2005-11-11

Web2.0.....2.5-

テーマ:Web2.0....

Web2.0という概念はコミュニケーションの非対称性がポイントになると以前に書いた(Web )。後から読み返して、ちょっと分かりにくいとの反省の念もあるのでもう一回この概念にふれたいと思う。


テクニカルアーキテクトはWeb1.5と遜色は無い。ただ、その活用の方法が大きく異なると考えている。
つまり、独立性が高くそのコンテンツ内で完結するWeb1.5から進化し、インターネットをベースに各ノード・DB・コミュニティ・コンテンツがシームレスに結合されると言う事を、コミュニケーションの非対称性の解消という言葉で表現したつもりでいた。。


具体的には、XMLという言語アーキテクトによってこれまでDBのインターフェイスとしてのみのアプリケーション構造が大きく変化する。XMLでのデータ管理により、あたかも全世界中のXMLデータが一つのDBとして、全世界のWebブラウザや専用のアプリケーションが共通のDBへアクセスするクライアントとして機能するようになる。これまでServer:Client=1:Nだったのが、N:Mへと多重度を増すということになる。


ただここで大きな問題がある、IT業界の人であれば気付く人も多いかと思うがRDBの世界ではN:Mというデータ構造は歓迎されない。この場合正規化というデータ構造の改変が必要となることはデータモデリングの世界では定石的に行われている。通常N:Mのリレーション関係は1:NとM:1に分割されデータ上の整合性を保つという事をする(データの正規化)


この概念の根本には、データ中心アプローチという思考があり、この考え方がソモソモここで適応できる事なのかは定かでは無いが、適応可能であると仮定すると次のWeb2.5及び3.0の形が少しづつ見えて来るような気がする。


今考えられる事象を例に出してみる。著作権のあるMP3がこの多重度でやり取りされるようになるケースを考えてみる。N:Mという関係であると、N→曲 M→違法ダウンロードした人とおいた場合、どちらからその犯人を追っても特定する事はできない。しかし、1:NとM:1の関係であればNから見ても、Mから見ても対象は1つなので特定は容易である。つまり、"誰が何をダウンロードしたか"という情報を保持する事ができるのである。著作権法の中身はよく分からないが、非対称性の緩和によりこのような無法地帯の基盤となるリレーション構造に何らかの制約をつけることが必要であるように考えられる。


このことからWeb2.0により、膨大なネットワークが形作られた後には、上記のような制約とまでは行かないかもしれないが何らかの道徳的な文化の創造が必要視されるのではないかと考える。Web1.5の代表選手でもあるBBSはその中で暗黙のルールや言語が確立されていったように、このWeb2.0の世界でもこういったルール以上の洗練された文化が創造されるのではないかと考えるのが極めて自然ではないだろうか。これらは憶測で書いているが、歴史は繰り返すだけでは無く、進化しながら繰り返していくのだと言う事は真実だと思う。


とても、大切な事だと思うのでもう一回!
"歴史は繰り返すだけでなく、進化しながら繰り返していく"

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