最近こちらの書籍を読みました
習慣を変えると頭が良くなる―東大生が教える7つの学習習慣― 1,028円 Amazon |
第1章 「自分」をコントロールする力
第1の習慣 朝を制する者は自分を制す
第2の習慣 ゆっくり急ぐ
第2章 「時間」をコントロールする力
第3の習慣 ルーズな時計を捨てる
第4の習慣 「逆算力」をつける
第3章 「記憶」をコントロールする力
第5の習慣 復習の鬼になる
第6の習慣 「勉強しているつもり」をやめる
第7の習慣 テストを攻略する
著者は海城中高から東大に進学され、在学中に教育関連のベンチャーを起業された方です。
特筆すべきは、その行動力の素晴らしさで、教育問題に目覚めた中学時代から文科省や著名人に取材をしたり、論文ををまとめたりされています。
プロフィールを拝見して、「起業家がただ熱い想いを語っている本かな」と大変失礼な先入観を持って読み始めたのですが、私にとっては第3章を中心にとても参考になりました。
バイタリティのある方は時間を創り出し、活用するのがお上手ですね。
本書では、各章のタイトルにもなっている3つの力、
「自分」をコントロールする力⇒セルフマネジメント能力
「時間」をコントロールする力⇒タイムマネジメント能力
「記憶」をコントロールする力⇒メモリーマネジメント能力
が成績を上げたり、時間を上手に使うためには大切であると述べています。
そして、それらは目次部分で青書きした7つの習慣にブレークダウン出来るとされているのですが、自分の習慣を見直し、改善するためのワークシートが適宜織り込まれているため、これから新年、新学期に向け、新しい行動計画を考える際に活用させて頂こうと思っています
以下、備忘録のメモ書きです。
復習が一番大切なのです。
でも、全ての人が「復習をすればいい」というわけではないのです。
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成績が悪い人がまず最初にすべきなのは、授業の「予習」なのです。
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「できる人は、できるから勉強する」のです。
「イイ気分を味わっているから、楽しくて勉強する」のです。
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予習は「?」と「!」をつける作業だと言うことができます。
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授業中は、ずっと集中していることはなかなかできません。
そのために、あらかじめ「わかるもの」と「わからないもの」に分けておくのです。
「わからないもの」には「?」マークをつけます。
次に、「わからないもの」をちょっと調べてみましょう。
ここで「わかったもの」には「!」マークをつけます。
それでもわからないものが、一番集中して聞くべきものです。
一番目立つように印をつけておきましょう。
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こうやって、あらかじめ授業前に、「わかるもの」と「わからないもの」を分けておくのが予習なのです。
ノートまとめは、頭を整理するために必要なこともありますが、それが目的になってはいけません。
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私のおススメは、授業中にノートをまとめてしまうことです。
また、ノートはまとめるだけではなく、覚えているかチェックできる形にしてしまいましょう。
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授業中にノートをまとめ、さらには復習できる形にするのです。
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とにかく授業に集中して、授業中にできるだけマスターしてしまおう。
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実際に、私は授業が終わった後1分間は、覚えたかをチェックしてから休み時間をむかえていました。
このようなノートを作るのに便利なのが、オレンジのペンです。
ボールサイン80 (0.6m/m)【橙】 PGB#5 84円 Amazon |
ゼブラ チェックシート SE-301-CK-R 赤 324円 Amazon |
※ボールサイン80(サクラクレパス)のオレンジ色がゼブラチェックシートの赤色でよく消えるそうです
復習をすることにより、忘却曲線の傾きはゆるやかになります。
復習のタイミングは、子どもの生活を踏まえて以下の通りに設定。
①当日
②翌日
③土日
④翌週の土日
⑤テスト前
⑥長期休み(夏休みなど)
勉強とは「できない」ことを「できる」ようにすることなのです。
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「わかる」と「できる」の違いはとても大切で、この違いに気付くのが早ければ早いほど、成績をあげることが出来ます。
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「わかる」は、「理解ができている」という状態です。
その一方で、「できる」は「先生の力を借りずに、ノーヒントで自力でできる」という状態です。
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みなさんんほほとんどがしているもの、つまり、「問題を解き、採点して、終わり!」というものは、勉強ではないのです。
それは、「作業」なのです。
作業というのは、「できるもの(=○)」と「できないもの(=×)」を分けるというものです。
ここで終わりにしてしまっては、「できないもの(=×)」をほったらかしにすることになってしまうのですね。
ここからが勉強の始まりなのです。
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×になった問題については、問題集の解説を見ることでしょう。
その後が大切です。
必ず、自分の手を動かし、「解ける」状態までもっていくのです。
テストの準備とは、「正確さ」×「スピード」の、これら2つのチカラを鍛えていくことなのです。
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その2つのチカラを鍛えるためには、「まず正確に解けるようにして、その後、回数をこなしてスピードを上げる」のが良いと考えています。
その回数の目安は、3回であると考えています。
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ここで気を付けてほしいのは、「3回やる」のは「3回解く」のとは違うということです。
「問題を解く」ということが勉強ではなく、「できない」を「できる」にするのが勉強なのです。
ですから、1回目の段階で、できない問題はゼロにします。
問題を見ただけで答えが頭に浮かぶ状態になって初めて「1回目」なのです。
しかし、2回目、3回目をやってみても、ちょっと忘れていたりするところや、実はまだ完ぺきになっていないところがあるのです。
それを2回目、3回目に埋めていくというわけなのです。