地元が鹿児島ということもあり、注目している沖縄米軍基地移設問題。鹿児島・徳之島への移設はなしになったといっても過言ではない記事が、本日の日経に出ていたがそもそも政府はどういうアプローチを考えていて、落とし所はどういったところを考えているのかいまいちクリアにならない。
基地を持つことのメリットについて地元の人達に伝わっているのだろうか・・・すくなくとも「米軍基地」だけ聞くといいイメージは持たないのが普通だと思う。政治の素人から見ても、徳之島への移設は断られるのは目に見えていた。
ただ、「交渉は試みたが、断られた。」というファクトとして最終的な結論(米国との交渉の場で使う)に結び付けるシナリオとしてあえてメリットは前面にだしていないといった裏があったり・・・であれば、まだ納得するので今後も注目してみたい。
ちなみに民主党のマニュフェスト に、普天間の基地を県外へ移設するといった表現はなく、
「日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む。」
という表記でとどめている。鳩山さん自身が5月末といったDueをつくって取り組んでいるので、5月末時点でどういった結論を政府として出すのか、非常に注目です。
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「論理的思考」について講師を務めた際に、参考にした本その②
意外と言っては失礼かもしれないが、内容が濃く、ロジカルシンキングについてシンプルにポイントがまとめられており、わかりやすかったです。
この手の本はこれまでもよく読んでいるため、プラスアルファで覚えておきたい点を以下にメモ。
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・CRFの原則
何かを伝えようとするとき、「Conclusion(結論)」「Reason(理由)」「Fact(裏付け)」の3つがセットになっていると、説得力が増すというもの。
・PREP法とSDS法の使い分け
PREP法(Point(結論)⇒Reason(理由)⇒Example(具体例)⇒Point(結論を強調))
⇒ビジネスプレゼン、会議報告、調査報告などのシーンに適している。結論重視。
SDS法(Summary(概要)⇒Detail(詳細)⇒Summary(まとめ))
⇒講演・セミナー、研修、製品発表、研究発表、会社説明などのシーンに適している。ストーリー重視。
・SMART目標設定法
Specific=テーマ・表現は具体的か
Measurable=第三者が定量的に測定可能か
Achievable=現実的に達成可能か
Result-oriented=「成果」に基づいているか
Time-bound=期限がついているか
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全部フレームワークですね・・・頭の片隅にでも。