1 | 2 次ページ >> ▼ /
2005-03-28 12:43:43

お花見。

テーマ:日々の泡々

3月某日

 お花見をするつもりでしたが、

 まだ桜のつぼみは固いのでした。


 ふらりと入ったお茶屋さんで、

 美味しいお抹茶を頂きました。




 和菓子に、菜の花を飾って出してくれました。

 心がふんわりする、小さなお花見でした。





いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事
 もっと見る >>
2005-03-25 23:48:38

きらきらと光るもの

テーマ:世界(小説)
 鳥は、下を向き涙をぽとりとこぼした。
 花が死んだこと、が、彼にとってとても大きなことだったのを、あたしは知る。
 あたしにとっては、ただ、知らない花が枯れただけだ。毎日どこかで起きる当たり前の些細。ベタが死んだときもそうだ。ご主人は泣いていたけど、あたしは悲しくなんかなかった。あたしは、誰かに感情移入することが下手なのかもしれない。あたしは優しくない。それが悲しい。
 優しくないあたしには、鳥になんて言葉をかければいいのか分からなくて、途方に暮れて空を仰いだ。
 灰色雨雲がゆっくりと頭上を去り、代わりに少しづつ太陽の光が現れ始める。
 「ねえ」
 庭に生えている植物たちに積もった小さな雨の粒が、太陽光線にあたってきらきらと光る。あたしはなんとなく、きらきら光るもの、を心の中で幾つか数える。星のかけら、スパンコール、ビーズ、ビー玉、魚の鱗、子供の瞳。あたしはきらきらと光るものが好きだ。
 「ねえ」
 あたしは鳥に話しかける。聞いてくれているか分からないけど。
 「もうすぐ春が来るよ」
 鳥を見た。鳥の羽についていた雨の粒たちも、きらきらと光っていた。まぶしくて、あたしは目を細めた。
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2005-03-24 21:51:06

いい日。

テーマ:日々の泡々
3月某日




 恋人がカレーを作ってくれた。




いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2005-03-23 20:53:50

雨の日はブルー

テーマ:日々の泡々
3月某日

 雨が降っている。

 春の長雨なのかな。

 
 
 世の中には怖いことがたくさんありすぎて、

 ついつい居留守をしてしまう。


 誰にも会いたくないな

 なんて、

 思ってしまうのは悪い癖だ。


 暖かな小さな我が家に守られて、

 雨音の中で

 陸亀と添い寝するのは、好き。

 

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2005-03-19 09:57:35

『カナリア』

テーマ:お知らせなど。

 現在上映中の映画、

 塩田明彦監督の『カナリア』

 の、パンフレットに文章を書かせていただきました。

 


 解説、ではなくて、文章です。

 「オウムの子供たちのその後」のお話です。

 劇場に足をお運びの際は、パンフも手にとってみてください。




いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)
2005-03-18 18:55:54

幸せな花

テーマ:世界(小説)
 花は、もう何も答えなかった。
 僕は何度も何度も声をかけて呼んだけれど、でも、もう花は答えなかった。
 「あんた、この花の知り合いなの?」
 いつのまにか傍にいた猫が、僕に話しかけてきた。僕は上手く答えることができなくて、開いた口ばしからは白い息が漏れただけだ。
 「花は幸せだったと思うよ。死にたい場所で死ねたんだから」
 猫が、知ったようなことを言ったので、僕は一瞬猫に対して酷い憎しみを感じた。何も知らないくせに。何も。
 僕が「空を飛ばせてあげる」なんて言わなかったら花は死なないですんだはずだ。
 僕が自分勝手にただ「してあげたい」なんて驕った感情を押し付けてしまわなければ、花はまだいい匂いをさせて咲いていたはずだ。
 僕は目を逸らした。もう、しんなりとした葉を見ていられなかった。かさついた花びらを見ていられなかった。ぐにゃりと横たわった茎を見ていられなかった。 
 濡れた土は気持ち悪くまとわりついて、僕を不安にさせる。
 「幸せだったと思うよ、花は」
 猫がもう一度呟いた。
鳥である僕にだって、花の気持ちなんか分かりはしなかった。
 ただ僕は目を瞑った。
 目の裏に映る花はまだ綺麗で、余計に涙が出た。
いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)
2005-03-17 00:05:00

新連載はじめました。

テーマ:お知らせなど。

 新連載はじめました。

 「anan」に、

 『綺麗道楽』という連載を隔週で連載しております。

 美とか化粧品とかについてのエッセイです。

 恋愛について、と、映画について、以外のお仕事は珍しく、

 しかも「美」について、だなんて、と、

 非情に緊張しつつ、書いてます。

 

 お化粧品の情報などあったら教えて頂きたいです。

 世の中の美人の方、よろしくお願いします。

いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)
2005-03-14 07:38:08

お風呂で眠ってはいけません。

テーマ:日々の泡々
3月某日

 装丁が気に入ってジャケ買いした小説をお風呂で読んでいた。

 思いのほか面白くて、わくわくしながら読んでいたのだけれど、

 主人公が片思いしていた女の子も、主人公のことが好きだった、

 というくだりを読んでいたら、

 突然眠くなり、お風呂の中でうとうとしてしまった。

 唇にお湯の触れる感覚で、目を覚ます。

 時計を見たら、三十分たっていた。

 本は無事だった。

 お湯はまだ暖かかった。



 小学生の頃、

 エルム街の悪夢の予告CMをテレビで見て以来、

 お風呂で眠るのが怖かったのだけれど、

 気持ちよいものだと知る。

 
  



いいね!した人  |  コメント(7)  |  リブログ(0)
2005-03-08 02:36:03

敗北感。

テーマ:日々の泡々
3月某日


 突然、大いなる敗北感に捉えられ、

 衝動買いに走る。

 (わたしのストレスは、おもに買い物によって発散される)


 買ったもの。

 1、サルエルパンツ、

 2、豹柄タンクトップ

 3、蛇柄のベルト

 4、春用のマフラー


 ワンピースとか、女子度の高いものが好きなわたしが、

 買いそうもないものばかり。

 家に帰って、全部身につけてみた。

 鏡に映った自分を見て、

 こんなにもわたし、変わりたいと思っていたのか、

 と、気づいた。

   
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
2005-03-07 01:11:13

苦しみ < 幸せ

テーマ:日々の泡々
3月某日


 尊敬してやまない人、

 の、

 仕事現場を観た。


 楽しそうに見えた。

 苦しそうに見えた。

 幸福そうだった。

 
 ものをつくるということは、

 まさにそういうことなんだと思った。
 





いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
1 | 2 次ページ >> ▼ /