一噌幸弘の能楽堂へ行こう2017第二弾
「受け継がれる伝統・創造する伝統 一噌幸政十三回忌追善会」
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能の音楽の長い歴史とその本質を掘り下げ
現代文化に即した再生や復活、新しい創造を
そして、能の音楽のルネッサンスを目指す
<ご挨拶>
笛方であった父一噌幸政の十三回忌を機に、「受け継がれる伝統」「創造する伝統」と題し、能の音楽である囃子に注目した公演を開催致します。中世から継承されている能という世界でも稀な古典芸術がもつ創造力や固有の概念、そして21世紀の今日でもなお評価される能のユニークな要素を音楽に注目し改めて確認致します。また私は、能楽を継承しながら様々な手法を取り入れ、新たな能の囃子を制作してきました。この度は、その新作囃子を上演し、能の音楽の創造性や可能性を多くの方々に発見していただける機会となることを願っております。戯曲面での新作能は制作されていますが、囃子の新作はほとんどなく、能を音楽という視点から捉える試みは能楽の歴史の中でも未開拓の分野です。しかし、新作の囃子を創造することは、100年後の遺産を創造することであり、能楽界において新たな発展の方向性を示すことになると期待しています。一噌幸弘
日時:2017年7月9日(日) 12時半開場/13時半開演(17時半終演予定)
※イープラスの案内で開場、開演時間があやまって記載されておりましたが、正しくは上記の通りです。(4/20に訂正致しました)
会場:国立能楽堂(東京・千駄ヶ谷)
当日は、ロビーにて「一噌幸政・幸弘 写真展 by 広瀬飛一」を開催します。
番組:
お話「受け継がれる伝統 創造する伝統」 梅若玄祥 一噌幸弘 高桑いづみ
一部 受け継がれる伝統
「一管 父に捧ぐ」 笛 一噌幸弘
「連管 鷺乱」 笛 一噌庸二 一噌幸弘
「素囃子 惣神楽」 笛 藤田六郎兵衛 小鼓 観世新九郎
大鼓 亀井忠雄 太鼓 三島元太郎
「舞囃子 松風」 梅若玄祥
笛 一噌庸二 小鼓 観世新九郎 大鼓 柿原崇志
地謡 浅見慈一 北波貴裕 小早川修 小早川泰輝
「連吟 狂言 鉢叩」 野村萬 野村万蔵 能村晶人 野村万之丞
~休憩 十五分~
「半能 融 舞返シ 思立之出」 観世銕之丞 森常太郎
笛 一噌幸弘 小鼓 大倉源次郎
大鼓 柿原光博 太鼓 吉谷潔
地謡 浅見慈一 北波貴裕 小早川修 小早川泰輝
~休憩 二十分~
二部「創造する伝統」
「下リ端 一噌幸政 幸弘作曲」 笛 一噌幸弘
「一調一管 速流笛破 一噌幸弘作曲」 笛 一噌幸弘 太鼓 吉谷潔
「舞囃子 盤渉楽 対旋律付 一噌幸弘編曲」 梅若玄祥 観世銕之丞
笛 一噌幸弘 小鼓 大倉源次郎
大鼓 柿原光博 太鼓 三島元太郎
尺八 辻本好美 特別出演
ヴァイオリン 壷井彰久 特別出演
「十二拍子の三番叟 一噌幸弘作」 野村万蔵
笛 藤田六郎兵衛 一噌幸弘
大鼓 柿原光博 小鼓 大倉源次郎
~休憩 十五分~
「変幻化 一噌幸弘作」 梅若玄祥 観世銕之丞 野村万蔵
笛 藤田六郎兵衛 一噌幸弘
小鼓 田邊恭資 大鼓 柿原光博
太鼓 吉谷潔
尺八 辻本好美 特別出演
ヴァイオリン 壷井彰久 特別出演
コントラバス 吉野弘志 特別出演
チケット料金:SS席(正面指定席) 12,000円
S席(正面指定席) 10,000円
A席(脇正面指定席) 8,000円
B席(中正面指定席) 6,000円
C席(中正面指定席) 5,000円
GB席(自由席) 4,000円
チケットお申込み:4月5日(水)10時~
カンフェティ http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=38689&
イープラス http://eplus.jp/sys/main.jsp
幸弘の会 080-5092-6596(平日10時ー17時)
info@issoyukihiro.com
主催・企画・制作:幸弘の会、国際能プロジェクト実行委員会
後援:銕仙会、ジャポニスム振興会、公益財団法人日本文化藝術財団
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)