ストレス自体が悪ではない? | 子育て夫婦を10倍楽しむコツ イクメンカウンセラー吉村伊織

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今回は、

「そもそもストレスって?」
という部分に触れてみます。


悩んでいる原因が分からないことが

悩みのタネになる

というのもあるので、
そこを紐解いていくきっかけ

になればと思います。



■要因と反応


僕たちは、

ストレスが多い/少ない

とか、

ストレスを感じる/感じない

という使い方をしています。


その「ストレス」は、

大きく二つに分類されます。


ストレス要因

ストレス反応


まず、ストレス要因は、

自分自身にとって外界からの刺激

を指します。


・暑さ、寒さのような気温

・晴れ、雨などの天候

・他人との直接的なやり取り

・他人の間接的な言動

・恋愛、結婚

・仕事上の問題

・昇格、降格、解雇

・病気になる、健康になる

などなど・・・


身の回りの出来事は
多かれ少なかれ
ストレス要因になる要素を

秘めています。


そして、

ストレス要因を受けて

自分が反応することを

ストレス反応といいます。


・外の温度を感じて

 筋肉が収縮・緩和すること

もそうだし、

・他人とのやり取りや

 仕事上の出来事を受けて

 不安や怒り、焦燥感を感じる

ということもあります。

・失恋でひどく落ち込む

とか、

・上司の評価に納得できず

 イライラが収まらない

といった反応もあるでしょう。



何かモヤモヤする、

イライラする、

落ち着かない

という心の変化(ストレス反応)を感じた時には、

そこにどんな要因があったんだろう

というのを見てあげると、

解決に向けた次の一歩を

見つけやすくなります。


冒頭にお伝えした内容の裏返し

になりますが、

悩んでいる原因が分かれば

悩みの半分は解決したようなもの。

「なぁんだ、このことが気になってたんだ!」

という発見で

スッキリできることもあるんです。


■ストレスの2面性


また、

「ストレス」に対しては

2通りの考え方あります。


ひとつは、

ストレスが強すぎて

 耐えられる限界を超えると

 病気になってしまう

という

疾病モデル(医学モデル)

としての考え方。


ストレスが多い/少ない、

ストレスを感じる/感じない

がそれに当たりますね。


体調を崩して長期の通院が必要になったり、

ひどい場合だと

メンタル不調で会社に行けなくなる、

というのも実際にあることです。


でも、

ストレスは悪い事ばかりでは

ありません。


ストレスがあるから

 人はそれを克服しようと

 努力する

 そこから、

 人としての成長が生まれる

という見方もできます。

成長モデル(心理学モデル)

としての考え方です。


雨が降ったら雨の日の楽しみを感じたり、

職場での評価を冷静に分析し

長所を伸ばして欠点を補っていったり。

同じ出来事に対しても

反応や立ち向かい方が違えば

それによって成長につながります。


そこを知ることが

ストレスとうまく付き合う第一歩

となります。


次回は、

「ストレス反応の流れ」

について書いてみようと思います。

お楽しみに。



今日も最後まで読んでいただき、

ありがとうございます。