ついに2010年F1も欧州ラウンドが終わり
残すはフライアウェイ5戦のみ
そして、史上稀にみる5人によるチャンピオン争いは
ここからついにサドンデスの様相を呈し始める
第15戦の舞台はシンガポールマリーナ・ベイ市街地
いや~今年はマーライオンが跳ね馬に見えたね
アロンソ2戦連続ポールトゥウィン
あ~んど、2戦連続ハットトリック(PP、優勝、FL)達成!
とにかく強い! 速い!
この週末、マシン性能的には明らかにレッドブルにやや分があったようだが
予選、決勝とチーム一丸となった見事な戦略と集中力でライバルを完封
この日の主役は終始この2人
超高速モンツァでは アロンソ vs バトン
そしてここではアロンソ vs ベッテル
実に見応えのある濃密なドライバーズレースだった
ま・・・最後の最後で
まさかの消火実演パフォーマンスが
始まった時にゃあ一瞬嫌な予感がしたけどな
トラブルのため予選ノータイムとなったマッサを
SCを予測して1周目でさっさとタイヤ交換させちまった判断も
ロス時代のフェラーリを彷彿とさせるジャッジ
新生フェラーリ・・・やっと機能し始めたかな?
逆にこの人はどうもまたいつものスパイラルにハマりつつある
デビューイヤーの中国・・・
チャンピオンイヤーの最終戦ブラジル・・・
ハミルトンはシーズン終盤になると何故か失速する・・・・が
2戦連続リタイア0点!ユーはナイスガイだ!
でも、結果的に当たってしまったのは本人の不注意だが
あの場面で仕掛けたのはレーサーなら当然
ま、ウェーバーの老練なワナにハマったな・・・
ワナといえば・・・
予選10位と奮闘した可夢偉だったが
決勝はハイドフェルド共々顔面三浦半島(by 古館)と絡み・・・
直角コーナーを曲がり切れずにクラッシュ
そしてそこへ通りすがりのセナもお付き合い
もし完走してれば、スーティルらへのペナルティの恩恵を受けてポイントゲットできたかもしれないが・・・まあ次戦の母国凱旋レースに期待しよう
んで、さらにスーティルといえば・・・
フリー走行でF1マシン初の高跳びにチャレンジ!
あっさり着地に失敗して足をくじいていたが
さすがにレースで本番でこんなことをやるやつはいなかった
でも・・・縁石でこんだけ跳ねるコーナーって・・・F1じゃねーだろ・・・
ハミルトンが 「F1ドライバーになって最悪のコーナーだ」と酷評してたのもうなずける
今回、タイトル争い以外で光ったのは
ラスト10周のクビサ
さすがストリートサーキットの鬼と言われてるだけあって
タイヤ交換後はまさにオーバーテイクショー
あのルックスがカッコよく見えるくらい、キレた走りだった
さあ!これでタイトル争いはますます混沌
1位 M.ウェーバー 202pt
2位 F.アロンソ 191pt
3位 L.ハミルトン 182pt
4位 S.ベッテル 181pt
5位 J.バトン 177pt
まだ、ハミルトンが3位にいるんだな・・・しぶとい
次の鈴鹿はおそらくレッドブルが最速
中でもベッテルは得意とするコースだけに優勝候補筆頭だろうが・・・
アロンソがこのままの勢いで2位
ハミルトンはまさかのハイドロリック系トラブルでスローダウン
バトンはレース途中でジェシカと食事・・・
ウェーバーはなぜかまた下位3チームと絡んでリタイア・・・
なーんて展開になってくれると、一段と面白くなる