ちょっとしたアクションスター?

せめてスタントマン見習いぐらいにはなれるだろうか?


しかし事なきを得た今だから言えるだけであり、歯車が少しでも狂っていたらどう転んでいたか分からない。


結論から言うとバイクでコケただけの話。

しかしバイクの転倒には、実感がないと言われればそれまでだが「死」に直結するだけのエネルギーがある。たとえ小さな原付でも、時速60kmのスピードでコケたら重傷ではなかろうか。

こんな話を楽しんで書いている私は当然60kmも出してない。


前を行く、マフラーをちょっとばかり改造した感のある白い車が、やけにチンタラ走っていた。すぐに追いつくと、その鈍さ加減に苛立ちが募ってくる。

特にこういう外見をカッコつけてるくせに「ちゃんと走れよ!」と言いたくなる運転は、初速だけこれでもかと一端なダッシュを見せ、加速力と持続力に欠ける原付並にダサい。もちろん大人しくしてくれていれば原付に文句はない。しかし分をわきまえないカッコマンが多いのである。


コイツのせいで前方の信号が青から黄色に変わってしまった。

コイツが並の速度で走ってさえいれば、ほぼ確実に信号に間に合った計算である。そこで私の苛立ちは行動に転換する。

もはや信号は赤である。

しかし追い抜いてコイツに思い知らせねば気が収まらない。


加速して対向車線側から一気に追い越す。

そして再び車線に戻り、目前に迫った赤信号に合わせて停止動作に入る。

私は無条件に車線の中央にバイクを誘導する。

距離は無く、加速していたため、やや急ブレーキになった。


!!!!!!!!!!

気が付くとバイクは転倒。

私はバイクから右前方に放り出されている。

しかし右手の平と右膝が我が身を無意識のうちに防衛し、事なきを得た。

その2点が、吹っ飛ばされてアスファルトに叩きつけられた衝撃をほとんど吸収してくれたおかげで、他に被害はなかった。バイクを除いては……。


自車線に戻るとき、停止線に茶色の薄い物体がうっすらと見えた。

しかし追い越しに要したスピードのまま車線中央に無意識に入った私は、停止線目掛けて減速するも次の瞬間そのダンボールに前輪を奪われたのである。


ダンボールがなければ転倒などなかった。

いつものアスファルトなら停止線でキュッと止まっている。


また停止線にあったこともマズかった。

ブレーキ動作の最中にダンボールを踏むのはよくない。


だがもしあのチンタラした車の存在がなければ、万事何事もなく過ぎていたに違いない。苛立ちがピークに達して追い抜き、停止線との距離がなくなってきたところで自車線に戻ってきたのだから、ちょうど戻ってきたところへバナナの皮の如きダンボールが待ち構えていたようなものである。成す術もない。
チンタラ走りたいのなら、まず後ろに車がいるかどうか確認し、ハザードひとつ点灯してくれるだけで大分違う。


私はケインコスギではない。

危険を予期して対策を立て、準備万端に臨むのではない。

力を抜いたアホ面で、構えずに乗っているだけである。

偶然と必然は大きな違いだ。



手の平の傷は数時間で癒えた。

もう1つは右膝の、ちょうどお皿の少し下。

衝撃は、一点のほつれすらなかったリーバイスのGパンを貫通して体に到達。500円玉大の出血になっている。


よくいるコレクターの類とは違うが、

今回1cmの穴がポッカリと顔を覗かせてしまったGパンは美しいほつれが魅力のワイルドタイプではなく、スマート路線のものである。私の中での位置付けも同様。ワイルドタイプは他にキープしている。2本も要らないのだ。穴は必要なかった。


大した怪我もなく大きなスリルを味わえたのだから、結果オーライにすることもできる。危険を予期して心の準備ができるバンジージャンプの比ではないのだから。しかしそれは結果論に過ぎない。正直な話、スリルなんてものじゃなかったのだ。


帰宅後、現場側のコンビニに電話を入れた。

「道路のど真ん中にあるダンボールで滑って転んだ。そこがお宅の管轄下かどうかは知らないが、(道路もこまめに)見た方がいい。大事故になってからじゃ遅い。」


アホ運転手とダンボールの仕掛け人には憤慨だが、
支えてくれた腕と脚の活躍には満足だったりもする 笑

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シロクン

牡2 白毛 美浦 後藤厩舎

父:ブラックホーク

母:シラユキヒメ(父:サンデーサイレンス)


注目の白馬!

母シラユキヒメはサンデーサイレンス産駒の白毛馬として注目と同時に期待されたものの、結局は白毛の域を出ることなく現役を終えた。

初仔のシロクンは期待通りの白毛。愛されそうなネーミングでデビューが待たれるが、ノドに持病を抱えるため様子見とのこと。1度は目の前で観賞したいので、まずは無事にデビューを。


シラユキヒメは2年目にクロフネとの間にも仔を設けている。こちらも白毛!!しかも父が芦毛のクロフネとくれば俄然注目が集まる。


シラユキヒメの仔が頑張って、ビジュアルで新たなファンを惹きつけてくれないかな?



キャプテンベガ

牡2 黒鹿毛 栗東 松田博厩舎

父:サンデーサイレンス

母:ベガ


ご存じ、今の日本における黄金配合の1つ。

アドマイヤベガ、アドマイヤボス、アドマイヤドン。産駒のいずれもが重賞ウイナー。キャプテンベガはドン以来久々の産駒。現在6才のドンとの兄弟対決は、残念ながらギリギリのところで実現は難しそうだ。


初仔のアドマイヤベガが不完全燃焼での早期引退だっただけに、サンデーのラストクロップであるキャプテンベガにはクラシックでの活躍はもちろんだが、古馬になってからの走りにも期待したい。

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幼き日の幻影

テーマ:

転校生を2度経験した。


まだポケベルの登場まで数年待たねばならなかった時代。

携帯電話や電子メールのような個人ツールなど、当然存在しない。


特に幼少の頃は、「転校=永遠の別れ」であった。

もちろん脳内の純度が極めて濃い年頃であるから、そんなこと当時は考えない。

しかし振り返ると、方程式があながちデタラメとも言えない。


女子ならば手紙や電話をマメに交換する者もいるかもしれない。

だが男子の場合、それは限りなく少数派である。


私とて多分には漏れない。

小学校低学年の頃ビックリマンシールやラーメンばあに熱狂していた友人たちが、今どこで何をしているのか。彼らとは転校以後、1度たりとも顔を合わせていない。


地元に帰れば小中学校時代の友人と会えるような環境は、この上なく幸せだと思う。当然ずっと地元にいる者ばかりではないから、実家だけがそのままで本人は新天地で生活していることもあろう。しかし、友人関係がずっと続いてること自体が幸せなのである。


だが今の学生なら、小学生でも恵まれた環境?ならマイ携帯ぐらい持っているだろうから、「転校=ちょっと遠くなる」ぐらいに緩和されているのかもしれない。携帯番号やメルアド、特にメールが大いなる力を発揮するだろう。手紙や電話だとおっくうになりがちだが、ちょっとしたメールなら気軽に送れるし、たとえ共に学校生活を送ることはなくとも友達関係を維持していける有力なツールとなろう。これは憶測ではある。しかし少なくとも昔より恵まれていることは間違いない。




中学時代のある春休み。

親戚を交えて砂浜でくつろいでいた。そこへ…。

我々の数十メートル先を右から左へと横切る2人の女。

ほんの数ヶ月前まで同じ学校で過ごし、同じクラスどころか同じ部活、同じ塾に通っていたこともある女が通る。


まさか…。

私は別の県に引っ越したのだ。

何かの用でこの県に来るならまだしも、ピンポイントで私の生活する街、それどころか私の座っている半径30m以内に現れることが常なほど日本は狭くない。それにここは観光名所でもない。


春休みなのでガラガラという訳ではない。

1人の顔がこちらに向く。

距離があるため、100%の輪郭は確認できない。目が合ったかどうかも分からない。

だがしばしの間、確かに睨め合いの時があった。

私の疑問を、彼女が同じように抱いたかもしれない。


どちらが先に止めたのかは忘れた。

もしかしたら向うは「似たようなのがいるな~」ぐらいにしか思っていなかったかもしれない。私は遠くから少しだけ後を追った。彼女らはひたすら砂浜を歩くだけである。そこから先のことはもう覚えていない。



彼女とは塾で隣り合わせになったこともある。後ろの方の席だ。

しかし当時塾の先生に目を付けられていた私は、あるとき特例措置で最前列に回された。

そこで隣の女子と意気投合する。

すると「隣が○○ちゃんだから急に席くっつけちゃって!」
とかいう嫌味を食わされたことをよく覚えている。

当時は何故だか赤面も、今となっては懐かしい話。



もう会うことはないだろうが、

もし仮にそんな機会が訪れたら、あれは幻だったのかどうか確かめてみたい。


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神戸新聞杯。ディープインパクトは楽勝。3コーナーからのマクリがナリタブライアンを彷彿させる。課題は最早ゲートだけ。それとて3冠の障壁とはなるまい。


今回も例に漏れず出遅れ。出た瞬間、隣のトウカイトリックがディープ出遅れのあおりを食わされたのが明らかに見てとれた。弾かれ、前方に壁のできたトウカイはディープ共々後方待機を余儀なくされる。そして惨敗。武豊には予定通りであっても、芹沢純一にとっては不本意だろう。ディープ以外にも、シックスセンスやアドマイヤジャパン、ローゼンクロイツ、ストーミーカフェ等有力3才勢が集結したこの神戸新聞杯で3着権利獲りを狙うには、負わされた傷は余りにも深すぎた。


しかしスーパー競馬の解説人はディープの出遅れには触れるものの、それが及ぼした結果について言及することはなかった。もちろん故意でないのは明白だが…。被害馬はもしかしたら今回の権利獲りに懸けていたかもしれないのだ。もし仮にディープが同じ被害を受けて、それが元で惜敗でもしたら、加害馬のお行儀の悪さをこれでもかと叩くだろう。



ディープインパクトのスタートは、歴史的なスーパーホースにしては下手過ぎる。皐月賞でもダービーでも出遅れた本人だけが損をしていたからまだよかったものの、一歩間違えれば他馬を巻き添えにし、被害馬が流れに乗り切れないのを尻目に自らはスイスイと異次元の競馬をしてしまう。ジャパンカップで外国馬相手に同じことをして持ち味を奪い、自分だけがナリタブライアンのようなマクリで突き抜けてしまえば非難さえあり得るかもしれない。


もちろん弥生賞のように彼なりに“決める”こともできる。だが現状を見る限りでは、そう信頼は置けない。勝敗のことを言っているのではない。鞍上の言葉からも分かるように、スタートでヘマをやるのは想定内のこと。乗り役も、予想家も、ファンも、「ディープ=出遅れ」の認識でありながらも、あれだけの高評価を下している。出遅れぐらい簡単に挽回できてしまうのがディープインパクトなのだ。もちろんレベルが上がるに連れ、弱点が浮き彫りになることもあるかもしれない。凱旋門賞で皐月賞のようなヘマをやったら、大きなハンデとなってのしかかってくるだろう。


だが自分が苦しむ分には構わない。しかしライバルを道連れにしてはマズい。中には先行することで持ち味を発揮できるタイプもいるのだ。皆が皆、「出遅れたなりで行けばいいや」ではないのだ



この行儀の悪さが改善されない限り、どこかでおかしなことになりはしないかという不安は拭えない。語弊を恐れずに言うならば、今回は“トウカイトリックだから”何事もなく、いや、何事もなかったように済んだのだ。被害馬がサイレンススズカだったらどうだろう?逃げ脚を奪われたスズカ相手ならば、間違いなくディープが勝つだろう。そして歴史的マッチレースは、とんだ茶番劇という結果に終わるだろう。故意ではないものの、ディープは非難を浴びるだろう。


陣営は“しつけ”をそれほどには施さなかったという。あれだけのヤンチャ坊主に対してである。ディープ自身は出遅れても勝てるから問題はない。しかし問題の焦点はそこではない。しつけを怠った結果が、この先どこかでディープの名誉を汚すことになる危険性は十分にある。今後もしつけないつもりだと言うなら、陣営はスタート前にお祈りを欠かさない方がいい…。

☆ マイネルバシリコス ☆

牡2 栗東 加用厩舎 鹿毛

父:トウカイテイオー

母:ダイイチコパン


初戦は札幌の芝1800M。これを好位から危なげなく抜け出して楽勝。まずは順調な滑り出しで期待に応えた。次走は10/1札幌2才S。ディープエアーやアドマイヤムーンといった2勝馬に挑むことになるが、メンバー構成は緩くなりそう。ここは勝ち負け、欲を言えば楽勝で通過してほしい。


母ダイイチコパンはサンデーサイレンス産駒。現役時代は勝ち星を挙げることなく終わったが、底知れぬサンデーの血は魅力である。トウカイテイオーにとってもサンデーの肌馬に巡り合う機会はそう多くないだろうから、マイネルバシリコスにかかる期待は非常に大きいのだ。



☆ イブキドミナーレ ☆

牡2 栗東 橋口厩舎 青毛

父:タイキシャトル

母:イブキニュースター


母はニジンスキー直仔。オークス1本に絞り、フラワーCでロバーツにJRA初重賞をもたらすと続くスイートピーSも連勝。しかし肝心のオークスでは2番人気も、ダンスパートナーの前に見せ場なく屈してしまった。

産駒の初勝利は4番仔まで待たねばならなかった。その、今年の青葉賞に駒を進めたイブキレボルシオン(父サンデー)が現在2勝を挙げている。やはりサンデーサイレンスは凄いのか…。

イブキドミナーレは1つ下の5番仔。2戦して7着→2着と、初勝利を挙げるのは時間の問題だ。父がスピード系のタイキシャトルで、スタミナ兼備ニジンスキーの血を引く母と上手くマッチした万能ホースになってほしい。シャトル産駒がクラシック戦線、特にダービーまでを賑わす姿というのも見てみたいものである。昨年のメイショウボーラー以上にクラシックに適性のある産駒の登場を待つ!

単なるオッサンが

お客様は神様ですのプロレス界の重要人物!

☆ 単なる観客 ☆


リングネーム:殺し屋キラージョー


得意ワザ:マシンガン=パラダイス


プロフィール:身長175cm 体重60kg 手取り27万円 妻 子供2人

好きなもの=プロレス、ビール、牛肉

テレビ中継のカメラが向くと反射的にVサインを出してしまうが、その目の輝きはただ者ではない。


ストーリー:大好きなビールでよっぱらっていた観客が、実は理事長をたおせる唯一の殺し屋キラージョーだったのだ。

この変わり様…


このシールは5年程前に復刻した厳選30種ほどの中の1枚。

リアルタイムではゲットできなかったのを、よく覚えている。

大物感漂う風格に、

少年時代の私は喉から出るヨダレが止まらないぐらい欲しかったことだろう…。

ダヴィンチ

会場:六本木ヒルズ

日程:9/15 ~ 11/13



晩年の研究ノート『レスター手稿』を公開している。


現在はビル=ゲイツが所有。

1年に1度、
しかも一カ国にだけ許される
というレスター手稿の実物展示。

今回が本邦初公開となる。


万能の天才の実像に迫れることもそうだが、

500年前の‘実物’に触れられること自体がまず、貴重である。



当然ながらの厳戒態勢。

薄暗闇の中、紙1枚毎、頑丈なショーケースに収まっている。

文字は読めないが、美しいデッサンと共に歴史の重みを感じさせる重厚な雰囲気が漂ってくる。


他にも彼の研究分野の紹介が多々ある。

ボタンを押したりして体験できるものもある。

しかし、いかんせん内容が難しい…。

まず分野自体が大学の専門研究領域のようで難しい。

真剣に考えれば分かるかもしれないが、多くの人がひしめく中、立ったまま考えるのは大変だ。それに楽しくないだろう。

初心者でも、暇つぶしのオバサンでも分かるような平易な説明文を、各箇所に用意してほしかった。“格”にとらわれたお堅いものではなく、極端な話、幼稚に説明してもらいたい。



ダヴィンチ

だが仮に内容がサッパリでも、一見の価値はあるだろう。

ビルゲイツがコレクション?したいぐらいのモノなんだから…。

私の頭も少しは賢くなったはず?!

テーマ:

それほど夢を見る方ではない。

ほとんど見ない性質である。


実際には「見る」体験を済ませていても、記憶されてないだけだと言う者もいる。中には毎日欠かさず見るというツワモノも。


縁のない私などは、「夢」というぐらいだから少なくとも見て損はないだろうと思い、少し羨ましくなる。しかしおとぎ話ばかりが夢という訳でもないらしい。


私自身は、ほとんどロクな夢を見ない。

最近の傾向だと疲労がたまっているときに見るようだ。

正確にはその状況下でなければ見ないと言うべきか。



疲れ切ってグタッとして、眠りに落ちる。

そうすると
得体の知れない悪魔が迫ってきたり、身近の者が危篤だったり…。

うなされて目が覚める。疲れているので本能では覚めたくない所を覚ますのだから、本人は不快でならない。すぐにまた寝る。そしてまた起こされる…。これを数回繰り返す。全然楽しくない。


もちろん並の疲労ではない。特別疲れて抵抗力が弱まっている所へ、夢の誘いが忍び寄るのである。特に弱っている所へ攻撃を仕掛けるのだから性質が悪い。しかも相手は無防備である。


これならソフトな夢を日々コツコツ重ねた方がどれだけマシかわからない。せめて夢の世界だけでも勇者や大金持ちになりたいものだ。



夢とは悪魔の誘いである…。

ウイニングチケット無念…

テーマ:
インパクト以上の弥生賞

ビワハヤヒデの種牡馬引退に触れてから、まだそう日はたっていない。選挙より最近の話である。そこへ突如、「ウイニングチケット種牡馬引退」…。


人気ジョッキー柴田政人を男にした同馬は、トニービンの後継として95年より種牡馬入り。重賞タイトルをものにした産駒は2世代目のベルグチケット(フェアリーS)のみだが、競馬ファンには2002年のオークスで3着と見せ場を作るなど一瞬の輝きを放ったユウキャラットの印象が強いだろう。ユウキャラットは今なお現役を続けるも、条件戦で苦戦を重ねている。その他にはマチカネアカツキと差のない競馬をしたサンヴァレーがいる。

ベルグチケット


3世代目の産駒がデビューした2000年頃が最も充実していた。

23頭の勝ち馬を輩出し、57回の出走で27勝を挙げた。

それがシンジケートを解散されたあたりから急降下し、2004年は勝ち馬4、勝利数6。サンデー二世が次々とデビューするなかにあって、この成績では将来の保障はなかった。



1993年のクラシック戦線を沸かせた3強も、これで残すはナリタタイシンのみとなってしまった。そのタイシンとて状況は甘くない。こちらはチケットより早くシンジケートが解散されたが、幸いオーナーの個人所有馬として種牡馬生活を続行する幸運を得た。しかしチケット以上に結果は出ていない。



種牡馬同期生のサクラバクシンオーやトウカイテイオーがサンデーサイレンスの牙城に何とか食らいつく活躍を見せる一方で、チケットやビワのように早々に見切られる馬もいる。

自身のポテンシャルだけでは駄目。良質の配合相手に恵まれる為の運や金、権力も絶対に必要である。サンデーサイレンスとて、もしチケットと同レベルの配合相手だったなら王国を築き上げるまでには至らなかっただろう…。


しかし金のあるところは海外のビッグネームに目がくらみ、ウイニングチケットやビワハヤヒデを見ようとしない。もう少しだけ自国の種牡馬に目をやってみてもいいのではなかろうか…。


メジロマックイーンの大いなる使命「天皇賞4代連続制覇」を、メジロの冠をかぶらない全く無縁なところが成功させる日は訪れるだろうか?もちろんメジロで達成するのも美しい。しかし社台が達成することにも大きな意味があるのだ。

カトリーナ、その後…

テーマ:

カトリーナから半月たった。


ニューオーリンズは水没。

被害のひどいところは、大きな建物なら上階を確認できるものの、並の家は辛うじて屋根が残った程度。屋根がひたすら浮かぶ様は、まるでアスレチックゲームの会場のよう。屋根から屋根へジャンプする。失敗すれば水ポチャ。


実際の救援活動では否応なくアスレチックを強いられたに違いない。

救命ボートを駆使して、自然の餌食になった人々を救う救助隊。救う側とて命懸けだ。リアル版「サスケ」とも言うべき多様なアスレチックを乗り越えなければならない。しかし人為的なフィクション版とは違い、身の保障はない。やっとの思いでつかまった木が、次の瞬間崩れ落ちるかもしれない。


人間にとってなくてはならない水。

飲み水。生活用水。夏のプールや海。我々を助けてくれる。

しかしこのニューオーリンズを蝕んでいる水は、招かれざる客である。

基準値を上回る量のヒ素等に汚染され、19日の市民一部帰還は微妙になった。あのマスミハヤシで一躍有名になった、ヒ素だ。これが町の至る所にあるというのだ。

さらには「ワニが現れて救出活動休止」とかいうニュースも目にした。カトリーナは人間が築いた他の生き物との境目をも一瞬にして破壊してしまったのである。



1万を越す人々が、東京ドームのような避難所に押し込められている。

電気系統がイカれ、法や権力の力も無と化す。代わって銃や腕力といった非文明的な力が台頭する。これはアメリカならではの光景かもしれない。


断水の結果、トイレは汚物まみれになったらしい。

私の以前の勤務先でも8月、特に盆休みの頃はトイレが汚くなった。夏の間は多分休暇でトイレ掃除をする者が1人もいなくなるのだ。その清掃会社ではどういう訳か交代休暇制をとらずに、皆一斉に休暇に入るらしい…。


しかし当然断水はなく、便器の汚れが蓄積されたに過ぎなかった。それでも200人はいるフロア。いかに夏期休暇期間で人が少ないとはいえ十分に汚い。

ところがカトリーナでは水も出なければ、需要もケタ外れ。そこから発生する汚臭。そして空調の機能しないドーム内に充満。その中には1万人以上の犠牲者。想像すらおっくうになる程の惨状だろう…。



カトリーナからは様々なことが明るみになった。

○迅速な対応をしたとは言いがたい政府。

○イラク偏重でうやむやにしてきたニューオーリンズの堤防問題。

○もっと積極的な避難策をたてるべきだった地元と専門家。

○全米で30%を占める生産量の石油など、産業施設の停止。

○階級格差など、大国アメリカの実態。

○そして人間の醜さ…。

まだまだたくさんあるだろう。


だが今からでもブッシュがイラクと同じぐらい情熱的に復旧対策にあたれば、多くの人がその恩恵を受けるだろう。過ぎたことは仕方ない。今後が大切である。



被災地では多くのボランティア活動が行われている。

インターネットを駆使した家族再会の手助けも行われている。


無力な日本在住市民にできることなど限られている。

可能なのは募金だ。

日本赤十字はカトリーナ被災地への募金を募っている。

微力だが私も募金をし、詳細を記しておく。



●赤十字社HPより抜粋●
リンク⇒http://www.jrc.or.jp/sanka/help/news/817.html

1.受付期間
    平成17年9月6日(火)~平成17年10月6日(木)・・・1ヶ月間
2.受付方法
    郵便振替
3.口座名義及び口座番号
    日本赤十字社 00110-2-5606
4.通信欄の記載
    振替用紙の通信欄に必ず「米国ハリケーン救援」とご記載下さい
5.振替手数料
    郵便局窓口での取扱いの場合、振替手数料は免除されます