天使:「このレースのキーワードは『復活』やな。屈腱炎から復活が見えたワールドエースとグランデッツァは一頓挫(ワールドエース5着、グランデッツァ11,10着)あっての復帰戦」

 僕:「悩めるG1馬ロゴタイプにG1級のペルーサ。いつ復活するかも、復活できるのかもわからない」

悪魔:「去年活躍したダイワマッジョーレも今年は2回しか走ってないけど8着、11着やし。復活狙う組やね」

 僕:「そだね。10月のこの時期に2回しか走れてないこと自体、体調に何かあったんだと思う。ホントに立て直せているのか? 見極めないと。あと、3年前のこのレースの勝ち馬ダークシャドウ。長ーい低迷からエプソムカップ3着、函館記念2着。やっと復活したのか? ローカル重賞だったからなのか? ここが試金石だね」

天使:「ほんでもって、問題なんはどの馬が復活するか?やな。そこんとこの見極めが難しい」

 僕:「実績・実力的には、どの好調馬より上の馬ばかり。ホント、やっかい。でも見極めないとこのレースは獲れない。東京開幕週の良馬場、上がりタイムも速くある程度前の位置にいないと届かない。いまの馬場状態も加味して、5歳ワールドエース、グランデッツァはいいんじゃないかな。ワールドエースの安田記念5着は不良馬場が敗因。グランデッツァも安田記念の不良馬場と函館は展開が敗因。その前の復活劇を信頼したい。ペルーサはハッキリ言って、もう昔のペルーサじゃない。ロゴタイプの方は復活の可能性は残されているが、大惨敗をせずに5,3,6,8着の近4走。復活云々より、現在の実力がこの程度なのかもしれない。クラシックを獲ったあと全く勝てずに終わった・・・・・・という馬は過去にも多い。ダイワマッジョーレは今年まだ3走目。体調にもどかしさがあったんだと思うけど、『ここ目標に立て直し』の言葉に期待。休み明け走るし、10月は毎年好成績。2年余りの不調から立ち直ったダークシャドウ。59㌔、58㌔を背負っての3着、2着だけに価値あると思う。もう7歳でのびしろはないが、56㌔のここは有利。3年ぶりの重賞制覇という本当の復活劇があるかもしれない」

天使:「ということは、復活組はワールドエース、グランデッツァ、ダイワマッジョーレ、ダークシャドウやな」

悪魔:「あとは伸び行く力やね。ディサイファ、エアソミュール、スピルバーグの3頭が注目?」

 僕:「ここ11戦で3着以下1回(4着)という堅実ディサイファ。しかも前走でエプソムカップ、重賞勝ち。安定しているね。ちょっと波があるのが不安な馬だけど、前々走で鳴尾記念を勝ったエアソミュールも突き抜ける力はある。外せない存在。スピルバーグは東京得意、目下3連勝で人気だけど、長期休み明けからここは休み休みの出走。使い込めない馬でいきなりこのメンバーではどうか? 辛いと思うよ」

天使:「おっしゃ、ほな買い目いこか」

 僕:「馬連ボックス、①②④⑨⑫⑮、15点×100円。3連複ボックス、①②④⑨⑫⑮、20点×100円。3連単、ダークシャドウ・ワールドエース2頭軸マルチ⑫⑮-①②④⑨、24点×100円」

天使:「オーケー。ほな、それで、ではでは」