やるしかない女 | 石つかい彩(Aya)のブログ - Seeds of happiness -

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世界的風水マスター”リリアン・トゥー”のもとで風水を学び、米国宝石学会”GIA”の資格を持つ、風水開運アドバイザー・開運ジュエリーデザイナー“Aya”の開運裏ブログです。

今日みつけたハッピーの種を公開します。

年末って、どうしてこんなに慌ただしいのだろうか。 忘年会のお誘いもいまだいただいていて、今年は憧れのカウントダウンパーティーのお誘いもいただいてしまった。 感激した
音譜

だけど、専業主婦の母以上に主婦らしい家事をやっている私には、この数日、楽しい会に行きたくてたまらないけど、どうにもままならない。 やっと年賀状をかき上げて、次にはお節の準備が待っているのです。

楽しそうな会に行けない。。。シンデレラの気分です。 


昨日、珍しく一人で出かけた母が、この暮れの忙しい時に、わざわざ転んでケガをしてしまいました。 

かぼちゃの馬車がよこされるどころか、あたし、もっと忙しくなりますやん叫び

ただ、何もない所で転んだにしては、状況を聞くと、もっとひどいけがをしていてもおかしくないと思えるだけに、この程度で住んで、ありがたいな~と感謝するばかりです。


そんなわけで、年末の働き手としては、けして過大な期待を寄せていたわけではない母なのですが、ちょっとした雑用を「お願い!」とふることが出来なくなってしまいました。 元旦までに時間が足りるのかとやや不安になってきました。





これ、昨晩裏ごしした、栗きんとん用のお芋の裏ごしです。 我が家では、毎年、大鍋いっぱいの栗きんとんをこしらえます。 

昔はそれが当然だと思っていたのですが、既製のおせちって、ほんの少ししか栗きんとんが入っていないことにある時気づいて、衝撃を受けたことがあります。 こんなんじゃ、一人一口もまわってこないやん!と。 

数の子もかなりの量漬け込むし、黒豆や、なますなんかも大なべで作るので、三が日、本当におせちを食べ続けることになります。 それで、最近少し量を減らすようにしました。 人間、進化することが大切なのです。




ところで、さきほど表ブログのほうでも同じ話を語っちゃったのですが、先日、たまたま、空手道場の寒稽古の様子をテレビのニュースでやっているのを見かけました…というお話しなんですけどね。 


寒稽古って、あの大人も子供も空手の胴着に身を包んで、エイヤと勇ましく突きをキメながら、そのまま冬の海に入ってゆくという無謀な修行で、名門道場で、毎年恒例で行われているようです。

これは、暦の上で大寒の前後に行われるものなので、ハンパなく寒い(…と思う私はやったことないけど)、おそらく、海水の温度の方が高いと思われますが、もとは神道や修験道、仏教の修行として、海や川などの水に入ったり、滝に打たれたりするわけです。 目的は精神の鍛錬です。

武道では極限状態まで自らの身体と精神を追い込むことで、自らの弱さに打ち勝ち、自らの前途を開くことを目的としたもの、そもそも健全な精神と健全な肉体を作り、強さと優しさを培うための武道の修行だと思います。 

自らを鍛えあげるということは、辛さや苦しさを強いられることなのです。

で、小さな女の子も歯を食いしばって、海水につかって、その凛とした表情がものすごくカッコイイのです。 頑張った、耐えたという体験が、どれほど自分に自信をつけさせ今後の力となるものか…私はその姿に畏敬の念が湧きました。


ところが、大人や子供を合わせ、数十名の中で、一人「ビエ~ン、ビエ~ン!!!」と泣き叫ぶ5~6才に見える男の子がいました。 そりゃ寒いわな、泣きたくもなると思う。

そこで、その子のお母さんらしき方が、本当に悲しげに「ひ~ん!!」と泣いている彼のそばで、「いいんだよ~、泣いてもいいんだよ~ニコニコ」と声をかけているのがなんとも印象に残りました。 あのぅ…お母さん、これ、「泣かない練習ですよ。」と、私が空手の先生ならば声をかけたかもしれない。 空手の先生でなくてよかった…。


頑張ったことで自信をつけるための修行なのに、泣いてもいいんだよ、頑張らなくても大丈夫だと言われると、正直なとこ混乱しちゃうのです。 現代のストレス社会はあまりに過酷で厳しすぎて、ドロップアウトしてしまう人に対して寛大な認許があらかじめ用意されている風潮がある気がします。

でも、私に言わせればそれは形だけ、口だけのもので、実際には何の逃げ場も、守ってくれる場所も用意されていない。 では、頑張らなくていいと言われてそれを信じた人達は、どこに隠れたらいいのでしょう。 そもそも逃げ隠れする必要があるのでしょうか…。

私は、ひたすら「頑張れ。」「頑張れないのは悪いことだ、ダメなことなんだ」と言われる時代に、それ以上に厳しい時代を生き抜いてきた人達から教え導かれ大きくなりました。 「頑張らなくてもいいんだよ」なんて、誰も教えてくれなかった。

だから、頑張るしかないのだけれど、これまで頑張れたことが今後の自信と力になっていることは間違いないのです。 自分の出来る範囲の頑張りを続けることはとても大切なことだと私は思う。 頑張れたら次にはまた、少しハードルをあげてみること、それが成長するということではないのかなあ…。


というような話しをさきほど、表ブログで語ったのですが、これってきっとすごいクレームの嵐になるんだろうなぁ…汗


だけど、何だかんだ言っても、やらなければならないことが目の前にある以上、逃げても何も解決しないのです。 やれるだけのことを、やるしかないのです。 あと一歩のところでせっかくの頑張りを台無しにするわけにはいかない。 結果を出すということは、最期までけして気を抜けないものです。



私があの男のこの母親ならこういうに違いない。 「よし、良くできた、頑張った!! こんな辛いこと母にもできない。 だからあともう一息、最期まで泣くのを我慢してみよう。 それで今日の頑張りは完璧!! 明日はもっと強い子になってる。」


ってことで、頑張ります。