2015-08-22 09:41:15

恋愛小説と片付け

テーマ:フロク
私、ときどき「USA Today」の「Bestseller」を検索します。
そこで何か新しい本はないだろうかと見てみるわけです。
なぜ、USA Todayかというと、それは当然ながら英語で書かれている本を探すことを目的にしています。
以前なら、随分と高い価格を払わなければ「洋書」は買えませんでしたが、今ではKindleやらなんやらと便利なものができて、すぐに欲しい英語の本が手に入ります。

問題はなにを読むか。
一時期はどういうわけか「恋愛小説」というか「ラブコメ」的なものをよく手にしました。
理由はわかりませんが、USA Todayのベストセラーでも「恋愛小説」は必ず上位にあって、検索者の目を引きます。それが手にする要因の一つだろうと思います。
そして、もう一つはこの手の本はすごく読みやすいというのが理由です。

ストーリーに親しみたいというニーズ以上に、英語に触れたいというニーズを持っている場合、母国語では読まないようなこの「恋愛小説」がうまくはまります。
なかでも、ソフィー・キンセラの作品は実に読みやすくて、おまけに結構面白いときています。
ただし、どのストーリーもだいたい同じような展開ではありますが……

ちなみに、私は「洋書」のペーパーバックの感触がとても好きです。
ああいう、安っぽい紙というか。子供の頃学校で配られたわら半紙の感触がなんとも心地よい風合いを感じます。
日本の場合、紙でも印刷でもすごく質がいいので気付かないのですが、ああいう雑でぶっきらぼうな印刷物を手にすると、かえって人間味が感じられて可愛く思えます。

そんなことでときどき活用するUSA Todayのベストセラー検索ですが、最近、堂々のベスト10を維持し続けている日本人作家がいます。
ジャンルはPsychology。当初見つけた時には、在米の日系人が禅か何かを題材にして書いたスピリチュアル本だろうと推測しました。

私にとって「自己啓発?」は埒外のジャンルですから、特別な関心を持って見ることはありませんでした。ところが、毎回検索するたびに上位にいるので、いくら興味のない私でもその中身がなんなのか徐々にわかってきました。
タイトルは「The Life-Changing Magic of Tidying Up」
日本でもベストセラーになっている近藤麻理恵さんの本でした。

アメリカ人は家が広いせいか心が広いせいか、概ね片付けが苦手に見えます。
その気質が近藤さんの本をベストセラーに導いたということでしょうか。
なんであれ、日本流の行動様式がアメリカ人に受け入れられているというのは気分のいいものです。
(近藤さんの片付けノウハウがどんなものかわかっていませんが、多分日本的エッセンスがあるんだろうと勝手に思っています)
それに、日本人の作者がアメリカのマーケットで売れ行きの上位を占めているというのも嬉しい話です。

読書の秋。
面白い本に出会いたいものです。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事
 もっと見る >>
2015-08-01 10:39:12

10倍ジャムを買ってもらうには

テーマ:ビジネス雑感
同じような実験は数多く行われていると思います。
行動科学だとか、行動心理だとか、そうしたことに部類される実験です。

スーパーにやってきた買い物客にジャムを試食してもらいます。
第一の実験群には6種類を試食してもらい、第二の実験群には24種類を試食してもらう。
さて、どちらの群がジャムを買う確率が高いでしょう。
この実験では6種類を試食した群が24種類試食した群よりも10倍ジャムを買ったというのが結果です。
人は多くの選択肢があればいいわけではないということでしょう。

とまあ、結構知られた実験ですが、全く同じ実験で色違いのシャツというのがあったように思います。
ユニクロに置かれた「こりゃ一体何種類か!」という色のバリエーションを見ると、それだけの種類を作ることが売上の最大化に寄与しているのかどうか知りたくなるのは私だけではないと思います。

マンションを買う方に「購入までに何件の現物を見ましたか?」という問いをしますとおよそ5~6件という答えがメジャーです。
これだけ情報が溢れる時代ですから、選択肢は無数だろうに、実際に見た現物は10にも満たない。
一般的にライフタイムにおいてそう何回もないはずの家選びがわずか5~6件でいいのかと感じる人もいるかもしれません。
ところが、さきほどのジャムの話ではありませんが、実際に勝っている人は片手に余るかどうかという絞り込まれた選択肢から家を選んでいるというわけです。

すこし、ずれますが、人の満足追求についての実験というのがあります。これは、私の昔の仕事に絡みますが、転職に対してすごく要求度の高い群とほどほどの要求度の群に区分します。
そして、その後をずっと追跡するわけです。

その結果、転職に対して要求度が高い群(つまりポジションやら、勤務形態やらなんやらについて妥協しない人たち)のほうがほどほどの要求度の群(つまり、そこまでガタガタと条件について言いませんという人たち)よりも、20%も高いサラリーを得たそうです。
ところが、その後さらに追跡を続けると、転職に対して要求度が高かった群はほどほどの要求度だった群よりも「就業満足度」は著しく低いという結果が出たそうです。

行動科学から哲学にすっ飛ぶと、どうやら人はほどほどの欲求度で行動すべきだということになるかもしれません。
さきほどの家選びでも、手に余るほどの件数を検討対象にしても、結局、購入にはつながらないということでしょう。
家選びのゴールは購入ですから、この意味では、多くを望んでたくさん見ても目的を達成するわけではないということなのです。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。

Ameba芸能人・有名人ブログ 健全運営のための取り組み
芸能ブログニュース