老舗のごはん。

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  1月某日


  仕事帰りに近くの友人を呼び出し、


  人形町の今半で鉄板焼きを食べた。


  (人形町というのは日比谷線沿線の下町。


   古い町並みで、向田邦子さんの愛した喫茶店、


   とか、文豪ゆかりのお店がたくさん)



   日本の古い街はとても綺麗。




  

  1月某日


  松岡奈緒美監督のドキュメンタリー映画、


   「花の鼓」を観に行く。


  

  監督自身が子供を流産し、そこからまた「子供を産もう」と思うまでの一年間の記録。


  まるで、とても良い短編小説を著者に朗読して貰っているような、


  不思議な感覚で


  映画ははじまる。


  トマト、にんじん、赤い毛糸の編みぐるみ、


  「彼女の止まった時間」の中に、


  赤いものが点在する。


  

  本当に人を愛することと、


  本当に人に愛されることと、


  本当に愛した人をなくすこと。


  この3つを理解している人というのは、


  豊かだ。


  と、思った。




  

  終わった後、松岡監督と河瀬直美監督のトークショウがあった。


  インタビュアーの方が


  「こういうふうに自分の人生を切り売りしてさらすのってどうなんですか?」


  というような非常に失敬な質問をしていたのだけど、


  それに対して河瀬さんがおっしゃった、


  「カメラの前で出産をしても、人間のすべてなんかさらせるものではない。


   人間はもっと深い」


  という言葉も、とても染みた。


 



  まだ東京で観られるらしいです。


  ご興味のあるかたは、ぜひ。


  女の人は観たほうがいいです。


 

  http//event,1242.com/f-theater/



  


  

恋愛向きな性格

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   現在発売中の anan (中谷美紀さんが表紙です)の、


   「恋愛向きの性格を手に入れよう」


   という特集にてコメントさせていただいております。


   

   恋愛向きな性格の人。


   

   「人間のすみからすみまで知りたいという好奇心のある人」


   かなあ。


   と、思う。




ジョーの話

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  1月某日


  雪の中、お芝居を観に小さな劇場へ行く。


  隣に座った推定年齢27歳の見知らぬ男性が、わたしの顔を見て、


  「ジョーさんみたいですね」


  と、言った。


  「ジョーさん?」


  思わず聞き返すわたし。


  「あ、人違いでした。知り合いに似ていて」


  と言って、彼はわたしから目をそらした。


  知り合いに声をかけるのに、


  「みたい」という言葉を使うとはなんとも不可思議だ。



  それにしても、


  まさか自分が「ジョー」などという名前の人と


  間違えられる日が来るとは思わなかった。



  それとも「城さん」なのか「丈さん」なのか、


  あるいは、


  「(お)嬢さん」だろうか。


  




  

新刊出します。

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  2006年、久しぶりに本を出します。


  WEBで連載していた、「愛の病」をまとめたもので、


  タイトルは 「幸福病」 (幻冬舎文庫) です。


  なんだか、幸福なエッセイ集になりそうです。


  すでにわたしの手を離れ、


  今は、編集さんと印刷やさんが頑張ってくれています。


  


  2月の頭に発売予定です。


  また、近くなったらお知らせしますね。



 



 

  SWITCH 1月号(蜷川幸雄、実花親子が表紙です)にて、


  映画「あおげば尊し」(市川準監督 一月公開)について、


  市川監督と対談させていただいております。


  市川監督は、映画と同じように、とてもゆっくりと静かにお話をする方でした。


  映画のほうも是非ご覧になってください。


  


  anan 1月11日号(木村拓哉が表紙です)の、


  「第一印象が恋の運命を決める!」という特集に、


  コメントをしております。


 

  両方とも、本屋さんへ行かれた際は、是非。