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2009-11-22 14:15:13

ippiki-ohkamiからの手紙(46)

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この官僚の一人の実態を紹介する。


東京赤坂にある社団法人大日本水産会。
会長は前農水事務次官の白須敏朗(58)
前会長が五月に4期目を選任されたばかりとあって、

こちらも玉突き人事が疑われている。

昨年九月に事故米の不正転売問題で農水次官を
引責辞任した際も、家族や勤務先から常に「出張中」と、

マスコミから見事に姿を消した人物。
月1回出勤で年俸2千万円。公費で豪遊の元次官も

若林氏はこう述べる。
「私のいた厚労省の外郭団体には年俸1600万円で

週一回しか出勤しない天下り役員がいましたよ。

それでも広い部屋と秘書と車がつく。
毎月のように公費で海外視察に出かけ、

飛行機はファーストクラス、ホテルは5っ星、

レストランは3っ星と、1回1千万円は使っている
元次官もいました。」
こんな御仁と違って白須氏はさぞ多忙なのだろうと

思いたいが・・・


若林氏が何より問題視するのは、同会の収入源だ。
「会員企業からの会費によって運営されていると言いますが、

平成19年の会費収入約1億5千万円に対して、

国からの補助金が185億円。しかも五代続けて会長が

農水省から来ている。補助金をもらう代わりに天下りを
受け入れるという典型的な構図ですね。」


このような税金のムタ使いがなくなるよう、

民主党に大いに期待するところだが、

「私がいた法人ではアルバイト(非常勤参与)という形で

天下りを受け入れていました。

待遇は理事と同じ年俸1600万円。

官僚はそういう抜け道を考えるんです。

先日会ったある官僚が

「これからも抜け道を探して送り込む
だけだ」と笑っていましたよ」(若林氏)

同じテーマの最新記事
2009-11-21 19:53:31

ippiki-ohkamiからの手紙(45)

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天下り役員が巣くうダム利権



全国で建設、計画中の直轄ダムなど計143事業の見直しが、

喫緊の課題となっています。
これらすべてで、自民党族議員や利権を握る官僚たちからの

激しい抵抗が予想されます。
なかでも当面の障害となっている八ッ場ダムでは、

これまでダム建設の落札企業37社に
国交省役人52人が天下り。さらに、7つの公益法人には25人、

随意契約業者57社に99人、合計176人が八ッ場ダム

建設利権に巣くっていることが判明している。
「彼ら全員が敵となって、現国交相の前に立ちはだかっているうえ、

ダム建設計画から57年間にわたって翻弄され続けた、
地元住民の心の問題にも、正面きって

向きあわなければなりません。
鬼神のごとき働きが要求されます。もともとが、

山の保水能力を高め、ダムに頼らない
治水を進める「緑のダム」実現を持論とする大臣。

いま、その叡智に国民の目が注がれている。

(週刊大衆2009/10/26日号)



26法人42役員の人事を凍結・・・

民主党「天下り根絶の根絶」の抜け穴に

゛駆け込み゛天下り官僚逃げまわりドキュメント、迫る!



「出勤は週一回」で平均年収1600万円!!


平均年収1600万円という常識はずれの高給に加え、

「渡り」と呼ばれる再就職わ繰り返して、退職後の数年間で

億単位の荒稼ぎをする官僚もいると言われる天下り。

26法人42役員の人事が凍結され、いよいよ
天下り根絶に乗り出した政権。だが衆議院解散決定後も、

相次いでおこなわれた各省庁の幹部やOBによる関連法人への

役員就任。新政権誕生直前の隙をついた゛駆け込み゛は

このまま見逃されてしまうのか─天下り官僚たちの

実態をあばくべく、元特殊法人職員若林亜紀が暴露。


そのごく一部を転記する。


国土交通省 ①鉄道建設・運動施設整備支援機構  4  
      ②・・・                        3 
      ③水資源機構                  2 
      ④空港周辺整備機構              2
      ⑤・・・                        1
      ⑥・・・                       1
      ⑦・・・                        1

厚生労働省 ①勤労者退職金共済機構         4       
      ②・・・                       1
      ③・・・                       1
      ④・・・                       1

文部科学省 ①日本原子力研究開発機構       3
      ②・・・                       1
      ③・・・                       1
      ④・・・                       1

農林水産省 ①・・・                     3
      ②農業者年金基金               1
      ③・・・                       1

財務省  ①・・・                       2 
      ②造幣局                     1

経済産業省 ①原子力安全基盤機構          2
      ②・・・                       1

内閣府  ①北方領土問題対策協会           1
      ②・・・                       1

総務省  ①・・・                       1

外務省  ①国際協力機構                 1


          26法人           全ポスト 43

2009-11-20 19:56:10

ippiki-ohkamiからの手紙(44)

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ワースト4 特別天然記念物の゛大量殺戮ダム゛



「川上ダム(850億円)」(三重県)は、地域振興に

逆行するような事業だった。
(三重県の川上ダムは本体工事も着工していないのに、

予算の66%を使ってしまった)

川上ダム建設予定地には特別天然記念物の

オオサンショウウオが多数生息しており、地域活性化の

核にしようとする動きがある。川沿いの展示館では
オオサンショウウオの見学が可能。

クッキーや枕など関連グッズの売れ行きも好調だった。
今回の凍結で地域の宝の゛大量殺戮゛が先送りとなり、

反対派は一安心していたが、

「いかに中止に持っていくのか。費用対効果の

徹底的な見直しが不可欠です」
(淀川水系流域委員会の川上聡・副委員長)と

気を引き締めてもいる。


ワースト5  ゾンビダムの息の根は止まるのか



川幅2m程度の河辺川に850億円を投じる

「山鳥坂ダム」(愛知県大洲市)も、
凍結対象となった。中止が求められたのは今回が

初めてではない。森政権時代、ムダな公共事業として

中止勧告の対象となったのに、小泉政権時代に息を
吹き返していたのだ。「゛小泉ダム゛と呼ぶのが

ぴったりです」と有友正本・元大洲市議が話すのは

このためだ。

「下流の大洲市中心部は盆地で洪水多発地帯です。

しかし治水対策としてはダム建設よりも、
堤防強化など河川改修の方が安上がりで、

しかも工期が短いのです。それなのに
国交省はダム建設を止めようとしませんでした。

(有本氏)



ワースト6 嘘つきダムの設楽(したら)ダム

      (予算は2070億円とトップクラス)



国の公共事業では、ダム建設で得られるメリット(効果)を

建設費などの支出合計(費用)で割った

「費用対効果の水増し」が発覚した。

本来なら「費用」の建設費と同額を流水維持の

「効果」に計上し費用対効果を押し上げていたのだ。
こうした数値の操作は、河川官僚の得意技である。

八ッ場ダムの建設では、名勝の吾妻渓谷を

水没させる「マイナス効果」を考慮せず、逆にダム湖が

できることで、観光客が増加する「プラス効果」を盛りこみ、

費用対効果を高くしていた。
鳥取県の片山善博前知事が土木部の役人を

「情報公開条例に違反するぞ」と゛脅し゛ながら

ダム建設費を再計算したところ、

河川改修のほうが安いことが分かり、
ダム建設が中止になったこともある。

同じ例が次々と出てくるのは確実だ。



ワースト7   清流を破壊するタ゛ム



北海道の「平取ダム(総事業費 195億円)」と

「サンルダム(総額248憶円)」は、サケが遡上する
川に建設される。ダム凍結によって清流が守られ、

貴重な観光資源が保護される
可能性が出てきた。タ゜ム建設は、水量減少による

水質悪化や魚の減少をもたらす。
川辺川ダムの中止で地元の漁民は「ダム建設による

水量減少で、大打撃を受けるところでした。

今回の中止で名産のアユを柱にした

地域振興ができます」(漁業組合長)と喜んだ。



少子高齢化や国の莫大な借金からすれば、

ダムの見直しは当然だ。
しかし
国交相がタ゜ム事業に斬り込むほど、

損益を失う河川官僚の抵抗は激しさを
増す。当分現在の国交相のバトルから目が離せない。
(FRIDAY 2009 10/30号より)

2009-11-19 18:29:44

ippiki-ohkami からの手紙 (43)

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ふざけるな!「血税食い潰しダム」



ダム事業は
① 用地買収
② 生活再建事業(代替宅地建設など)
③ 河川のバイパスをつくる転流工事
④ 本体工事
の順で進む。



ワースト1  日本一ムダな八ッ場ダム



日本一ムダなダムは、事業費が4600億円と最高の

「八ッ場ダム」である。
予定地一帯が軟弱地盤で計画自体に無理が
あった

ため、案の定、難工事続出で工期は遅れに遅れた。

計画浮上から50年以上たって予算の70%を

使ってもまだ本体工事に進んでおらず、

さらなる建設費の増加が確実視されている。
税金を吸い尽くすブラックホールのような

事業の産みの親は、

福田康夫元首相の父・赳夫元首相。

ダム推進の急先鋒で、根強い反対運動を抑え込んだ。
゛福田ダム゛との異名を持つのはこのためだが、

歴代の自民党政権はこの゛負の遺産゛を
清算してこなかったのである。



ワースト2 事業費15倍のカネ食い虫の大滝ダム



「大滝ダム」(奈良県)も納税者にとって許しがたい

゛カネ食い虫゛だ。当初の建設費(230億円)が

15倍以上の3640億円に膨らんだ。

こちらも軟弱地盤地区にダムを建設したことが

諸悪の根源である。ダム本体は完成したが、

完成後に地すべりが発生し、
水を貯める前に追加工事をする必要が

出てきたほどである。

「大滝ダムはいまだに水を貯められない状態が

続いている。八ッ場ダムの建設を進めても、

同じ事態になりかねない」と指摘されている。

反面教師としてだけは貴重なダムと言えそうだ。


ワースト3 不味い水の押し付け導水路事業



河村たけし名古屋市長が撤退表明をした

「木曽川水系連絡道水路」も凍結となった。
3500億円を投じ、2008年4月に完成させた

「徳山ダム」(岐阜県)から木曽川に
水を供給する「導水路」を建設し、名古屋市など

下流域の自治体に負担してもらおうという計画だった。

だが河村市長は「美味しいのは木曽川の天然水。

ダムに貯まった不味い水を飲むために、

莫大な税金を使って導水路を建設するのはムダ」

と一刀両断にしている。
今回、凍結対象となった事業には高度成長期に

計画されたものが多いが、その後の節水機器の

普及などで水需要が減少、利水目的が喪失した

ものが少なくない。名古屋市も水余り状態で、

導水路事業の必要性がなくなってしまったのだ。

利水目的を失った結果、徳山ダムも

巨大な゛水たまり゛になろうとしている。

2009-11-18 20:00:57

ippiki-ohkami からの手紙 (42)

テーマ:ブログ

足利事件と飯塚事件   DNA鑑定の呪縛
 
 そして、冤罪は無くならない


去年(2008年)の10月、久間さんの死刑が

執行された。

そして今年6月、菅家さんが釈放された。

久間さんも菅家さんも、MCT118法による

DNA鑑定の結果が有罪の大きな根拠になっている。

科警研がほぼ同じ時期に鑑定を担当した。
(足利事件=91年秋、飯塚事件=92春)
MCT118法による鑑定は、鑑定法そのものにも

鑑定者の技術にも、大きな問題があった。

なぜ、こんなデタラメな鑑定法が、足利事件では

17年間も有罪の証拠として生き長らえてきたのか。

裁判所の怠慢以外にはない。
MCT118法に重大な欠陥があると研究者によって

指摘されたのは92年、足利事件はまだ一審の

審理が続いていた。これを見逃して、あるいはまったく

気付かず、裁判所は無期懲役を言い渡した。

判決後、科警研は、間違いを認めたが、

正しいDNA型とほぼ1対1で対応するので問題はない、

という詭弁を弄び、東京高裁はいとも簡単に

これを受け入れた。

最高裁に至っては、弁護団が独自の鑑定で科警研の

間違いを証明して見せたのに、これを吟味もせず、

棄却決定を出した。
そして再審請求の宇都宮地裁は逃げ回る裁判所の

象徴だ。「弁護団が鑑定に使った髪の毛が本当に

菅家さんのものかどうかわからない」と言った。

分らないなら自分でやってみろ、と誰でもが思う。

でも裁判所は自分では何もしない。何故しないのか。

中身に踏み込んでも、自分では何も分らないからだ。

だから再鑑定をしないまま、請求を棄却した。

DNA鑑定が争点になっていながら、どの裁判官も

決してDNA鑑定を理解しようとしなかった。

いつも科警研の主張をそのまま判決文に

書き写していた。

足利事件を暴くことは同時に

飯塚事件の真相を暴くことになる。
国家が無実の人を殺してしまった可能性が高い。

これは法務省だけの責任では終わらない。
デタラメな鑑定を証拠として主張し続けた検察、

それを擁護し冤罪を正すことから逃げ続けた

裁判所、もはや法治国家の名に値しない!!
異常なスピードで行われた釈放、そして再審開始決定。

日本の司法全体が飯塚事件の真相を必死で隠そうとしている。
(冤罪File NO.8  2009年12月号より)


飯塚事件の死刑「残念」中井国家公安委員長
 2009.11.5  14:05分
このニュースのトピックス:刑事裁判


中井浩(ひろし)国家公安委員長は11月5日、

福岡県飯塚市で平成4年に女児2人が誘拐、殺害

された「飯塚事件」で久間三千年元死刑囚

=当時(70)=の刑が昨年10月に執行されたことに

絡み、再審で事件が見直された可能性もあったとの

考えを示し、執行を「残念」と述べた。

国家公安委員長が執行された死刑に疑念を

呈するのは異例。

同日の国家公安委員会終了後の記者会見で、

久間死刑囚の遺族が「有罪証拠とされた

DNA鑑定は誤り」として再審請求したことについて

考えを聞かれ、答えた。

「捜査や裁判の経緯を尋ねてみたい」とも話した。

中井氏は久間元死刑囚への執行が過去には

避けられていた国会開会中だったと指摘。

開会中の執行を回避していれば

「(足利事件で無罪が確実になった)菅家(利和)さんの

事件のような可能性もあったんじゃないか」と述べた。


次回からまた本題の「環境破壊の元凶─

無駄なダム建設」その(3)戻ろう。


2009-11-17 23:15:16

ippiki-ohkami からの手紙 (41)

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「狂った裁判官」 井上薫著 幻冬舎 720円


 著者紹介 1954年生まれ。

東京大学理学部化学科卒、同修士課程修了。
 民間の研究所に就職後、独学で司法試験に

挑戦し合格。1986年判事補、
1996年判事任官。


日本の司法システムの問題点を鋭くえぐる発言を

続けた結果、2006年、横浜地裁判事を最後に、

退官を余儀なくされ、現在著述活動に専念する。

主な著書に「法廷傍聴へ行こう」法学書院、

「司法のしゃべりすぎ」新潮新書、

「でたらめ判決が日本をつぶす」扶桑社、などがある。


法廷が開かれる前に、有罪の判決文をあらかじめ

作成している裁判官。

内心「無罪ではないか」と思える被告人に対して、

自らの保身のために「有罪」を言い渡す裁判官、
判決起案という煩雑な仕事を避けるために、

脅しでも当事者に和解を強要する裁判官、─。

日本の司法システムがこうした「狂った」裁判官を

生み続けてきたのはなぜか?
司法改革を主張し、退官を余儀なくされた元裁判官が、

「99%有罪」のからくりを解き明かす衝撃の一冊。


この本で裁判所全体の堕落がよく見えてくる。

こんな裁判官、検察の実体では、

国民の信頼はまったく得られない!!
国民はその実体をもう少し、知っておくべきである。
我が身にふりかかったときでは、もう遅い!!

2009-11-15 23:43:59

ippiki-ohkami からの手紙 (40)

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ippiki-ohkamiからの手紙(20) 冤罪─飯塚事件

(2008年10月に無実であるのにもかかわらず

死刑執行されました)
ippiki-ohkamiからの手紙(21)冤罪・足利事件その(1)
ippiki-ohkamiからの手紙(22)冤罪・足利事件その(2)
ippiki-ohkamiからの手紙(23)冤罪・足利事件その(3)
ippiki-ohkamiからの手紙(24)

 特権階級面(づら)した人種(裁判官)に対する

 国民の怒り!!
ippiki-ohkamiからの手紙(25)

 もう一度、冤罪の問題に戻ろう
ippiki-ohkamiからの手紙(26)

 冤罪─弘前大学教授夫人殺し その(1)
ippiki-ohkamiからの手紙(27)

 冤罪─弘前大学教授夫人殺し その(2)

ippiki-ohkamiからの手紙(28)

 「特捜崩壊」

で検察、裁判官等のでたらめさを取り上げましたが、

前回、故室原知幸氏の裁判で、日和見裁判官の例が

出てきましたので、ついでにもう少し、裁判官の裁判に

対するいいかげんさを追加してみたいと思います。


 裁判所の大堕落 森田義男著

 コスモの本 1500円


 冤罪を続発させ役人のいいなりになる腐敗組織
 役所の腐敗やつぎつぎに起こる冤罪は、

 裁判所の劣化・堕落が原因だ!!
 役所や検察をえこひいきする、ひどい八百長裁判が

 横行している。
 20件以上の税金裁判に関わった「闘う税理士」

 森田義男が、自らの体験をもとに
 裁判所・裁判官の堕落を告発!
 裁判所の腐敗の根は想像以上に深い。
 
  序章  役所を助け冤罪を作り出す
許されざる

  裁判所
  第1章 「役所の味方」「庶民の敵」になりさがって

  しまった裁判所の実態
  第2章 裁判官はがんじがらめ─
あまりに異様な

  裁判所のしくみ
  第3章 あきれてしまう裁判官の
お寒い判断能力
  第4章 役所や国に有利な判決ばかり出る

  行政訴訟の惨状
  第5章 司法改革への期待と不安

2009-11-09 20:38:43

ippiki-ohkami からの手紙 (39)

テーマ:ブログ

環境破壊の元凶─無駄なダム建設 その(2)


蜂の巣城の名前は近くに、蜂の巣橋という

白い立派な橋があったからです。

そこが重要な場所だというのは、建設省が非常に

熱心に調査していたのでわかったそうです。

廊下をつないで集会所や作業小屋、見張り小屋とかを

どんどん作り、多い時は男も女も住民総出でした。

食事用の竈(かまど)なんかも作って、寝泊まりも

できるようになっていました。

親父は住民票を蜂の巣城に移して戦っていたんです。」


砦を築いた4年後の1964年、第1回の強制執行が

行われた。川を挟んでの攻防は1カ月続き、

室原氏は公務執行妨害で逮捕された。

蜂の巣城が陥落すると、室原氏は第2の蜂の巣城を

建設して戦ったが、翌1965年落城した。
いちばん大きかったのは1964年に提訴した

事業認定無効確認訴訟の一審敗訴でした。
でも、このときは石田哲一裁判長が親父のところに

飛んできて、裁判官の意見が割れたこと、

国を敗訴にした場合は、今後の公共事業に与える

影響が大きすぎること、親父の言うことは正論だが

判決としては敗訴の判断となったことを説明して、

ただちに控訴するように勧めたんです。

このことは異例のことで、その後も親父と

石田裁判長との交流は続きました。ですが、高裁で

敗訴が確定すると、住民の団結にもひびが入って

いったんです。」
室原氏は1970年に死去。
ダムは3年後に完成したが、蜂の巣城紛争は

その後の公共事業のあり方に大きな影響を与えた。

1974年には水没地域に配慮した

「水源地域対策特別措置法」が施行され、

ダム建設にあたって地域住民の生活保障と

地域振興を重視するようになり、結果として

ダム建設は長期化していくことになる。
  ・
  ・
  ・
これまでのダム建設で成功例はあるのか?
これまでに最も早く完成したダムは静岡と愛知に

またがる佐久間ダムで、わずか3年半で完成した。

これは゛朝鮮戦争゛による電力特需を受け、

1952年に「電源開発株式会社」ができたことが大きい。
住民に多額の補償金を支払ったことで、

工事が迅速に進んだのだ。!!
石原裕次郎の主演映画「黒部の太陽」で有名な

「黒部ダム」は完成後4000万人以上の観光客が

訪れており、別な意味で成功している。(笑)
その他は、ダムも建設したからといって、

ダム建設の意味はあまりない!!(笑)

2009-11-07 21:41:36

ippiki-ohkami からの手紙 (38)

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環境破壊の元凶─無駄なダム建設 その(1)


ippiki-ohkamiからの手紙(31)に

蜂の巣城─室原知幸氏に少し触れましたが、

この戦いはダム建設反対闘争の゛走り゛です。

この反対闘争の攻略に成功した国・利益集団は

味をしめて、それ以来無意味な巨大ダム、

要するにダム建設は金のなる木だったので、

日本国中いたるところに次から次へと建設していった。


そういう意味でダム反対闘争・環境保護闘争の

原点である゛蜂の巣城(昭和39年)の戦い゛を

真剣に考察してみる必要があると私は考えます。

ダム建設では建設予定地の村や集落が

ダムの湖底に沈む。故郷の水没は住民には断腸の

思いだけに、ダム建設は当然ながら調査段階、

反対運動が起きる。

ましてや不必要なダム建設ではなおさらだ。

大規模ダムの建設ラッシュとなった戦後から

高度成長時代、全国のダム建設予定地では、

激しい反対運動が繰り広げられた。

筑後川(福岡県)に建設された下筌(しもうけ)ダム

(大分県日田市)建設に際し、13年間にわたって
繰り広げられた日本のダム建設工事最大の

反対運動の拠点が「蜂の巣城」砦である。

砦を築いたのは地元の山林地主で反対運動の

リーダーだった故室原知幸氏。

長男の基樹氏はこう語る。


「計画が具体化したのは1959年でした。

建設省による説明会が開かれたのですが、その席で

親父は一言も言葉を発しませんでした。

建設省は一方的な説明に終始したからです。

住民に対する詫びの言葉もない。

無断で立ち木は伐採する、収用法をたてにずいぶんと

高圧的なやり方でした。それに業を煮やして、

本格的な反対運動に発展していったのです。」


反対運動は鉄条網の゛砦゛を中心に

大規模なものに発展。並行して室原氏は62件に

及ぶ提訴で法廷闘争も展開しました。


「公共事業のあり方は

法にかない、理にかない、

情にかなうものでないといけない」
というのが親父の持論でした。




2009-11-05 06:00:55

ippiki-ohkami からの手紙 (37)

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2009/7/27 毎日新聞13面

 豪雨被害、九州自動車道土砂崩れ寸断


この災害状況も、上記の竹田と同じ。
人工林―道路―土石流 の

同じパターンになっている。
まさに、災害は天災でなく人災なのだ!!
人間の欲望のままに、私利私欲に走り、自然を

破壊し続ければ、いつの日か、そのツケが

我が身に災害として降りかかるのである。

天罰と言った方がわかりやすいだろう。


「森林の崩壊」

国土をめぐる負の連鎖

白井裕子著 新潮選著 714円


増えすぎた人工林、使われない国産材、

無視される伝統木造建築・・・
「森と木の文化」が危ない!

日本では森林という莫大な資源が増え続けている。
多額の公共事業や補助事業が行われながら、

建築材を採るため植林した人工林は切られず、
木材自給率は2割である。林業は旧態依然とし、

死傷事故も多発している。国産材と共にあった

伝統木造は建築基準法で建築困難になった。

我が国土で一体何が起こっているのか。

リアルな実態を現場の「生の声」て伝える。

森と木をめぐる社会の仕組みを根本から

問い直す一冊。


私利私欲のボケ国家・日本、

いま日本で忘れられている大切なことが、

ここに書かれています。この書物をぜひ購入され

お読みください。ippiki-ohkamiからのお願いです。


はじめに・・
第一章   日本の森で今何が起こっているか
第二章   日本の木を使わなくなった日本人
第三章   補助金制度に縛られる日本の林業
第四章   公共材としての森と欧州の発想
第五章   建築基準法で建築困難に陥った

伝統木造
第六章   大工棟梁たちは何を考えているか


また、このゲリラ豪雨・土石流より、それ以上に

怖いのが日本全国に無数にある

巨大ダム・血税食い潰しダムだ。
まるで金の成る妖怪群のように見える。

そのつけは土石流の被害どころではない
自然を破壊し続ける妖怪ダム群

近い将来ダムは老朽化し、

ダムの決壊は必ず起こる!!
その時誰が責任をとるのか

次回から詳しく検証していく。

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