うちで1年8ヶ月過ごしたハムスターのうーたんが、さっき天国へ旅立ちました。

この子は、2015年7月生まれで、7ヶ月過ぎまであるホームセンターのペットショップで暮らしていました。

2016年2月にすっかり大人になってるのに、小さな入れ物に入りお水代わりに白菜で水分を取り、ちょっとしたペレットで命を繋いでいたようで、それを見たらもういても立ってもいられなくて、いっぱい楽しい思いをさせてあげようと、お値段も売れ残りにしてはお高めの2100円を払い連れて帰ったことでした。

その日からうーたんのうちでの生活が始まりました。

入れ物は代々使ってきた衣装ケースに天板としてバーベキュー用の網を張り、空気は流通するけれど、ガジガジしても脱走できないものに、回し車もゴールデン用の一番大きいのを置き、環境としてはなかなかいいんじゃない?と自己満足の私でした。

最初のうちは遠慮しがちにウロウロしてましたが数日経つともう本領発揮。

夜通し回し車でのトレーニングとボリボリご飯をかじる音。

時々回し車の金属の足をかじる音や衣装ケースの壁を登ろうとバンバンぶつかる音など、なかなかエンジョイするように。

私も睡眠不足になりそうだったので、体に害がありそうな回し車の足をかじられないように逆さに天板に固定し、モノレール方式にして…と工夫を重ね、なんとか折り合いをつけました。

うーたんという名前をつけたのは、うちにいたウサギのうーちゃんと同じように、体の模様が白と黒のツートンで、顔もうーちゃんの模様の出方によく似ていたからなんです。今思い返してみれば、そのうーちゃん似の模様にも惹かれたのかもしれません。

うーたんはとにかく食いしん坊で音に敏感で、私や娘がケースのそばで話し始めると、お昼間なのにノソノソっと出てきて、壁を這い上がろうとしました。せっかく出てきたのだからとついつい私もおやつや野菜をあげていたので、起きて顔を見せると美味しいものがもらえると学んだのかもしれません。

いくら食べてもよく動くので、体重は常に100グラムちょい。羨ましいほどの安定感でした。

そんな元気なうーたんの様子がおかしいと気づいたのは1ヶ月少し前でした。

呼吸が早くなり、寝ていても呼吸数が落ちないのです。

何か病気になったかもと思いましたが、食欲は旺盛で動きも悪くないので、あえて病院に行って無理な治療を受けさせるよりはと、自宅でこまめに様子を見るようにしました。

小動物は捕獲される側の子は自分の弱り目を見せないようにするというし、うーたんも懸命に普通を装っていたのでしょうか。

食欲が落ちたのはこの一週間前からでした。

それまでバリバリかじって開けていた落花生の殻ももう見向きもしません。何か食べやすいものはないかと探し、蒸したお芋や梨や子供の頃の主食の白菜など、水分が多くうーたんがこれまで大好きだったものや懐かしい味を選びました。

巣から出てくる回数も減り動きもめっきり少なくなりましたが、そばまで持って行ったこれらの食べ物はゆっくりゆっくりうーたんの口に入って行きました。

一昨日からはもう全く巣からでる姿を見なかったんですが、トイレはちゃんと決まった場所まで行った跡がありました。

どの子もそうなんですが、ハムスターは本当にきれい好きでトイレは巣から一番遠い隅っこに、皆亡くなる間際まで行こうとするんですね。

健気で思い出すと涙が出てきます。

今朝も昨日同様巣にこもりっきりでしたから、もしやと気になり巣をかき分け生きてるか見ると、浅い呼吸ではありますがしっかり頑張っていました。

お昼にひょっとしてもう今日がお別れになるのではと、せめてゆっくり寝てる動画を写そうと静かにスマホで撮っていると、突然ひょこっと起きてまるで写さないでよというかのごとく寝返りをうたれてしまいました。

まだ大丈夫そうと安心して、2時間近く他の部屋で用事をして戻ってきて巣を見ると、なんとなく気配が変なんです。

うーたんの呼吸は止まってしまっていました。まだ体は温かくついさっき天国へ行ってしまったようでした。最後を看取ってあげられなくてごめんね。

動いた姿を写したくてゆっくり休んでるのを邪魔してごめんね。

うちでの暮らしは楽しかったかなぁ?美味しいものはいっぱい食べさせてあげられたと思うけどどうだった?

今、手のひらに乗せたままこうして書いてるけど、なんだかめちゃビビリですぐ手から降りたそうにしてたうーたんが、じっと寝てるって変な感じだね。

起きてくれないかなぁ…。

今まで楽しい毎日を送らせてくれてありがとう、うーたん。

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今日のお昼、まだ頑張ってたうーたん。

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