木村悦子のブログ2013-

ペット好きへ千葉松戸より発信。2025年までに日本から犬猫殺処分をゼロにしよう!o(^▽^)o


テーマ:

でっぷりした太り方&美しい毛並みから飼猫(もしくはほぼ飼猫状態の猫)と思われる。不妊去勢すれば増えません。発情期の鳴き声も収まります。餌と愛情に恵まれた猫にありがちな落ち着いたたたずまい。

 

こんにちは。木村悦子です。(^-^)

 

今回は超ローカル記事(千葉県松戸市在住者向け)ですみません。「飼主のいない猫をめぐるトラブルとその解決法」使える制度の紹介や現状など。ご存知の方には今更な情報ばかりですがお許しください。

 

本記事の対象者:松戸市内で野良猫に困っている人(猫が好きな人、嫌いな人両方)

 

地域猫活動とは?

 

飼主のいない野良猫に不妊去勢手術をほどこし、地域住民で餌やりやトイレの始末をして、「野良」ではなく「地域住民により飼われる猫」として一代限りの生をまっとうさせる活動。

 

言葉くらいは聞いたことがある人もけっこう多いのではと思います。

 

 

不妊去勢済の印の耳カット。(V字カットがほとんど)間違えて別の人が再手術したりしないためにも大切。カット自体は手術麻酔時に行うため痛みはほとんど無いと言われている。

 

o0350055010512738799.jpg (350×550)

 

地域猫活動のメリット

 

  • 殺処分とは異なり、野良猫とはいえその生命を奪わずに済む穏当な方法
  • 餌やりやトイレ始末等を複数の地域住民により負担する事で地域が清潔に
  • 不妊去勢すれば猫の生命は一代限りで終るため、確実に猫が減る

(基本的に家で飼われていない猫の寿命は長くない、野良は1-2年、外猫は10年程度)

 

猫好きで餌をやっている人、猫が嫌いで増えてほしくない人の双方にメリットがあるため、現状もっともベターな野良猫対策として環境省そして千葉県でも推奨している活動です。

 

 

飼い主のいない猫/千葉県

 

最近は松戸市でも不妊去勢手術の補助金を作り、増額するなど、ようやく市レベルでの浸透が始まっています。

 

 

人と飼い主のいない猫との共生|松戸市

 

とはいえ、わが千葉県では「地域猫」という言葉の周知率も2014年で2割程度、活動者となると更に低い現実があり、これを広めたいのが県そして松戸市の意向でもあります。

 

 

てのひらの上の命:減らそう殺処分/上 獣医職員の苦悩 「こんな仕事なくなれば」 生かす側から殺す側に /和歌山 - 毎日新聞

 

犬猫殺処分という悲しい現実は皆さんご存知かと思いますが、平成26年度の全国数値は

 

殺処分数(頭)

犬 53,173(約5万3,000)

猫 97,922(約9万8,000)

 

で、大ざっぱに猫が犬の2倍。

 

また、殺された猫の内訳は6割以上が「飼主のいない仔猫」

つまり、野良の子猫となっています。

 

 

 

環境省_統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理]

 

そのため殺処分を減らしたければ、猫の場合、野良猫を減らす事は重要施策になります。

 

じゃあどうやって減らすの?⇒「地域ねこ活動」

 

もっとも現実を踏まえ、2016年時点では(松戸市内では)まず活動の前にその「周知」が中心になります。

 

地元のほとんどの人が知らない活動っていうのもね…(→o←)

理解を得られにくいし、得られなければ広がらないですしね。

 

ということで、地域猫団体の方々と周知セミナーをまず3月に行いました。

 

IMG_0421_R.JPG

 

人と飼い主のいない猫との共生|松戸市

 

その後、野良猫問題で困っている人が本当に多い事が解ってきたため、松戸市内住民向けですが、よくある質問とその答え、使える制度と現状の整理を解る限りしておきます。

 

*****

 

野良猫トラブルFAQ

 

Q1家の近くに野良猫がおり、このまま放置すると増えるため不妊去勢手術をしたい。公的な費用の補助はありますか?

 

A1-①【個人として申請する場合】

 

松戸市で実施の補助金があります。

 

 

以下リンク先「ご案内」に手術可能な病院と、申請方法が記載されています。

いったん全額支払い、手術後に補助金を松戸市へ申請する形です。

※申請書をダウンロードしてお使い下さい。

 

松戸市飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費補助金|松戸市

 

A1-②【3人以上の団体として申請する場合】

 

千葉県で実施の「飼い主のいない猫不妊去勢手術事業」(例年6月頃に募集開始)で「地域猫団体」として登録すれば、無料で不妊去勢手術ができます。

 

 

▼昨年の案内(毎年6月頃募集開始です)

chirasi.pdf

 

ただし以下の制約があります。

 

  • 手術日 事前の申請日のみ
  • 場所 (松戸市の場合)千葉県動物愛護センター高柳支所
  • その他 手術対象猫の写真を提出しておく必要有り

 

Q2松戸市の制度で補助される金額はいくらですか?

 

A2今のところ以下の通りです。

 

補助される金額(平成28年度)

 

オス:5000円

メス:7000円

お腹に赤ちゃんがいるメス:9000円

 

まとめ:松戸市の補助金は全額ではないが有る。千葉県の制度はお金はかからないが、手間がかかる。

 

Q3捕獲の方法がわかりません。

 

A3捕獲器で結構簡単に捕まります。

 

地域猫活動家によれば、踏み板式が一番いいそうです。ただし賢い猫は餌だけ食べて逃げてしまうので、根気よく。

 

 

お腹を空かせて捕獲器におびき寄せるとうまく行きやすいようです。餌は鳥の唐揚などがおすすめとのこと。(奥にまたたびを蒔くのもよい。またたびは100均でも置いています)

 

 

Q4捕獲器はどこかで借りられますか?(松戸市の場合)

 

A4(松戸市の場合)高柳の動物愛護センターで貸してくれます。

 

問合せして下さい。

 

動物愛護センター東葛飾支所案内図/千葉県

 

探しましょう/千葉県

 

(参考)行方不明動物の保管所管轄を色分け地図。

 

 

Q5 野良猫の赤ちゃんが産まれてしまいました。どうしたらいいでしょうか。

 

A5 最悪の展開です。_| ̄|○

 

 

そうならないため地域猫活動を広げているところですが、まず以下のことをよく認識して下さい。

 

  • 保健所は猫の捕獲を行っていない
  • ボランティア団体を安易に当てにしない

 

ボランティア団体はどこも手いっぱいです。

 

誤解している人が多いですが、受入や里親探しを行う余裕などどこにも無いのが現実です。

レスキュー(緊急保護)をしている団体は一年中資金援助を募っています。当然、やむを得ず行っているのが現状であり、寄付の運営である以上そのキャパシティ(許容量)には限りがあります。(無制限に受け入れ可能なら千葉県の殺処分はゼロでしょう)

問い合わせはその前提で行ってください。

 

■里親探しを行う場合

 

いずれの施設・団体も子猫やよく馴れた成猫から貰い手がつきやすいです。

上記の前提で相談して下さい。

また、以下の方法も必ず試みてください。

 

・ネット、近くの動物病院、貼紙や新聞広告等で自力で探す

 

アピール方法としては、

 

お金はかけられる⇒新聞!!(地域版で良い)

お金をかけられないが時間をかけられる⇒ブログ・里親探しサイト

お店等の理解を得られる⇒貼紙(ポスター)

 

いずれの媒体に載せるにしろ、写真があった方がいいです。

 

・保健所

 

基本的に譲渡方向で考えてくれますが、里親が見つからなければ殺処分せざるをえません。

(保健所も好きで殺している訳ではない。里親など見つからないから殺処分になっている)

 

高柳のセンターでも月に一度飼主探しの会を行っていますが、貰い手がつくのはまず仔猫だそうです。(が、あきらめないように!)

 

・ボランティア団体

 

地元の譲渡会なども調べましょう。地名+譲渡会、里親などで検索して下さい。すぐに見つからなくても、短期間の預かりさん等、協力者は見つけられるかもしれません。

 

※当方はレスキューを行っておりません。あしからずお願いします。

 

■母猫の不妊手術を行いたい場合

 

Q1~3の回答を参考になさって下さい。

 

 

street_cat__by_inbrainstorm-d32d91j.jpg (800×521)

 

※お金が無くどうしても手術費用が出せないが、以下は可能という方はご相談ください。

 

1)捕獲は自分で行う気がある

2)捕獲器を貸し出してもらえるなら高柳の愛護センター等へ取りに行ける

3)手術対象猫の写真を撮っておける(スマホ、デジカメ、携帯など何でも構わない)

4)松戸市内で平日日中に予定を調整し猫を受渡しできる

 

Q6 近所に野良猫がいて迷惑だ。捕獲をしてもらいたい。

 

A6 保健所は、猫の捕獲を行っておりません。

 

 

poster04.pdf

 

「動物の愛護及び管理に関する法律」により、殺傷のための捕獲や毒餌などで殺傷した場合は罰せられます。

 

ボランティア団体も同じです。どうしても捕獲をしてもらいたいなら、その前提で問合せしてみてください。

 

▼参考(犬の場合…狂犬病予防の観点から捕獲を行う事ができるが、猫にはこのような根拠法がありません)

狂犬病予防法

 

Q7 餌やりをコソコソ行っています。

 

あからさまにいやがらせされる事もあり、人間不信になりそうです。野良猫にも生きる権利がある!

 

A7 世の中には猫の嫌いな人も、無関心な人もいます。

 

 

工夫と誠実な説明が述べられた看板。ここまで丁寧にその理由を書いているのは中々無い。

tamagawa1.gif (400×278)

 

猫好きの一人としてお気持ちは大変よくわかりますが、猫の嫌いな人や無関心な人にも理解される活動でなければ、本当に猫のためにはなりません。逆恨みした猫嫌いに虐待されたり殺された野良猫は大勢います。

 

それらの猫はあなたのような「自称・猫好き」が無責任な餌やりを繰り返さなければ殺されなかったでしょう。

 

 

「無責任な」がポイント 餌やり全否定ではないのだ

 

えさやりのイラスト素材 - PIXTA

 

本当に猫が好きなのであれば、まずは一度その地域に住む当事者である住民の身になって、その人達が糞や鳴き声を許容していけるよう、丁寧に理解を求めて、コミュニケーションを図っていくしかありません。

 

その為に一番重要な事は、猫が嫌いな人との対話をもつ姿勢なんです。

相手を攻撃、避難しているうちは何も進展しません。

また、そのためにも何としてもその地域やご近所に仲間を作る事です。

 

1人ではどうすることもできないのであれば、松戸市でも相談は受けつけています。

 

松戸市環境保全課
千葉県松戸市根本387番地の5
電話番号:047-366-7336 FAX:047-366-1325

 

 

近隣住民に話を通してもらって、不妊去勢が済んだら、俺らも安心してもぐもぐニャ~

 

Q8 県や市が推奨しているといっても…

 

猫嫌いの人に対しての説明は心細いし、勇気もいります。

 

A8 できるだけ仲間を作って下さい。

 

介護や育児と同じく基本的に一人で解決できる問題ではないので、仲間や理解者のネットワークがどうしても必要です。ご近所、時々顔を合わせる餌やりさん仲間、自治会の人。誰かいませんか。


 

また、地域猫活動者には松戸市から「地域猫活動バッジ」が貸与されます。説明も多少はしやすくなるでしょう。

 

IMG_0420_R.JPG

 

※貸与には条件があるのでお問合せ下さい。

 

(追記)バッジの申請がしやすくなるそうです。(窓口まで行かなくても良くなる方向)確認でき次第追記します。(2017/3/6)

 

松戸市環境保全課
千葉県松戸市根本387番地の5
電話番号:047-366-7336 FAX:047-366-1325

 

▼関連ページ

人と飼い主のいない猫との共生|松戸市

 

Q9 仕事が忙しく、直接餌やり等の活動はできません。

 

勤め人です。家の近くの野良猫に対して、何から行えばいいか解りません。

 

A9 地域猫活動に一番必要なのは仲間です。

 

 

あなたの一番やりやすい方法で、その猫を何とかしたい人の小さいネットワークを作る事が一番の解決方法だと思います。

 

ご近所にシニア世代の奥様や旦那様がいたら、その人達が何か協力してくれるかもしれません。時々会う餌やりさんや、別の地域に住む知人のつてなど、何かしらないでしょうか。

 

あきらめず、一人で抱え込まないことで解決に近づきます。

 

地域猫に不可欠の活動は以下ですが、すべてをたった一人で負担する事は大変です。逆に言えば、手分けして行えれば解決に近づきます。

 

【地域猫活動に必要な資源】…全部一人で背負わなくてもかまわない!!

 

・手術費用(お金)

・ご近所へ活動の周知(広報)

・捕獲器を借りる、車を出すなどの実務(最初の手間)

・餌やり・WCの始末など、日々の世話(猫が死ぬまで続く手間)

 

【どれも無理なら】

 

・里親探し、もしくはTNR(手術&リリースのみ)

 

捕獲者、手術の車を出す人、いっときの預かりさん等、手分けすれば一部ならできませんか。本当にそんなふうにして何とか解決したケース、経験しています。

 

猫の事なら、助け合える人は本当にいるものです。

(ただし、そのメンバーを探すのはリーダーであるあなたですが…)

 

要は時間が無いならお金や周知活動など、何かしら自分の出せるもので協力できればいいのです。

 

つての作り方ですが、情報は出すほど入ってくるものなので、とにかく色んな所で自分から働きかけることです。(SNSでつぶやく、家族に話す、ご近所さんに相談する、市に問合せ、どれも小さいことですが、まずやって見る事で何かにぶつかる可能性は大いにあります)

 

できない事をする必要は無く、あなたができることで、一番やりやすいことでいいんです。

世の中に、役に立たない人は本当にいません。

あなたに無理なくできる事が何かしら必ずあります。

 

(手術代程度のお金ならある、車がある、体力がある、時間がある、平日は休み、土日が休み、自分はできなくても誰かと誰かをつなぐことができる(知り合いがいる)、世話は苦にならない、家族の同意があり一時預かりはできる、家の前に貼紙はできる、SNSならできる…どれも有用です)

 

******

 

 

最後に…

 

基本的に猫の事は誰もやってくれません。

 

嫌いな人も好きな人も、それだけは解っておいてほしいです。

 

セミナーを開いた後、猫好きも猫嫌いも、誰かが何とかしてくれると思っている人が多くてびっくりしました。(◎_◎;)苦情の矛先を探しているというか…

 

基本的に、まじで誰も何とかしてくれない問題の最たるものが猫のことです。

 

行政は、自助努力をする人のサポートをする程度です。ボランティア団体も同じ。

最後に頼りになるのは、同じ猫好きのご近所さんや仲間だけです。

 

 

色んな相談がありました。

 

猫を増やし過ぎご近所とうまく行っていない、関係を修復するつもりもないと相談してきた人。

自分で捕獲もする気がなく、ひきこもっています野良が子どもを産みました、助けて下さいとメッセージをくれた人。

70才近くになっても自宅周辺に猫を増やし続けている人。何かあったら残された猫達はどうなる?普通に考えて、まず確実なのは殺処分。(この人も近所の人に通報されていた)

 

そういうふうに1人で抱え込み、目の前に難問が立ち塞がってしまった人は結構います。

申し訳ないですが、今の私の手に負える問題は一つもありませんでした…_| ̄|○

 

 

それで、こういう人達は行き過ぎだけど、その手前位の人も全然珍しくない。山のようにいるんだ…というのが、地域猫の活動に関わり始めて気づいてきたことでした。

 

正直、すごいショックで。(iДi)

何から手を付ければいいんだろうって…_| ̄|○

 

私は動物を救いたい人全員に何度でも言いたい。

 

人間とのコミュニケーションも上手にならないと、動物は救えないです。

 

動物も、人間の社会で暮らしているワケで、その居場所を作ってやるのはあなたや私の仕事です。誰かがやってくれるわけではないんですよ。

 

餌やりさんは餌をやった時点で事実上、あなたの飼猫です。

不妊去勢手術も忘れずお願いします。

 

ただ餌をやりたいだけなら、あなたは猫好きではなく虐待者であり、もうちょっと正確に表現すれば「地域の迷惑者

 

猫にとっては「猫を殺せ!」一辺倒の人と同じくらい「危険な存在」です。

 

 

野良猫問題では、猫嫌いも猫好きも、自分は被害者だと思っているのが特徴です。

 

が、本当の被害者は、私達人間に無責任に増やされた挙句、害獣として忌み嫌われる猫でしょう。(゚ーÅ)

 

 

殺処分の6割はヤツら(子猫)です。産ませちゃなんね~ (`;ω;´)

 

本当に猫が好きなら、誰かに存在を押し付けて終わりなんてできないはずです。

 

私もこりずにまた新しい地域猫周知企画を温めております。

 

猫嫌いも猫好きも、不幸な猫が減る「地域猫活動」を広めて参りましょう…。

 

AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

木村 悦子さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

最近の画像つき記事  もっと見る >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。