石原順の日々の泡 

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    四方山話


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2017年4月7日のラジオ放送のアーカイブです。

 

西山孝四郎のマーケットスクウェア 2017年4月7日

 

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英国のBBCコムのDecoding the Trump 'war room' photographという報道の写真をみてもわかるが、トランプの娘婿でグローバリストであるジャレッド・クシュナーがナショナリストのスティーブン・バノンを押しのけて台頭しているらしい。スティーブ・バノン首席戦略官・上級顧問をNSCのメンバーから外したのもジャレッド・クシュナーではないかと目されている。

 

 

 

 
「過剰な期待は禁物」  マーク・ファーバー
 
トランプは一貫して自分を過大評価しているとはいえ、大統領として現実的になるだろう。そして、“制度”的に自分にできることは限られていると悟るはずだ。
 
人のT・ロスマンがうまいことをいっていた――「トランプはバカげた選挙公約の大半を回し車のハムスターよりも早く撤回するだろう」。私も同意見だ。
 
ルビーノが主張したように、「英国のEU離脱とトランプの当選は目を覚ませという警告、もしくは火炎瓶が投げ込まれたにすぎない。どちらも先進国社会に、いかなる現実的解決をもたらすものではない」のだ。
 
自分をみつめるとき常に立ち返っているウィリアム・ダラント(米国出身の歴史家、1885―1981)の言葉がある。「歴史的にまず明らかなのは、反乱に成功した反逆者たちほど、かつて自分たちが非難し、駆逐した勢力の手法を採り入れていることだ。
 
トランプは結局すべての人を失望させることになる。高給職は米国に戻ってこないだろう。メキシコとの国境に壁は築かれないだろう。オバマケアは解体されないだろう。クリントン家やブッシュ家のようなネオコンが裏で権力を保ち続けるだろう。連邦法人税率を引き下げても、地方税率の引き上げと景気の悪化で、また場合によっては賃金の増加と金利の上昇で、その効果は相殺されるだろう。
 
 
 
「永遠に続けられないものは、続かない」  ヤン・ロビンズ
 
私たちは一歩退いて、トランプ発言の角を取り、大量の塩を加えて、彼の真意を読み解く必要がある。また、何世紀も続く制度に束縛されるなか、彼が現実的に達成できることについて考え始めるべきだ。
 
彼は議会を解散できるわけではない。個人的には、どちらの結果(英国のEU離脱とトランプの当選)にも胸を躍らせている。これこそ政権交代であり、浮世離れで時代遅れの空理空論を信奉する古い政治家や学者たちにうんざりしているからだ。
 
もちろん、トランプには欠点がある。その多くは疑いようがない。しかし、トランプのような歯に衣着せず政治家色のない人物のほうに、クリントンのような守旧派との政治的な貸し借りにどっぷり染まっている人物よりも、かけてみたくなる。

ひとつ確かなことがある。トランプはしばらく市場をより変動しやすくしてくれるし、人生をより面白くさせてくれることだ。特に2017年1月20日には、ホワイトハウスに側近たちが勢ぞろいする。
 
さらに、4年が経てば米国人は彼に審判を下せる。そう判断するのであれば、排除できる。一方、大西洋の逆側では、依然としてジャン=クロード・ユンケル(訳注:欧州委員会委員長)のような非選出の人物がすんなりと居座っている。一例にすぎないとはいえ、ユンケルはEUの政治で最も浮世離れした官僚のひとりである。
 
彼は一般民衆に敬意を払わない。自分に敵対する人々や国々に対して独裁者のようにふるまう。例えば、ナイジェル・ファラージ(訳注:英独立党元党首)のように自分が嫌いな人々、そしてギリシャのように自分の命令に従わない国に対して、そのような態度をとる。
 
彼の最も有名な言葉を忘れないでほしい――「状況が深刻になれば、嘘をつく必要がある」。そして彼は国民投票を認めていない。その結果がおそらく自分の好みではないからだ!
 

 
 
「指摘しておきたいのは、私が今回のトランプ勝利に驚いたのは唯一、人々がそれに驚いたことだ」

――クリス・マッキントッシュ(投資家サイト「Capitalist Exploits」を運営)

「得てして勝者は、その成功によって敗者となる」

――フリードリヒ・フォン・シラー(ドイツの詩人・1759―1805)
 
「扇デマゴーグ動政治家とは、愚かであると分かっている人々に非現実的と分かっていることを懸命に訴える人である」

――H・L・メンケン
 
「民主主義の指導者たちは気づいていた。手っ取り早く民衆の支持を得られるのは、民衆を結束させられる戦争があるときしかないと。だからこそ、いたずらに暴力的な問題に手を出し、戦争を作り上げ、民心を惑わそうとする。そして、その権力を確固たるものにするため、自分たち指導者の立場を重要なものとする法規を作る。また、庶民が支配者に反抗できない、あるいは反抗を望まないよう徹底するため、重税を課す。(中略)指導者たちに異を唱える者は、誰であれ、敵のレッテルが張られ、スパイとして迫害される。(中略)私たちは、おかしな時代を生きることになる。老いも若きも嘘を教え込まれ、思い切って真実を語る者は、すぐに狂ったバカ呼ばわりされるのだ」
 
――プラトン(紀元前429 ~ 347 年)
 
 
 
 
 
 

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