印圧 | 印刷屋からWEB屋さんに!

印圧

印圧とは、
印刷するときの圧力です。(そのままです)

ですから、印刷は英語でプレス【press】、決してプリントではありません。
プレスは一般に新聞や新聞社の事を言いますが、新聞も印刷物ですので、
印圧をかけて刷ってます。

オフセット印刷はブランケット胴と圧胴の間でプレスされます。
その隙間は0.1mmの紙の場合は0です。
つまり、0.1mmの印圧が掛かっています。

※紙の厚み引く0.1mmがブランケット胴と圧胴の隙間です。

大体の紙は0.1mmの印圧で刷っていますが、エンボス紙の様な表面が凸凹の紙は、
印圧を増やさないと凹んだ所にインクが着きません。

でも印圧を掛けすぎると、ブランケットはゴムで出来ているので、
凹んでしまい、交換しないといけなくなります。
そこら辺が難しい所です。

カラーの場合は特に正しい印圧で印刷しないと、網点が潰れて大きくなり(ドットゲイン)、
綺麗に印刷する事が出来ません。

ちなみにベタの場合は印圧を多めに掛ける方が綺麗に刷れます。