錦織(にしこり)選手準優勝&勝って兜(かぶと)の緒(お)を締めよ!?



Wikipedia 「三笠(戦艦)」より三笠(戦艦)」より 日本に回航直後の戦艦三笠

皆さん、こんにちは。

今週の全米オープンでの錦織選手の活躍には胸が躍りましたね!スポーツが私たちを押し上げ、励ましてくれる力を改めて認識しました。

 

決勝では本来の力が発揮されず惜しくも準優勝となった錦織選手ですが、昨晩TVのインタビューを聞きながら、勝ち続けるときのメンタルの維持の難しさを思いました。というのも、昨日ちょうど「時事クラス」の遠足で訪れた神奈川県横須賀にある「戦艦みかさ」で詳しく教えて下さった方から聞いた言葉を思い出したからです。

 

日露戦争中の日本海海戦で大殊勲をあげた日本海軍の連合艦隊の主艦「みかさ」ですが、海戦では数名の被害者しか出さず無事帰港したにもかかわらず、その後、兵士たちの艦上の秘密の酒盛りでこぼれたアルコールによって火薬庫に引火、爆発したことにより、300人以上の死傷者が出る被害となったそうです。語り手のコウダ氏はその事件を例にとって「勝って兜の緒をしめよ」とはこういうことです、と締めくくられました。

 

「勝つ」ということをもう少し日常のレベルに置き換えてみましょう。リレーで一位になった。試験に合格した。くじにあたった(笑)、などその時のとてもいいこと、達成感にあふれることをいわゆる「勝ち」としたら、この故事成語は「勝って喜んでばかりじゃだめだよ。そのあとの心の引き締めが大事だよ。」ということを伝えるものです。

 

例えば、皆が今ひとつひとつ取り組んでいる「学習コントラクト」においても、やり遂げて達成感を感じたその後、ではその次に何が出来るか、どうふるまうべきか、ということをさらに考えるのはとても意味があることなのでは・・・そんなことを感じる出来事が続いた一日でした。

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