊ではなく、世の中にも耐えられる専門性の高い知見の把握に努めていきたいと思います。その意味でも今後のフォーラムにご期待下さい。

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いわゆる「森友学園」問題で、渦中の籠池泰典氏が明日3月15日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見を行なうことが発表されました。

 

この問題では、稲田朋美防衛大臣が3月13日の参議院予算委員会で「森友学園の顧問弁護士・代理人を引き受けたことはない」と一度は答弁したものの、翌14日になって「記憶違い」と「誤り」を認めて謝罪しました。「虚偽答弁ではない」という本人の言い分が仮に真実だとしても、事実関係が定かでないのに、誤った情報を国会で堂々と答弁する稲田大臣の姿勢は、批判を受けて当然と言えるのではないでしょうか。

 

また、土地取引や学校許認可について籠池氏一人に責任を押し付け、事態の収束をはかろうとする諸人が存在するのであれば、看過できない問題であります。野党は徹底的に調査し、真相究明を行なっていくべきであると考えます。


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