しとしとピッチャンしとピッチャン | 一風父ちゃんのブログ

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今年初めての梅雨模様です。柔い雨が渇ききった地面に染み込んでいきます。最近のドカ雨は地を潤すより、殆どが渇いて固くなった地面を洗うように流れていきます。それが昨今の梅雨の風景です。なにもかもが「柔」から「激しく」に変化しています。「諸行無常」変化を当たり前と割り切るのか、「昔は」と愚痴っぽく振り替えるのか、私は限られた自然環境を未来の世代ために、出来るだけ緩やかに変化するように愚痴を通したいと思います。物事を論理的に考えるには演繹法(前提された命題を経験に頼らず結論を導きだす)と帰納法(個々の具体的事実から命題を導きだす)があると若い頃学びました。しかし科学が進行した現代は演繹法より帰納法的思考が重視されてます。「天上天下唯我独尊」仏陀は私達が見える世界は真実そのものではなく、個人個人の目線と語って個にこだわる事を諌めています。人の認識には限界があるにもかかわらず、現代は見せかけの帰納性を重んじるあまり、真実を想像する思考演繹性が観念的と疎んじられているような気がします。かって仏教家は、この曇り多い梅雨の時期を、煩悩に振り回され満たされない人間社会にダブらせ、天気に関わりなく雲の上で照らしつづける太陽を「煩悩に振り回されるあらゆる人々を救いとる阿弥陀物の誓願の光り」にたとえ、人々がその状況を何時気付くのか、感じられればもっと楽に生きれるのにと話します。物に満たされていても満たされていると感じられない今の心を見つめる時としたいと思います。想像が渇いた心を梅雨のように潤してくれるかもしれません。安部首相は、日本の繁栄は人々の物欲を満たすことばかり、それを補償するために海外に出かけてまで戦う集団的自衛権を主張する。又経済環境の悪化(伊勢島サミットとではリーマンショック以来と見解を述べたが他の首脳からは異論が出たと言われてます)?とかで3党合意の消費税増税を再度延期、本来なら再度延長で消費税増税がはたして必要な事なのか問うべきなのに、再延長した安部首相の決断を問うと全くちんぷんかんぷんの選挙理由、国民はなにがどうであれ増税には反対なんです。私には選挙目当て話しにしかおもえません。選挙上手?な安部政権を私達はもっと創造性を膨らませながら眺めたいものです。久しぶりの水分補給で、畑の作物ばかりではなくあらゆる緑が色合いを濃くしてます。また耕運された畑の株間には一気に細かな草が素麺立ちに顔を出してきています。苦労の始まりなんてすが、私達命の源である植物達の勢い回復を歓迎?したいと思います。まあ今年は「あまりにも悟りきった事を」言うとからかわれても恐れず観念の世界をさ迷ってみたいと思ってます。