2005-01-27 21:43:24

ぼくらの中華料理

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果たせなかった餃子を得るため向かう。
中華屋へ向かう。
遅れることもなく、夢の中から語りかけることもなく。
ただひたすらに、純粋に、まっすぐな気持ちで餃子を求め。
なんてこともなく、さっそく瓶ビールを注文。
うまい。なんでこんなにビールはうまいのだろう?子供の頃、親父に泡を舐めさせてもらった時「大人はおかしい。」と本気で思ったものだ。
いつからこんなにビールが好きになったのか思い出せない。
これもきっとビールのせいなんだろうな。
僕も立派な「大人はおかしい」になったのだ。
女の子は美味しそうに餃子をほおばる。
少し酢を足したり、ラー油を加えたり。

最近おいしい中華屋に出会うことが多い。
それはとてもいいことだ。特に上海バンドという店がお気に入りだ。
友達みんなで忘年会をした。酔っぱらった。すごく酔っぱらった。
その後36時間も飲み続けて2時間眠って、8時間飲んで4時間眠って、6時間飲んで年を越した。

炒飯、野菜湯、紹興酒と続く。
僕らの中華料理は安くてうまい。
よくハリウッド映画なんかで見かけるチャイニーズのテイクアウトも良い。
僕には上海も北京も香港もさっぱりだが。

女の子は美味しそうに中華を食べている。
この娘の気持ちもさっぱりだ。

今夜のBGM
フェイ・ウォン : 夢遊
2005-01-26 04:24:50

レッドストライプとレッドアイ

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1月。 この時期、仕事は例年暇な事が多い。
そういうわけで割と早めに仕事を片づけて女の子と待ち合わせ。中華屋へ向かう。目的は胡瓜のキムチと餃子。そして生ビール。急いでいくが、3分の遅刻。
いない。
僕の携帯電話は現在睡眠中で夢の中でしか通話ができない。
仕方がないので公衆電話を探す。あたりを見回す。中華屋の横に発見する。 「あっ」定休日だ。
中華屋は休みだった。 30円を投入し、女の子の携帯電話にかける。
トゥ・ル・ル・ル・ル・ル・・・
「もしもし、・・あ、ごめん。少し遅れた。今どこ?え?・・何て? 近く?どこ行ったらいい?え?・・・ちょっ・・」
振り返ると女の子がいた。笑っていた。少しほっとする。
僕らは定休日の中華屋を仕方なくあきらめ、以前から気になっていた高架下のバーにむかう。ビニールで覆われたとてつもなく怪しいバーだ。
前を何度か通っているのだけど客が入っているところを一度も見たことがない。
躊躇いながらもドアを開ける。
人の良さそうな男の子がバーテン。カウンターに並んで座ると
「いらっしゃいませ、ウチはじめてじゃないですよね?」
「はじめてです。」
なんて喋りながらこの店の正体をさぐる。
外から見たらかなり怪しいけど、実はハワイアンな店だった。近々改装する予定でより一層怪しくなるらしい。

僕はレッドストライプを、彼女はレッドアイを飲んだ。
ハワイの夕日に酔いしれて、いつの間にか僕らは赤い目をしていた。

今夜のBGM
V. A : The Bossa Nova: Exciting Jazz Samba Rhythms, Vol. 2
2005-01-25 23:20:00

アパートメント

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僕は歌をうたう。
世界中から見たらちっぽけな唄。人から趣味といわれたら少し悲しい気分になるので、せめてライフワークと見栄をはっておきたい。
土曜日に歌を歌うことになっていた。
京大の斜め向かいにあるカフェバー「屯風」。
いつもお世話になっている。うまいめしを食わせてもらったりしている。
魚料理が特に美味しい。たまに気を失ったりするくらいだ。年明けにはそこで書き初めをした。僕は「うたごえ」と書いた。

う・た・ご・え

そのため、ますます僕はしっかりと歌を歌わなければならない。

そうして僕はちっぽけな唄をつくる。
歌詞を作るのは大のニガテだ。逃げ出したくなる。
もうすぐ引っ越す予定だし、今住んでいるアパートメントにささげるために。
アパートメントっていう一曲。

恋人と呼べる時間にはキリがあるのかな
だけど恋人と呼べる季節には君は歩いていた
たそがれる頃に隣には誰が笑うのかな
小さな部屋の片隅から世界が変わっていく

これから幾つ日々を数え
何を想うだろう
今さら忘れてた荷物が
ここでよみがえる

なんだか悲しい。
次はもっと明るい感じにしよう。
2005-01-24 19:59:15

ツナ缶とパスタそして19円コーヒー

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夜9時。胃袋が夕食を激しく欲しがっていた。
キッチンから99円ショップで買ったツナ缶とパスタを取り出す。
たっぷりのお湯に塩を適量加え、パスタは少し固めに茹でた。
その間にショーン・レノンのが15回も音飛びした。
友達から譲ってもらったCDプレーヤー。
5年近く使っているが、最近調子が悪い。 そういう時に限って他の電化製品も同じように調子が悪くなる。 ビデオデッキも壊れかけている。 テレビも調子が悪い。 どうして電化製品は口をそろえたように調子が悪くなるのだろう?
そんなことを想いながらコンソメスープを加えたツナ缶に少しマヨネーズを和え、黒胡椒とクレイジーソルトを振りかける。 フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、ニンニクと鷹の爪を入れる。 食欲を誘う香りがしてくる。 ショーン・レノンは相変わらずスタッカート気味にメロディーを口ずさんでいる。茹であがったパスタをフライパンの中にツナと一緒に放り込んだ。 軽くからめて198円パスタが出来上がる。 味もなんだかスタッカート気味だった。
口直しに19円珈琲を飲む。
19円。
悪くない。
hi-lightに火を点ける。
パッケージが変わった。
悲しいことだ。
相変わらずスタッカート気味なショーン・レノン。

今夜のBGM
Sean Lennon: Into the Sun

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