涙が止まらず

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紗依さんが思い出してくれた、遊女時代の前世。


鑑定のとき、ちらっと聞いていたんだけど、昨日ブログを見て、涙が止まらなかった。


なんだろうこの感覚。


クリアさんとの前世を思い出した時と同じ。




殺したくなかった
殺したくなかった
殺したくなかった
殺したくなかったよ。


大好きだったの、りんさんのこと。
大好きで憧れで。
家族でもない私のこと、いつも面倒見てくれて、りんさんからもらった髪飾りが嬉しくて、いつも肌身離さず持ってたよ。
りんさんみたいに、優しくてかっこいいおいらんに憧れてたよ。
変な客に病気をうつされて、どうしてりんさんがこんな目にあわなきゃいけないの?


悔しい
悔しい
悔しいよ


りんさんに身請け申し込んでたあいつは、なにもしらないくせに、「お前を一人前にしてやろう」って言わんばかりだ。


くそっ
どいつもこいつも、男なんてバカで何にもなりゃしない。

そんな男を相手に商売するしかない私は一体なんなんだろう。
あたしはりんさんを殺した。


殺したくなかったよー!




って気持ちがどんどん沸いてくる。

かんちゃんがムカつく。イラだつ。

男に絶望する。

女の不条理さにうんざりしてる。

涙がとまらん。




あたしは子供ができて、おろすことができなくて、自殺を選んだのかもしれない。

この子供がりんさんだったらと、思わずにはいられなかったのかも。

あたしには、二度もりんさんを殺すことはできなかった。



そんな気がした。
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