秘密の31年☆赤い糸の行方

何度別れても、切れることのなかったふたりの糸。二股だったときも、彼が「あの人」と結婚してしまったときも、わたしが海外で暮らし始めたときも。音信不通6年、14年ぶりの再会から、再び動き始めた恋。国境を越えた超遠距離・婚外恋愛。

彼と出逢ったのは30年前。4度目の別れが訪れた時、
もう二度と逢うことはないと思った相手でした。

6年後、異国の地に住むわたしの元へ、突然、
舞い込んで来た彼の消息。そこにはわたしだけにわかる
彼からのメッセージが込められていました。

2010年夏、再びふたりの恋が始まりました。

最初から読む → 「プロローグ」

テーマ:
<「馴れた」の続きです。>

料理は美味しかった。

ユウさんと一緒だったら、
なんでも美味しい。

「珈琲飲みに行こうか?」

そんな時間があるの?

ここで終わりだと思ってたのに。

「うん♪」

うきうきしながら、レストランを後にする。

外へ出てみると、ちょうど
雨が降り出したところだった。

大降りというわけではなく、
ぽつぽつ、という感じ。

これぐらいの雨だったら
わたしが住んでいるところでは
傘などささない。

駅まですぐだし、
ユウさんの会社も地下の道を通っていけば、
さほど濡れることもない。

だからちっとも気にならなかった。

でもどうやらユウさんは違ったらしい。

「雨か…。

珈琲は今度にしよう」

え?

このぐらいの雨、たいしたことないよ。

さっきまで弾んでいた気持ちが
一気にしぼむ。



早歩きの分、あっという間に
駅に着いてしまった。

彼に付き合って、駅の横の薬局屋に入る。

喉の薬を探して、
ひとつふたつ商品を手にしたものの、
結局何も買わずに出て来てしまった。

お店の中にいたのは、
時間にしてほんの2分くらい。



「オレ、ここからバスで会社に
戻ることにする」

その言葉を聞いて、
ようやく彼の体調がかなりよくない、
ということに気づいた。

普段ならひと駅やふた駅ぐらい
歩くことをなんとも思わないひとが
バスを使うなんて。




お茶が飲めなかったのは残念だったな。

それに最後は余韻も何もなく、
ただバイバイっていう
とってもドライな別れだったし。

でも楽しかったのは間違いない。



喉、早く治るといいな。

悪化しませんように。

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