コンプリートランの勝利を知らされたとき、ピンとくるものがあった。
16番人気のシンボリルドルフ産駒。
新馬戦で掲示板に載り、その後注目するも全くダメ。
近走も壊滅状態だっただけに驚きの勝利である。
これはもしかするとバブルの有力産駒が集結する今日、いいことがあるのではないかと…。
そして実際その通りになるのである。
直後の紅梅S。
まずはコウエイハート。
好スタートから他馬を先に行かせて先団に控え、危なげなく抜け出して快勝!
前走阪神JFシンガリ負けの嫌な流れを一気に断ち切った。
現状は1400までがベストなんだろうか。
何とかあと1ハロン克服して桜花賞までつなげてほしい。
続いては京成杯。
離れた2番手から堂々と抜け出したアーリーロブストは、ゴール前猛追してきたナカヤマフェスタを封じてそのままゴールへ。賞金的にクラシック出場を確定させた。
この勝利は父バブルガムフェローにとって嬉しい芝重賞及び中央重賞初制覇!
しかし案の定、フジテレビ「みんなの競馬」でこの点に触れる者はおらず…。
種牡馬入りした1998年から早10余年。
産駒が芝の重賞を手にするのに思いもかけぬ長旅を強いられた“遅咲き”のバブルガムフェロー。
暮れに予言?した通り、ここにきてようやく飛躍の糸口をつかんだようだ。
一過性のバブルですぐにはじけてしまってはたまらない。
まずはこの2頭、無事にクラシックへ!そして新たな候補生の登場を待つ。
父親(骨折でクラシック断念)の二の舞は御免こうむりたい。
しかし何ということか。
両方とも馬券に組み入れておきながら的中を逃す体たらく…