2010-03-25 21:47:36
戦時債権を孫に残す。
テーマ:ブログ
祖父母の部屋を整理してたら
昔の記念硬貨がたくさん出てきて
札幌五輪のとか、東京五輪のとか
大阪万博のとか、沖縄のとか
さすがに戦前の
戦前に記念硬貨があったかどうかしらないけれど
そういうのじゃないから、価値のあるものだとは思わなかったけど
ネットで調べてみたら、額面に200円足しくらいで取引されてて
やっぱり、たいしたものじゃなかった。
そのあと、タンスのずっと奥の方から
今にも腐ちそうな布に包まれたものが出てきて
触ると少し湿っていて、なんか不安になったけど
うん。開けた途端に呪いがかかったりしないかと。
でも、中から出てきたのは悪霊なんかじゃなくて
権利書やら借用書やらいろんな証明書。
薄い油紙で、昭和9年とか書いてある。
でも、昔の文章はうまく読めない。
陸軍省から届いてる何かとか
なんかすごくわくわくしてきた。
昔のお金とか入ってないかなぁ…
郵便局の貯金通帳は出てきた。
これってまだ使えるんだろうか?
もし貯金しっぱなしだったら、利息がすごいことになってるかもしれない。
ちょっと調べてみる価値はありそうだ。
そのあと出てきたのは、債権。
債権!
それが何枚もある。
これはお金になるに違いない。
額面では金五円が2枚
十五円が1枚
七円五十銭が2枚
十円が1枚
総額で五十円
五十円!
よくわからないけど、昔の一円って結構な価値だったと聞くから
それこそすごいことになるかもしれない。
いや、どうせならない。なってたらとっくに何かしてる。
今まで残ってるわけないもの。
一番古いので昭和16年の2月
日本勧業銀行が発行した割賦金付報国債券
支那事変報国債券っていう印鑑みたいのが押してあるから
なるほど、支那事変で臨時にお金が必要になったんだな…
債権の下には宝くじみたいのが付いてて
五円券だと一等は五十円になるらしい。
ここにあるってことは、たぶんハズレたんだろう。
それが昭和17年のになると
支那事変から大東亜戦争になってて
勇ましく、戦車や軍艦や戦闘機の絵が描いてある。
名称も変わってて、戦時貯蓄債券と戦時報国債券になってる。
なるほど、支那事変はあくまで紛争
戦争とは違うから、戦時じゃないんだなぁ…
七円五十銭の券のクジの一等は
壱千円と書いてある。
すごい、16年のは5円が50円だから、たったの10倍
今度は七円五十銭が1000円になっちゃう。
でも、二等は50円で、三等はなんと5円。
年末ジャンボだって最低でも300円なのに
額面より貰える金額が少ないなんて…
昭和17年10月は
ミッドウェー海戦から4ヶ月後の南太平洋海戦があったときです。
なるほど、そりゃお金は必要だ。
額面以下でもしかたない。
最後の昭和18年6月のは
額面が15円
やっぱりだんだん額面が大きくなってる。
一等二千円、二等百円、三等五円のくじ付き。
また三等は額面割れてるけど、もうしかたない。
なにせ昭和18年の6月といえば
山本五十六海軍大将が亡くなって数カ月後のことです。
上野動物園の象が殺された話
かわいそうな象は、その数カ月後のことです。
その年の12月には学徒出陣ですから。
なにせ、その戦時債権の価値なんですけど
敗戦したことにより、文字通り紙くずらしいです。残念。
ならば、貴重なものとしてオークションなんかで出せるんじゃないかと
調べてみると、5枚で1000円くらいだそうです。
まぁ、お金になるだけましなのか…
もちろん売りません。とっておきます。
数十年後、僕の子供
いればですけど、その孫が見つけて
たぶん、僕と血がつながってますから
変に興奮したりしちゃって
一生懸命ネットで調べたりしちゃうんだろうと。
そのとき、ここが残ってて、見つけてくれたら楽しいなぁ。
よし、孫のために書いておこう。
そんなバカなこと考えてないで
ちゃんと働きなさい。
あと、これを見つけて次の日までに
仏壇に線香をあげないと呪います。
どうしようかな…
蓄膿症になる呪いをかけます。
おじいちゃんは本気です。
家族だからと甘く見るなよ。やると言ったらやるんだ僕は。
では、頑張って。お空で待ってます。
昔の記念硬貨がたくさん出てきて
札幌五輪のとか、東京五輪のとか
大阪万博のとか、沖縄のとか
さすがに戦前の
戦前に記念硬貨があったかどうかしらないけれど
そういうのじゃないから、価値のあるものだとは思わなかったけど
ネットで調べてみたら、額面に200円足しくらいで取引されてて
やっぱり、たいしたものじゃなかった。
そのあと、タンスのずっと奥の方から
今にも腐ちそうな布に包まれたものが出てきて
触ると少し湿っていて、なんか不安になったけど
うん。開けた途端に呪いがかかったりしないかと。
でも、中から出てきたのは悪霊なんかじゃなくて
権利書やら借用書やらいろんな証明書。
薄い油紙で、昭和9年とか書いてある。
でも、昔の文章はうまく読めない。
陸軍省から届いてる何かとか
なんかすごくわくわくしてきた。
昔のお金とか入ってないかなぁ…
郵便局の貯金通帳は出てきた。
これってまだ使えるんだろうか?
もし貯金しっぱなしだったら、利息がすごいことになってるかもしれない。
ちょっと調べてみる価値はありそうだ。
そのあと出てきたのは、債権。
債権!
それが何枚もある。
これはお金になるに違いない。
額面では金五円が2枚
十五円が1枚
七円五十銭が2枚
十円が1枚
総額で五十円
五十円!
よくわからないけど、昔の一円って結構な価値だったと聞くから
それこそすごいことになるかもしれない。
いや、どうせならない。なってたらとっくに何かしてる。
今まで残ってるわけないもの。
一番古いので昭和16年の2月
日本勧業銀行が発行した割賦金付報国債券
支那事変報国債券っていう印鑑みたいのが押してあるから
なるほど、支那事変で臨時にお金が必要になったんだな…
債権の下には宝くじみたいのが付いてて
五円券だと一等は五十円になるらしい。
ここにあるってことは、たぶんハズレたんだろう。
それが昭和17年のになると
支那事変から大東亜戦争になってて
勇ましく、戦車や軍艦や戦闘機の絵が描いてある。
名称も変わってて、戦時貯蓄債券と戦時報国債券になってる。
なるほど、支那事変はあくまで紛争
戦争とは違うから、戦時じゃないんだなぁ…
七円五十銭の券のクジの一等は
壱千円と書いてある。
すごい、16年のは5円が50円だから、たったの10倍
今度は七円五十銭が1000円になっちゃう。
でも、二等は50円で、三等はなんと5円。
年末ジャンボだって最低でも300円なのに
額面より貰える金額が少ないなんて…
昭和17年10月は
ミッドウェー海戦から4ヶ月後の南太平洋海戦があったときです。
なるほど、そりゃお金は必要だ。
額面以下でもしかたない。
最後の昭和18年6月のは
額面が15円
やっぱりだんだん額面が大きくなってる。
一等二千円、二等百円、三等五円のくじ付き。
また三等は額面割れてるけど、もうしかたない。
なにせ昭和18年の6月といえば
山本五十六海軍大将が亡くなって数カ月後のことです。
上野動物園の象が殺された話
かわいそうな象は、その数カ月後のことです。
その年の12月には学徒出陣ですから。
なにせ、その戦時債権の価値なんですけど
敗戦したことにより、文字通り紙くずらしいです。残念。
ならば、貴重なものとしてオークションなんかで出せるんじゃないかと
調べてみると、5枚で1000円くらいだそうです。
まぁ、お金になるだけましなのか…
もちろん売りません。とっておきます。
数十年後、僕の子供
いればですけど、その孫が見つけて
たぶん、僕と血がつながってますから
変に興奮したりしちゃって
一生懸命ネットで調べたりしちゃうんだろうと。
そのとき、ここが残ってて、見つけてくれたら楽しいなぁ。
よし、孫のために書いておこう。
そんなバカなこと考えてないで
ちゃんと働きなさい。
あと、これを見つけて次の日までに
仏壇に線香をあげないと呪います。
どうしようかな…
蓄膿症になる呪いをかけます。
おじいちゃんは本気です。
家族だからと甘く見るなよ。やると言ったらやるんだ僕は。
では、頑張って。お空で待ってます。





