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2016-05-23 17:06:48

ロックの歴史13

テーマ:ロック
パンクがパンクとして、その魅力を広く世間にアピールしたのは1976年にデビューしたセックスピストルズだ。

もちろんセックスピストルズ以前からパンクロックはあった。アメリカでは60年代から粗野でアバンギャルドなガレージロックがあり、その流れを汲んだニューヨークパンク(テレビジョン、ラモーンズ、パティ・スミスなど)が盛り上がってたし、イギリスでは単純で軽快なパブロック(イアン・デューリー、ニック・ロウ、ドクターフィルグッドなど)が小規模だが盛り上がっていた。

ロック音楽がだんだん大人向けになって、技術的にもサウンド的にも高品質になってきて、暴力的な衝動を失いかけたころだった。仕掛け人のマルコム・マクラレン(元ニューヨークドールズのマネージャー)は反抗的な態度の素人を集めてセックスピストルズとしてデビューさせたんだ。だからセックスピストルズは自発的なバンドじゃないんだけど、

これがバカウケ!

いま改めてセックスピストルズを聴くと、驚くほど演奏は安定しててノリがいいし、音質も爽快でハードなロックンロールとして申し分ない。しかし当時はあの毒々しいルックスや唄い方や態度が相まって、とても正気の音楽には聴こえなかったよ。

ボーカルのジョニー・ロットンは、ピンクフロイドやレッドツェッペリンやロッド・スチュアートやポール・マッカートニーやストーンズなど大金持ちになったロッカーを徹底的に批判した。これがまた鬱屈した若者達の心をつかんだんだな。実に上手い戦略だ。

それからというものパンクは社会現象となった。そのセンスはロック界だけなく芸術界やファッション界にも影響を与えるほどだった。

とにかくパンクは新しくて痛快でカッコ良かったんだな。現代でもこのカッコ良さが色褪せてないことが素晴らしい!
  
俺は好きだねパンクロック!




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2016-05-22 18:39:28

ロックの歴史12

テーマ:ロック
70年代といえば世の中はオーディオブームの真っ最中だ!
FM放送(ステレオ放送)が盛んになり、カセットテープが開発され、アーティストの作品もどんどん高音質を極めていった。

でっかいスピーカーのコンポ(コンポーネントステレオ)やステレオ・ラジカセはヤングの必需品だった。FM放送で素敵な番組を調べ、それをハイファイなクローム・カセットテープに録音して、レコードと寸分変らない音を競い合った。いわゆる「エアチェック」だ!

アラン・パーソンズがエンジニアを務めたピンクフロイドの「狂気」(72年)はオーディオマニアからも高い評価を得ていた。アメリカンロックではアル・シュミットの流れからスティーリーダン、そのメンバーがらみでマイケル・マクドナルドやボズ・スギャッグスやTOTOといったハイファイなA.O.Rサウンドがオーディオマニアをうならせた。

50年代にはダンス音楽だったロックは、70年代には完全に聴いて楽しむための音楽になっていた!
若者も大人になった。

そこに登場したのがパンクだった!

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2016-05-21 16:02:16

ロックの歴史11

テーマ:ロック
ブリティッシュ・インベージョンのひとつヤードバーズの3大ギタリストといえば、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジだ。ロックの学校があったらここは間違いなく試験に出る!
ヤードバーズ脱退後のクラプトンはクリームを結成し、ベックはジェフ・ベック・グループを結成し、ペイジはレッドツェッペリンを結成した。つまり、この3人がハードロックやヘヴィメタルのルーツに君臨しているんだ。

ボーカル(コーラス)より長い間奏(ギターソロ)、大音量でガーガー歪んだギター、早弾きソロ、ハイトーン・ボーカルのシャウト、悪魔的な低音リフ、大口径のドラムセット、ツーバス、そしてハイクオリティな演奏。そんな美学はこの3人のそれぞれのバンドが中心となって築き上げたといえる。

ロックが欲求不満を満たす音楽だというのは、スカッと爽快な雑音だからだ。コーラやビールなどの喉越しに感じる爽快な痛みはハードロックのサウンドと良く似てるんだ。

しかしクリームの毒舌ドラマー、ジンジャー・ベイカーは「ヘヴィメタルは大嫌いだ。なんだあのピッチピチのズボンに異様なメイクは!クリームがヘヴィメタルを産んだって?あんなの産むって分かってたら、とっくに中絶してるわ!」と、クリームとヘヴィメタルとの関係を否定しているw
特に3大ギタリストの中でも、ジミー・ペイジ率いるレッドツェッペリンはアメリカで大成功した。アメリカで成功したイギリスのハードロックバンドはレッドツェッペリンくらいのもので、日本でよく比較されるディープパープルやブラックサバスはアメリカでは実はあまり人気がなかったりする。日本のハードロックの認識はアメリカとはまた違っているようだ。

ちなみにヤードバーズのボーカリスト、キース・レルフは69年にルネッサンスを結成するんだけど、俺はヤードバーズ系ではこれが一番好きだな。妖精とか神話とかおとぎ話の世界観がとても美しくていい。フォーク系プログレバンドの目指す世界観の到達点がここにあると言える。
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2016-05-07 01:43:35

日本のロック

テーマ:ロック
俺は洋楽ロックも好きだけど、それ以上に日本のロックが大好きだ。

和製ロカビリーの平尾昌晃さん、山下敬二郎さん、ミッキーカーチスさん、内田裕也さん。和製エレキ・インストの寺内タケシさん。和製ブリティッシュ・インベージョンのタイガースやテンプターズやスパイダースやゴールデン・カップスといったGS勢。和製ハードロックの紫やカルメンマキ&OZやバウワウ。和製パンクロックや和製ヘヴィメタルも一通り聴いてきた。どれも最高!洋楽を真似しながらも、どうしても隠しきれない日本人らしさが出ていて、それが郷愁を誘ってドンズバだ!

しかし、和製ロックは所詮日本だけのマーケットであって、それがどんなに優れていようと欧米に紹介されることはなかった。

欧米どころか、日本人の洋楽リスナーからも相手にされない。

よく欧米から来日したロックバンドの前座を日本のバンドが務めることがあるが、ほぼ100%アウェーな状況に陥っているものだ。毎回「この前座の風潮、そろそろ辞めないか?」と思っちゃうよ。あまりにも前座がかわいそうだ。
日本の洋楽リスナー達は、右翼的思想とか抜きにしても、もう少し日本のバンドに優しくていいんじゃねえか?

それが、ここに来てクールジャパン?!

アニメやマンガ、ゲームに続いてアイドルやV系バンドといった日本独自の音楽文化が世界的に認められる(面白がられる)可能性が出てきた。

すでにBABY METALというアイドルが世界的に注目を集めているという。50年間も欧米から無視され続けてきた日本のロックが、彼女たちをキッカケに浮上するかも知れない!日本のロックの未来は明るいかも?と期待してるバンドマンは多いと思うよ。

まあ洋楽リスナーは失笑するだろうが。



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2016-05-06 17:18:03

ロックの歴史10

テーマ:ロック
ガムラン音楽を演奏する人たちはインドネシアの民族衣装を着る。これは日本人のガムラン同好会であってもだ。同様にハワイアン音楽ならアロハシャツ、ラテン音楽ならキューバ風ドレスシャツ、純邦楽なら羽織袴と、衣装はその音楽の背景や伝統を反映する重要なものだ。

音楽のジャンルを決定するのは衣装である!と言い切って問題はないだろう。

ロックの場合もロカビリー、サーフィン、ヒッピーとジャンルが移り変わる度にファッションや髪型を変化させてきた。

衣装や髪型はジャンルの象徴であると同時に、その演奏者やリスナーの美学やアイデンティティをアピールするものでもある。極端な話、スリーコードのブルースをリーゼント&ビートニクスファッションで演奏すればロックンロールに。長髪にカウボーイハット&ジーンズで演奏すればカントリーロックに。マッシュルームヘアに細身のスーツならブリティッシュロックに。長髪で鋲付き皮ジャンならヘヴィメタルに。ツンツン頭にガーゼシャツならパンクロックになってしまう。サウンド以上に衣装は主張するのだ。

そこでグラムロックだ。

アメリカではサウンド的にもルックス的にもシンプルでルーツに根ざしたオーガニックなカントリーロックが全盛のころ、イギリスからはその対極と言えるほとんど病気のロックが登場した。

構造こそ単純なロックンロールだが、そこに音を限界まで重ねた分厚いサウンド。気怠い歌声で、ギンギラギンの衣装に中性的で派手なメイク。純粋に美しいというよりは、やり過ぎで毒々しいルックス。これがグラムロックだ。
デヴィッド・ボウイやTレックス、ゲイリー・グリッター、スレイド、スウィート、ロキシーミュージックというスターが生まれた。グラムロックに音楽的な共通点はないと言われているが、そうでもない。ボウイのジーンジニーとスウィートのブロックバスターはそっくりだし、Tレックスにも同様のグルーヴがみられる。

この病的な気持ち悪さ(頽廃的美学)は、その後のロック衣装に多大な影響を及ぼした。

そもそも女装した狂気の男性がロックをやるというのは、サイケ時代にドアーズやヴェルベット・アンダーグラウンドが築いた「インテリによる自虐的パフォーマンス」の発展型と言っていいだろう。それは良識派の大人達への反逆であり、本来ロックンロールが持っていたある部分の到着点でもあった。ビートルズやストーンズにもその要素は多分にあった。
この発想はアメリカでもアリス・クーパーから、その後ニューヨークドールズやキッスへと繋がり、イギリスではパンクロックの誕生に影響を与えた。

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